急ですが問題です
一般的なメスティンでお米を炊いて、3~4人の家族でご飯を食べる場合、足りるでしょうか?
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メスティンは、一人分のご飯を炊くには、ちょうどいいサイズ感なので、ソロキャンプでしたら全然問題ないのですが、家族で食べたい場合、メスティンでご飯を炊いて、足りるかな!?
って考えたことがあるかと思います。
なぜならメスティンは、基本的に結構サイズが小さいんですよね。(大きめの物もありますが基本小さい)
ですから、1.5合くらいまでなら、普通にいけるのですが、2合となると、2合も炊けるのだろうか?って疑問に思うサイズ感だったりします。
そしてさきほどの問題の答えですが、「全然足りません」。
3~4人もいたら、1.5合炊いても、完全にアウトです。
といいますのも、外でご飯を食べると、なぜか分かりませんが、ご飯がよりおいしく感じます。
その効果もあって、ご飯がすぐになくなるんです。
それにプラスして、メスティンで炊くご飯は、異常においしく感じます。
外+メスティンで炊いたご飯は、+アルファに、さらにプラスして、とにかく美味しいのです。
そうなると、メスティンで普通に炊ける1~1.5合では、全然足りなく、2回目を炊くことになります。
ですが、これにも問題があって、2回目を炊いているうちに、たいていの場合、お腹がいっぱいになってしまうのです…。
そしてここで、疑問が生まれます。
メスティンは2合いける?みたいな疑問です。
1合では何の問題もなく、美味しくご飯を炊くことができ、1.5合くらいまでは、まだ気持ち的にも余裕でご飯を炊くことができます。
ですが、1.5合くらいで意外とギリギリな感じがしてしまうので、2合となると、ちょっと迷うんですよね。
ですから、2合炊いても大丈夫なのか、どうなのか。
悩みどころだと思います。
たったの0.5合の差なんですけど、実際にはお米の量だけの問題ではありません。
水の量も比例して増えるので、実際に入れてみると、すぐに吹きこぼれして、うまく炊けない気がするんですよね。
ちなみに2合は、この量です↓(実際にみるとギリギリな感じなので、すぐに吹きこぼれて、2合炊ける気がしない量です)
一応、水の量をのせておきます。↓
お米に対しての水の量
⇒ 1合なら200ml
⇒ 1.5合なら300ml
⇒ 2合なら400ml
0.5合で水の量が100mlも増えるのです。
ですから私も、2合への挑戦を長いことしていませんでした。
2合炊けるのかどうか、当然検索してはいるのですが、いまいちはっきりしなかったからですね。
そもそもの話、もしかするとメスティンで2合も炊かないのかもしれません。
なんとなく、カッコいいからという理由だけでメスティンを買ってしまっていたので、その点を考慮していませんでした。
にもかかわらず、2つ目もメスティンを購入しています。
といっても、メスティンを買いなおす時に、ロゴスのメスティンことメスキットなら、2合いけそうだな…っていう思いもありました。
無理でも、2つ使って炊けばいいじゃん!という雑な考えもあったので、またメスティンを買ったのですが、結局怖くてなかなか挑戦できず。
そしてようやく結論がでたので、シェアしておきます。
ロゴスのメスティンことメスキットで、2合のご飯を炊けるのか?
結論
余裕で2合のご飯を炊くことができます。
長らく手を出せずにいた、2合の山を越えることができたのですが、注意点があります。
ポイント
ロゴスのメスキットは、お米2合をギリギリで炊くことができるということです。
そう、ギリギリなんです。
やり方を間違えると、失敗します。
それはなぜなのか?
結論として、余裕で炊けると書いていますが、2合炊くためにはちょっとした注意点があるんです。
それは、お米を水につける時間です。
余裕でお米2合を炊くためには、お米を水に浸しておく時間が重要になってくるんです。
1~1.5合のお米を炊く場合、お米を洗って水にひたしたら、すぐに炊飯しても問題ありません。
美味しいごはんを炊くことができます。
ですが2合になると、水につけて時間を置くことが必須です。
30分は、水に浸した方が、おいしく炊けます。
ロゴスのメスキットで2合を炊く場合、すぐに炊いた場合と、30分以上水に浸した場合とでは、全く炊きあがりが違ってきます。(試しました)
それはなぜかといいますと、見ての通りですが、この水の高さなので、沸騰したらすぐに吹きこぼれてしまうのが、想像に難くないと思います。↓
ココに注意
実際にやってみても、すぐに炊いた場合、吹きこぼれる量が、それはそれは凄いんです。
吹きこぼれてから、火の調整をやっている間に、かなり吹きこぼれが発生します。
ですから、炊きあがってみると、焦げるまではいきませんが、若干お米に芯が残った、堅めのご飯に炊きあがってしまうのです。
それが好きな人にとっては問題ありませんが、柔らかくてふっくらとはいきません。
30分浸すと
水に30分以上ひたした場合には、お米が水を吸収するので、吹きこぼれが少なくなり、1~1.5合を炊いた時と同じく、ふっくらとおいしく炊きあがります。
ポイント
好みの問題かもしれませんが、2合を炊く場合には、30分は水につけることを、強く強くおすすめします。
個人的には、すぐに炊いた場合のご飯も、それはそれで食べごたえがあって好きです。
パスタでいうところのアルデンテまではいきませんけど、それに近い感じの堅さが残り、意外とおいしかったりもします。
ただ、吹きこぼれが酷いので、吹きこぼれた後の、火加減の調整は、慣れるまでは難しいかとは思います。
ということで、ロゴスのメスキットでは、30分以上お米を水に浸すという手間をおしまなければ、2合のお米を美味しく炊くことができます。
それにロゴスのメスキットは、メリットも多いので、おすすめですね。
ロゴスのメスキットで2合炊く方法
2合の炊き方
- お米を2合といだら、水400mlを入れて、30分放置します。
- 強火の火にかけたら、17分のタイマーをセットします。
- その間に、吹きこぼれたら、吹きこぼれない火加減に調整します。
- そのまま放置し、タイマーの時間が経ったら完成です。
蒸らす必要はありませんが、その点は、お好みでどうぞ。
追記
SOTO(ソト)のバーナー<フュージョンST-330>を使って炊いていますが、強火で炊いて(全開からつまみを2つくらい戻した強火)、だいたい3分40秒前後で吹きこぼれますので、それまでの間は、目を離さないようにしておいた方がいいです。
吹きこぼれは、一気に大量に吹きこぼれてくるので、吹きこぼれた瞬間、火を弱火にすることが必須です。
多少、吹きこぼれても、何の問題もありませんが、そのまま吹きこぼれを放置すると、ご飯がかために炊きあがったり、おこげが多くなったり、へたしたら焦げます。
少しの吹きこぼれで済むように炊いてあげると、おこげは少なくなりますが、おいしいほくほくしたご飯を炊くことができます。
炊きあがりは、ご飯が膨らむので、メスキットのふたギリギリまでご飯がきますが、意外と見た感じ、少なく見えてしまうんですよね。
ですが、2合炊いているので、少なく見えはしても、4人で食べても十分な量になっています。
他のおかずとも合わせて食べるので、メスティンご飯が美味しくても、5人分くらいにはなると思いますので、安心してください。
火加減等は、こちらで詳しく分かります。↓
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【分かりやすい】メスティン(ロゴスのメスキット)とバーナー(SOTO)を使って1.5合ご飯を炊く方法
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