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映画版ライアーライアーで、一番印象に残ってしまったセリフが、烏丸くんの言った「気持ち悪い」なんですよね。
なぜなら、いつの間にか、嬉し涙ってやつ?が目に溜まっていて、感動して泣いていたんです!
しかも、不覚にも鼻からも涙を流してしまっていたんですよね。
そんな私の姿が気持ち悪かったからですかね…。
あ…これって、私も気持ち悪い!?みたいな。
そんな風には思いたくはないけど、烏丸くんの言葉が頭に響いてきましたね…。
そんなことは、どうでもいいとして、このライアー×ライアーという物語ですが、この物語のキーポイントは、「鈍感」です。
鈍感から生まれた奇跡
この物語は、どう考えても湊の弟くんが、アホウ…ではなくて、物凄く鈍感だったために起きた奇跡なんです。
弟くんの親友も、烏丸くんも一瞬見ただけで、湊だと気づいているんですよ。
湊が別人のフリをしたところで、別人だと思うのは、本来無理な話なんです。
なぜなら、確かに世界には、自分に似ている人が3人はいると言われています。
言われてはいますが、それは「似ている」って程度のことなんですよね。
全く同じではないんです。
同じ顔で、同じ背格好、同じ声、同じ話し方で同じ性格の人はいません。
それは、似ているのドを越して、もはや本人!といいますか本人です。
双子ならまだしも、双子がいないことを、弟くんは知っていますからね。
ですから、これは弟くんが意外と純粋で、鈍感だったからこそ起きた奇跡なんです。
ですがその前にも、奇跡って起きてるんですよね。
鈍感に導く奇跡
たまたま、友達に頼まれて、女子高生の格好で、ギャルとしてメイクしていた湊。
たまたま、湊が撮影していた場所に、弟くんがきていた。
たまたま、人が多く行き交う場所で、湊と弟くんがぶつかった。
そんな偶然が、たまたま重なった上に、あり得ない勘違いをした弟くんがいてこその物語です。
この2人は、そもそもが奇跡から始まっているんですよね。
しかし、この二人の物語、心にくるものがあって、面白くて泣けるのですが、二人をハッピーに導いた「烏丸くん」に目が離せませんでしたね。
烏丸くんに学ぶデートの誘い方&カッコよすぎな件
烏丸くんは、湊に一度フラレていますけど、湊が別れたと分かるや否や、「友達として」という前提で、湊が大好きな趣味を利用したデートに誘います。
湊も通常は元カレとなんて、きっとデートにいかないと思うんですよね。
ですが烏丸くんは、友達としてと言うことを強調して、断れない雰囲気をつくり、なおかつ相手の好きな、行きたい場所をオファーしています。
烏丸くんは、マーケターですね。
しかも、デートを了承した湊に、さらに1日付き合ってという、あとで回収するための伏線まで残しています。
そしてデート当日での聞き方が、またうまいんですよね。
「一番みたいお城は?」ですからね。
城好きで、そういった研究会に入っているほどの湊なら、きっと近場にあるお城なんて、すでに行っているはずです。
そこをみこして、行くとしたら?なんてニュアンスで言われたら、普段は気軽に行けない距離で、行ったことがない城を言うに決まっています。
しかも、烏丸くんなら、湊が大体どこの城を言うかも、予想できてたはずなんですよね。
ということは、この人は策士です。
優しい顔した悪い奴なんですよ。(わる烏丸です)
そうやって積極的に湊を誘って、遠出することに成功した悪烏丸は、そこでデートを普通に楽しみつつも、時間が遅くなり帰りの話が出るや否や、無理矢理、一泊するようにもっていくんです。
ホテルも、すでにとってあると。(烏丸くん悪い男だねー)
新幹線の中で、ウェブ予約をしてたんでしょうね、きっと。(そういう便利な時代に生まれた烏丸くんの勝利です)
「1日付き合って」と言ていたのは、このためだったんですよね。
そんな手があったのか!なんて思っていませんよ。決して…。
それからは、怒涛の勢いですよね。
この時点の悪烏丸くんは、有無を言わせぬ積極性を発揮した狼で、ハンターです。
あんなにいい男だったのに、湊が悩んでいる時なんて、「大丈夫になるまで待つよ」なんて優しく言ってた烏丸くんなのに、この変わりよう。
どうしちゃったの!なんて思わせときながら、結局はいい奴なんですけどね。
悪烏丸になりきれない、烏丸くん
弟くんの気持ちを知っている烏丸くんは、結果的に見事なアシストを決めます。
そりゃ、ホテルの部屋までくれば、あわよくばなんて気持ちもあったでしょう。
ですが押すときは押す、引くときは引くをわきまえてるんですよね。
ちなみに悪烏丸くんは、別々の部屋ではなく、二人で泊まるための一部屋をとってはいるのですが、ダブルベッドではなく、ツインベッドなんですよね。
そこにも、若干最後まで悪くなれない烏丸くんを感じましたね。(半悪烏丸くんですね)
結局、そのホテルの部屋は、湊に泊まるようにして、自分はホテルを出るんですけど、ホテルから出た烏丸くんが、自分のことをカッコ悪いとか言うんですよ。
悪ぶって半悪烏丸を出してまで、湊に自分の気持ちを気づかせたことといい、潔くひくあたり、いやいや、あんたが一番カッコいいじゃん!って感じなんですよね。
物語には、こういった烏丸くんみたいな盛り上げてくれる人が必要です。(私にはできない芸当ですが)
こういう人こそ、幸せになって欲しいのですが、世の中そううまく出来てないんですよね。(なんの話?)
原作知らないけどいい作品
烏丸くんに、気持ち悪いと言われる姉弟の恋物語ですが、そんな風に思わせない絶妙なストーリーです。
はじめは全く見る気なんてなくて、題名だけで、ライアーゲームみたいな感じかと思って見てみたのですが、思いのほか、気持ち悪い顔面を晒すハメになりました。
原作がどうのとか知りませんけど、映画はとても感情を揺さぶられる、いいストーリーになっています。
ちょっと今日は、ほっこりした気分になりたいって時におすすめですね。
ちなみにですが、ギャルが好きってわけでは全くないのですが、ギャル湊がすごく可愛いかったんですよね。
自分で言ってて気持ち悪いですけど…。
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その後の話しもあるので気になったら、漫画を見ることができるサイトのリンクも張っておきます。
全11巻まで
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