感染爆発!時速300kmのノンストップ・サバイバル!と書かれていますが…↑。
写真では、どうみてもストップしている件…。(線路走っとるやん!みたいな)
それはいいとして、予告編を見る限り、乗り物がどう見ても新幹線に見えて、「新感染」と「新幹線」をかけているんじゃ…なんて思ってしまいました。
もしかしてそういう系?みたいな。
でも全然違いますね。
前段階は、ゆったりと物語が進んでいくので、のんびりした感じだと思いきや、一人から感染が始まると途端に、展開の勢いが増していきます。
多分ですが、ゾンビが元気ありすぎて、展開が、とにかくめちゃくちゃ早く感じるんだと思います。
なんだかその辺も、新幹線っぽくてあれなんですけど…。
新感染ファイナル・エクスプレス
韓国ゾンビは、これがいい
ゾンビ映画では珍しく、ウルっとくる要素があるんですよね。
こういうのいいよなぁって思える、そんな要素を盛り込んでくれてるのは、韓国映画って感じがします。
恐怖だけではない感情を、揺さぶってくる感じが、いろんな感情を引きだされて、楽しい!ってなるんですよね。
実にうまいです。
そんな期待を裏切らない、人間味があるから韓国映画ってハマるんだと思います。
変に捻くれていないというか、カッコつけず基本に忠実みたいな。(カッコつけないのは、物語の内容です)
だからこそ、人気があるんだろうなって感じがします。
あらすじ感想
韓国のバイオ団地ってところでおきた、何かの流出事故によって、ゾンビが溢れることになります。
その事故によって、暴動が起きているとメディアでは伝えているのですが、その伝え方のせいで、感染が広がっていったような感じもします。
確かに暴動と言えなくもないですが、ただの暴動ではなく、ゾンビが暴れまわってるだけなんですよね。
そんな中、何も知らず母親に会いに行くため、父と子が列車に乗るのですが、その列車KTX101号プサン行きに、感染者が1人乗り込んでしまうのです。
そのせいで、逃げ場のない列車内で、次々と感染が拡大し、列車の中はパニックになります。
走り続ける列車の中で、逃げ場のない親子と、生き延びるために一緒に協力し合う人達との、共闘が始まるのです。
ただ生き延びるだけでなく、無事にプサンまでたどりつき、母と子の再会はなのるのか!?
なんて目的があっていいですよね。
人間味あふれるゾンビ映画
家族や仲間、姉妹や恋人たち、そんな人間味が描かれていて、恐怖以外にも、どこか気持ちが、温かくなるような気持ちにさせてくれます。
ですが、そんな温かな感情によって、納得いかない悲しさもでてくるんですよね。
切ないみたいな。
今まで自分のことばかり考えていて、我先にと逃げるだけだったのが、自分の身を犠牲にしてまで、助けようとしだす人間愛とか、ゾンビ映画ではなかなか見られないものがあります。
なんだよこいつ!みたいにみせといて、最後にはすげーいい奴みたいな風に持っていくのがうまいですね。
なぜそこで、いい人になる…みたいな、どうでもいい人だと思っていたのに、結局生きてて欲しかったって感情が変化して、切ない気持ちになる…みたいな。
ですから、ゾンビの勢いも、数も、圧もすごいのですが、そこまで殺伐としていないんですよね。
怖い反面、人の相手を思う心が、時折気持ちを和ませてくれます。
新感染ファイナル・エクスプレスのゾンビ
感染力が強いのか(時間の関係か、笑)、だいたい噛まれるとすぐにゾンビ化するので、スピード感があります。
それに、なかなかのアクロバットな動きをするゾンビもいますし、顔色と違う元気な行動のギャップが、面白かったりしますね。
恐怖を、じっくり煽るような、ノソノソした感じはなく、「わー」みたいな、全力疾走で向かってくる集団のゾンビには恐怖を感じますよ。
それに人を食べるために襲うというよりは、ひと噛みして次の人を襲ったりしているので、感染させるのが目的!?みたいな動きをしています。
