ゾンビランド2 ダブルタップ感想
前作から10年後のゾンビランド。
あの4人にまた会える!って興奮した人も、たくさんいるんじゃないでしょうか。(私もそのうちの1人です)
しかも、キャストも2009年から成長した4人が、そのまま続投ですから、さらに楽しめるんですよね。
あの小さかったリトルロックも、ずいぶんと成長しているので、リアルタイムで見ているような感じにもなります。
ゾンビランドが、リアルタイムに感じてしまうのは、ビル・マーレイが、本人役で出演しているっていうのも、個人的にはあったりしますけど。
そんな役者の成長まで伺えてしまう、ゾンビランドは、作品の物語とは、別な意味でも楽しめてしまうんですよね。
コメディー要素がありながらも、ゾンビも意外と本格的で、何より4人の家族愛みたいなものが、なかなかいいんです。
新感染シリーズも、そうして欲しかった感じですね。
-
【ネタバレもあり】納得いかない!そんな部分は男ならでは!?新感染ファイナル・エクスプレス
新感染 ファイナル・エクスプレス(字幕版) 感染爆発!時速300kmのノンストップ・サバイバル!と書かれていますが…↑。 写真では、どうみてもストップしている件…。(線路走っとるやん!み ...
続きを見る
殺伐としていない温もりのあるゾンビ映画
コロンバスやタラハシー、ウィチタとリトルロック姉妹の4人は、道中で出会った、ただの同行者だったのですが、いつしか仲間になり、家族みたいになっていきます。
そんな他愛もないストーリーなんですけど、魅せられてしまうんですよね。
掛け合う言葉は、皮肉めいた、相手を小バカにしたような感じなんですけど、親しいからこそできるみたいな、仲の良さが滲み出ている感じもよくて、ホラーっぽくなく、温かな目線で見守ってしまいます。
ゾンビの世界なので、殺伐としていてもいいのですが、ただの仲間から、家族のようになっていく、そんな4人に魅せられ、ゾンビ世界も悪くない…なんて思えてしまう作品です。
コメディーの中に、温もりがある感じは、アメリカっぽいですよね。
そして今回、ゾンビも進化しています。
進化ゾンビの特徴と種類
ゾンビランド ダブルタップでは、新たに進化した?4種のゾンビが確認されています。
コロンバスたちは、ニックネームをつけて呼んでいました。
ホーマー
進化というより、劣化している!?
相手にする必要のない、頭がお花畑のような、まぬけゾンビ。
若干、行動に可愛さがでているのが、憎めない。
シンプソンズから、名前をとってホーマーになっています。
ホーキング
思考がゾンビになる前の、人間と変わらない感じがします。
ものを考える能力があるので、ゾンビとしてみると、知能が高いってことになりますが、普通の人なら当然って感じの知能です。
ホーキング博士から、名前をとってホーキングになっています。
ニンジャ
そのままですね。
音もたてずに、静かに忍び寄り、素早く人間を狩っていきます。
襲われて耳にするのは、己の悲鳴のみなんだそうです。
きっと、アスリートタイプのゾンビではないかなと思います。
T-800
コロンバスの二度撃ちルールでも倒せない相手。
弾を避けるのですが、その避け方が、マトリックスなんですよね。
ですが、ターミネーターで出てきた殺戮マシーンのように、相手が死ぬまで追い続けるってことで、T800になっています。
突然変異したゾンビで、より強く凶暴でタフ。
撃っても撃っても、執拗に向かってくる姿は、まさに不死身のマシーンって感じです。
あらすじ
簡単にいってしまうと、今回はリトルロックの捜索がメインになっている感じです。
相変わらず、生き残るためのルールを実践しているコロンバス達は、10年もの間、生き残り、ホワイトハウスを根城にして暮らしています。
4人の関係性は、仲間から家族みたいな感じになっていて、楽しく過ごしているはずでした。
ですが、そんな時間も長くは続かないのです。
ウィチタとリトルロック姉妹は、変な内容の置き手紙を残して、出て行ってしまいます。
そんな中、残されたコロンバスやタラハシーは、物資の調達中に、新たな仲間に出合うのです。
ウィチタと付き合っていたコロンバスは、その新たな女と関係をもってしまうのですが、そのタイミングで、ウィチタが帰ってくるなんてことも。
そんな騒動がありつつ、ウィチタの前からも姿を消した、リトルロックを探す旅に、出ていくのです。
ゾンビランドは、とにかく終わりがいい
ゾンビ映画なのに、最後もやっぱり、いい感じで終わります。
これが、ゾンビランド!って感じのテイストで、もやっとしないんですよね。
それに、なぜか分からないけど、しびれます。
ですから、気持ちよくエンドロールをむかえることができるんです。
それにしても、ゾンビランドは、なぜにビル・マーレイを推してるんですかね。
ビル・マーレイが本人役として、今回も登場していますし。
ですがビル・マーレイが、前作で言った一言の謎が解けるので、スッキリしますよ。
-
コメディーゾンビ映画、なぜか暖かい気持ちになれるゾンビランド、レビュー感想
ゾンビランド (吹替版) ゾンビランド感想 2009年の作品(12年前)でありながら、古臭いとか、そういう印象を全くうけない、今みても面白いゾンビ映画です。 ホラーなんです ...
