メスティンでご飯を炊く場合、固形燃料を使うと、自動でお米が炊けるみたいですよね。
(個人的には、まだ試したことがありませんので、分かりません)
ですが固形燃料ではなく、CB缶(カセットガスボンベ)などを使った、バーナーでご飯を炊く場合、自動とはいかないので、どうすればいいのかが分からないと思います。
私の場合、買ったばかりのメスティンを、カセットコンロで炊いて、1回目で焦がしてしまいました。
こんな感じ↓(洗っても落ちません)
こうならないためにも、参考になるかと思いますので、読み進めてみて下さい。
準備編
お米を炊くまでの準備は、簡単なので特に問題ないと思います。
1.お米をとぐ
メスティンにお米を入れたら、水を入れて何度か洗い、水を捨てるを繰り返します。
お米とぎが終わったら、あとは水を入れるだけです。
2.水を入れる
お米の量に対して、水をいれます。
ポイント
1合なら200ml
1.5合なら300ml
2合なら400ml
ここまでは、お米の量と水の量を間違えなければ、問題ありません。
調べれば「明確に分かる」ので簡単ですよね。
問題は火加減と時間です。
火にかける、ここからが重要になってきます。↓
バーナー使ってご飯を炊くにはどうしたら?
今回使ったバーナーは、ソト(SOTO)のバーナー、フュージョンST-330です。
これがまた、いいバーナーなんですよね、という話は別に置いておきます。
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そしてメスティンは、ロゴスのメスキットを使いました。
こちらもおすすめ。
ちなみに、ロゴスのメスキットだけでなく、山善のメスティンでも、炊き方は同じですので、メスティンであれば、火加減も炊き時間も変わらないと思います。
今回は、1.5合を炊いてみました。
お米1.5合に対して、水の量は300mlです。
0.5合で100mlにしておけば問題ありません。
水分の量が多く感じるかもしれませんが、お米がべちゃべちゃになることもなく、おいしく炊くことができます。
炊飯時間
火にかける時間は17分です。
火を付けてから、17分タイマーをセットします。
ちなみに、お米1合を炊く場合も、1.5合を炊く場合も、時間は変わりません。
2合は、まだ炊いたことがないですが、ほぼ変わらないと思います。
変わったとしても、1分2分変わる程度だと思います。
2合も炊いてみましたけど、時間は同じで大丈夫です。
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そして、時間は明確なので、分かりやすいのですが、問題は火加減です。
火加減
火加減は超重要です。
これで、お米だけならまだしも、メスティンまで焦がすのかの分かれ道になります。
1. はじめは、吹きこぼれるまでの間、ソトのフュージョン最大火力から、1~2つまみ回して弱くします。(火力が強すぎるので)
強火であれば問題ありません。↓
2. メスティンから、吹きこぼれてきたら、中火から弱火の間にして放置です。
ポイント
ポイントは、吹きこぼれなくなるまで、火を弱めます。
吹きこぼれが多すぎると、中の水分がなくなるので、高確率で焦げます。
ですから、「吹きこぼれたらすぐに火を弱める」、ここは注意が必要です。
ココがポイント
だいたいのポイントとしては、2分~3分くらいで吹きこぼれてきます。
ここまでを全部セットで「17分」になります。
手順
1. 火をつけて17分タイマー
2. 吹きこぼれるまでは強火
3 .吹きこぼれたら、吹きこぼれない中火まで下げて放置
4. 17分たったら、火を止める(完成)
なれると、焦がすことは一切なくなります。
それと気になるのは、おこげができるかどうかですよね。
おこげの状況は?
メスティンや飯ごうで炊いた時の楽しみといえば、おこげが味わえるのも大きいかと思います。
「おこげ」があるのとないのとでは、テンションも変わってきますからね。
それにおこげは、取り合いが始まるくらい、魅力的といっても過言ではありません。
ですが、大丈夫です!