ですから、五体満足ゾンビが噛みつきに走ってくる感じですね。
ゾンビの弱点ネタバレ
ゾンビといえば頭を狙うのが常ですが、頭を狙うんだ!的な、そういった言葉は出てきません。
ですから、倒したのかどうなのかが、ボヤっとしていたりします。
それと、頭以外の弱点といいますか、ゾンビ攻略になる特徴もあったりします。
それは見たものを襲うって特徴です。
ですから、暗くて見えないところでは、襲ってきません。
視覚と聴覚で判断して襲ってきます。
見えなくても、音のする方に向かってくる感じですね。
ですから、匂いで襲ってくるなんてことはないのです。
見えなくなったとたん、大人しくなるので、飼い主が出かけていなくなった時の犬みたいな、かわいらしさもあったりします。
期待を裏切る悪役
主人公以外のいい人間も、悪い人間も、だいたい早死にするのがゾンビあるあるですが、新感染に出てくる、ムカつく悪役のやられっぷりが、イマイチ納得できない感じはありました。
そんな人間は、だいたい視聴者をスカッとさせる、やられっぷりをみせてくれたりするのですが、その伏線は回収せずに、意外と期待を裏切る結末になっています。
それには、ちょっと残念で、最後までイライラさせる感じになっています。
それでも、その後の展開に、ホッコリさせられるので、すぐにそんなイライラなくなるんですけどね。
美女にガッカリ
男目線ですけど、おっ美人発見みたいな。
この人は、見ていたいから、生き残って欲しいなぁって思う美女がいるんですけど、一番先に脱落するのは、ちょっとガッカリでしたね。
一体、何を見てるんだって感じですけどね。笑
ですがゾンビ映画って、それも楽しみの一つじゃないですか!と声を大にして言ってみる。
分かる人には分かるよね、みたいな。
例え自分がブ男だったとしても、そんな世界で助けることができたなら、ワンちゃんありそうな展開を想像するじゃないですか!(心の声がだだ洩れ)
女性の場合なら、助けられて恋におちるみたいな感じなんでしょうかね。(分かりませんけど)
そういう想像も、ゾンビ映画の楽しみだったり?するので、それが奪われたのは、納得いかねー!って感じでした。(どんだけ…)
映画自体は、かなり面白いですけどね。
勘違いしていた点
ファンドマネージャーとして忙しく働くソグ(コン・ユ)には、スアン(キム・スアン)という子供がいるんです。
妻とも別居しているので、忙しいがゆえ、子供にかまってあげられていません。
ですから、子供は母親に会いに行きたいっていうことから、列車パニックに巻き込まれるのですが、そんなスワンのことを、男の子だと思っていたんです。
ベッドのシーツの感じもそうですし、Wiiのゲーム機をプレゼントしている辺り、男の子なんだろうと勝手に思い込んでしまいました。
スワン、すまん。(←こういうのいらないよね)
別な意味でハラハラする
ソンギョン(チョン・ユミ)は、ユン・サンファの妻で妊婦なので、走っているシーンとかハラハラするんですよね。
そんなに走って大丈夫!?みたいな。
それにユン・サンファ(マ・ドンソク)ですが、始めこそいけ好かないんですけど、意外とかっこいいって思ってきます。
そんな、始めはこうだけど、あとから変わるって人が多くて、考えさせられる映画になっていますね。
人は、見た目や思い込みで、その人を判断してしまいますけど、付き合ってみないと分からないことがたくさんあるんですよね。
そいう人間味を、思い出させてくれるのが、韓国映画には多いですね。
新感染ファイナル・エクスプレスは、ゾンビ映画としても面白いですし、人間味がよくでていて、感情をゆさぶられるので、怖いというより、面白い!って思わせてくれます。
おすすめです。
新感染ファイナル・エクスプレスを見られるのは、下記の動画配信サイトです↓
気になったら、チェックしてみて下さい。
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