続きを見る
ゾンビ映画に新たな革命!?
ビル・マーレイは、ゾンビのメイクをしていたために、ゾンビと間違われて撃たれてしまいました。
そんなゾンビと間違って殺ってしまうことを、「マーレイする」といいます。
マーレいする=ゾンビと間違って殺ってしまうこと
ゾンビランドから、こんな素晴らしい標語が生まれるとは。
これから、ゾンビ映画で、間違って殺られるシーンがあったら、「マーレイした!」なんていうことになるでしょう。
楽しみですね。
ネタバレ:前作のビル・マーレイ後悔の謎
ビル・マーレイが、「マーレイされた」後に言った一言。
「ガーフィールドが人生最大の後悔」と言って、お亡くなりになられます。
ですから、これが気になっていた人も多いかと思います。
その謎が、今回のエンドロール的な感じの場面で分かるのです。
ゾンビランド・ダブルタップの最後で、ビル・マーレイが、ガーフィールド3のインタビューを受けているシーンが出てきます。
そのインタビュー中に、突然ゾンビが溢れかえることになるのです。
ですから、ガーフィールド3は、上映されなかったってことになるんですよね。
そのことで、ガーフィールドが人生最大の後悔になった、ということだったのです。
リアルでも、ガーフィールドは2までの公開となっていますので、もしかすると3の話があったけど、なくなったのかもしれませんね。
10年越しに謎が解けました。
ゾンビ世界で生き残るための秘訣
ビル・マーレイはその後、ゾンビを倒しながら、インタビュー会場をあとにするのですが、その辺のものを使って、ゾンビを殴り倒す際のセリフが、分かる人には分かる的な感じで楽しませてくれています。
「月曜日が嫌いだー」(ガーフィールド)とか「幽霊なんか怖くない」(ゴーストバスターズ)とかですね。笑
しかし、ゾンビ世界で生き残るための秘訣は、瞬発力ですね。
すぐに察して、すぐに殺る。
これです。
インタビュー中にゾンビに襲われ出してすぐに、パイプ椅子で殴る辺り、反応が物凄くはやいです。
戸惑いや容赦が全くありません。笑
あたかも、ゾンビがいるのは、当たり前のような反応速度です。
すぐにゾンビだと察したんでしょうね。
普通は、え!?なに!?みたいになっている間に、食われるのがオチなんですけどね。笑
見どころが多く、何度か見返してしまう感じの映画なので、おすすめです。
ゾンビランド2ダブルタップを今すぐ見られるのは、下記の動画配信サイトです↓
気になったら、チェックしてみて下さい。
-
12社比較・映画・アニメ【見放題】のVOD(動画配信サービス)おすすめ
5年以上、「毎月複数の」動画見放題サービス(VOD)を、継続して契約中です。(常に契約しているのは現在4つ) 毎日、隙あらば(トイレでも)視聴してしまうくらいの、動画見放題サービス中毒なので、どこの見 ...
続きを見る