この手順で炊くと、いい感じの程よい堅さで、うっすら茶色のおこげも食べられるので、安心して下さい。
蒸らしは必要?
個人的な見解でいえば、全く必要ありません!
思ったのですが、炊きあがってから、タオルなどに包んで保温して、30分くらい蒸らすみたいな書き込みが多いのですが、蒸らさなくても全く問題ありません。
特に蒸らす必要なく、すぐに食べても、十分美味しいご飯が食べられます。
人それぞれかもしれませんけど、蒸らしがなくても、味はそんなに変わらないと思うんですよね。
それに、蒸らすと当然冷めてくるので、熱々のまま食べた方が、よほど美味しく感じます。(寒い時期は特に冷えます)
ですから、炊き上がったら、熱々を食べるのがいいと思います。
メスティンご飯は、すごく楽しみにしている分、炊き終わったら早く食べたいじゃないですか。
それをさらに、30分蒸らしでおあずけされるなんて、たまったものではりません。
ですから、気にせず食べましょう。
番外:ロゴスのメスキット便利機能
ロゴスのメスティンことメスキットは、ふたに半リング状の取っ手が付いています。
ですから、すぐにふたを開けて食べることができます。
ふたを取るのに、わざわざ耐熱グローブや、タオルを準備する必要性がないので、とても便利ですね。
そして、下の画像のように、半リングを縦にして、その上に本体の取っ手をのせると、取っ手が下に降りようとする力が働くので、ちょっとしたふた止めにもなり、これも意外と便利です。↓
ちなみに、バーナーの下にアルミホイールを引いていますが、吹きこぼれたあとの拭き掃除を楽にするためですので、調理には関係ありません。
それと、SOTOのバーナーのホースにも、アルミホイールを巻いていますが、これも吹きこぼれでホースを汚さないためにしていたりします。
掃除を楽にして、キレイに使いたいだけなので、炊飯に何か影響するものではありません。
メスティンも色々と種類があって悩みますが、ロゴスのメスキットは、個人的におすすめですね。
印象では、ロゴスのメスキットは、ワイドなサイズ感で底が低く、メスティンは深さがありスマートな感じです。↓(参考までに)
山善のメスティンは、シーズニングをしたのですが、すぐに焦がして歴戦の勇士みたいな感じにしてしまいました。
ですがそれでも、おいしいご飯を炊くことができています。(もちろんおこげあり)
山善のメスティンの方が、おこげは作りやすいかもです。
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バーナーに対してのメスキットを置く向きは大事?
バーナーを使う場合、メスキットを置く向きは、個人的には重要です。
どういうことかといいますと、バーナーでお米を炊く場合、必ず吹きこぼれがおきます。
その吹きこぼれてくる場所によって、バーナーの汚れ具合が変わってくるからです。(バーナーの形状によっても違いますが)
不思議なことに、メスティンから吹きこぼれる部分は、意外と毎回ほとんど変わらないので、メスティンを置く向きさえちゃんとしておけば、SOTOのフュージョンの場合、ホースが汚れません。
ようは、使ったあとの掃除が楽かどうかってことですね。
私の場合、ホースにアルミホイルを軽く巻いているので、向きは関係ないのですが、念のためなのと、また巻く必要性がないので、メスティンを置く向きは重要だったりします。
まとめ
固形燃料で炊く場合にはほったらかしでいいみたいですが(やったことない)、バーナーを使って炊く場合には、火加減と火にかける時間だけ工夫が必要です。
手順
1. 火をつけて17分タイマー
2. 吹きこぼれるまでは強火
3 .吹きこぼれたら、吹きこぼれない中火まで下げて放置
4. 17分たったら、火を止める(完成)
※いい感じのおこげも食べられます。
ちょっと、湯気でボヤっとして分かりにくいですが、めちゃくちゃおいしいご飯です。↓
そしてもちろんですが、何度もいいます。
いい感じのおこげありです。
ぜひ、試してみて下さい。