読書する人は暇人!?
毎日、本を何冊も読んだりしている人もいますが、それって暇だからできるんでしょって思われている節がありますよね。
読書は時間がある人しかできないと。
そんな読書=暇人説は、間違っています。
読書する人だけでなく、基本的に、みんな暇人です。
なぜか本の場合、時間があるから読めるんでしょってなりがちなのですが、なんでも同じです。
何をするにも時間が必要です。
飲みに行くのも、スポーツするにも、テレビを見るにも同じです。
飲みに行く人を暇人とか、スポーツする人を暇人ってあまり言わないですが、それをする暇(時間)がないとできませんよね。
結局のところ、同じ時間をつかってやっているので、基本みんな暇人ってことになります。
ようは、何に時間を使っているかってだけの話しです。
きっと読書のイメージが、ゆったりした時間が流れているって感じがするので、読書=暇人みたいな感じなんだと思います。
仕事も特定の人からすると、暇だからやっていたりします。
一生働く必要のない人達って、意外とたくさんいますが、なぜ仕事を続けているのかっていうと、何かしてないと暇だからですよね。
それに、仕事を「人生最大の暇つぶし」って言っている人もいたりします。
結論
基本みんな暇人です。
暇人って言われるかどうかは、やっている「こと」のイメージだけです。
そして読書の場合、たくさん本を読めるのは、ただの慣れです。
読書のイメージが、時間がかかりそうだと思われている
本を読まない人からすると、本を読むのはすごく時間がかかりそうなイメージなんですよね。
私もはじめそうでしたから。
読み慣れないときは、一冊読むのに何週間もかかったりしていました。
そんな感じだったので、毎日何冊も本を読んでいる人は、そういう仕事をしていて、朝から晩まで読む時間があるんだろうなって思っていたくらいです。
もしくは、何か速く読む技術や秘密があるのだとも考えていました。
ですが、読書を続けていると、早く読めるように自然となるんですよね。
それはなぜかといいますと、理由が三つあります。
- 一つ目は、慣れ。
- 二つ目は、理解が早くなる。
- 三つ目は、その言葉の持つ意味が分かっている。
二つ目も三つ目も、読み続けた結果なので、慣れってことに集約されるのかもしれませんが、分けた方が分かりやすいかと思ってわけて解説しています。
一つ目「慣れ」
そのままの意味ですね。
何度も何度も読書をしていれば、嫌でも慣れます。
たとえば、野菜の千切りと同じです。
包丁を使い慣れないうちは、切るのが遅いですよね。
指を切らないように気をつけないといけませんし、切る間隔も太くならないようにしたりと、考えながらすることになるので、ゆっくりやっていくしかできないはずです。
ですが、何度も何度もしているうちに、凄く早くなっていきます。
体が覚えてしまっているので、考えなくてもできる状態ですよね。
本も野菜の千切りも変わりません。
慣れれば、早く読めるようになるだけです。
読書の慣れは、野菜の千切りと同じ
二つ目「理解が早くなる」
読み続けていれば、これは、どういう意味だろう?って、立ち止まって考える時間がなくなっていきます。
始めは分からないことだらけなので、理解しながら読み進めていくことになりますが、同じようなジャンルでは、結論や言いたいことが共通する部分も多々あるのです。
すでに得ている情報で、下地ができていれば、考える必要すらなくなっていきます。
パターン化されるって感じでしょうか。
これは、前回読んだ本と同じようなことだなとかですね。
三つ目「その言葉の持つ意味が分かっている」
始めは分からないフレーズや言葉を多く感じます。
本の中で、それがどういった意味か、解説されていたりもしますが、すでに知っていれば、その解説部分って読む必要がなくなりますよね。
たとえば、PDCAって言葉が出てきたときに、知っていれば考えなくても一瞬で意味を理解できるので、読むスピードを変えたり、立ち止まることがなくなります。
そういったキーワードは、よく使われる年があったり、あとでそのやり方は古いって言う本が出てきたりとかするんですよね。
その年で、流行るキーワードとかあると、さまざまな本で書かれていたりもしますし、断捨離とかもそうですよね。
80対20の法則とか、パレートの法則とか、どちらも同じ意味ですけど、度々出てきたり、そういった言葉の持つ意味が、分かってくるので、必然的に本を読むのも早くなります。
ジャンルで共通する言葉とかも、たくさんあったりします。
心理学とか特にですね。
技術的に早くする方法もあります
読書だからといって、時間がかかるのかというと、慣れるだけでそうでもなかったりしますが、技術的に早くする速読っていうのもあります。
速読する方法にも、いろいろとあって、出来るように練習すればもっと早く読めるようになると思います。
私は苦手なのですが、それもきっと慣れなのでしょうけど。
理解不能な主婦の言葉
知り合いの主婦の方がいて、主人が小説なんて買ってきて、読んでいてムカつく、とか言っているのを聞いたことがあります。
こっちはそんな暇ないのにって。
でも、その言っている本人もテレビを見たり、友人と飲みにいったり、家で友人と長時間話しをしたりしているんですよ。
そういったことも暇がないとできないのですが、なぜか本になると、暇がないとできないってことになるらしいです。
読むのに時間がかかるってイメージだと思いますが、よく分かりません。
テレビは、ほとんどの人が見ているので、そこを言ってしまうと、自分のことも暇人って言うことになるので、そこは突っ込まないのかもしれませんね。
旦那さんのことが嫌いって、どうしようもない理由もあるのかもしれませんが…。
読書家は忙しい!?
読書家の人には、忙しい人もたくさんいたりします。
仕事やさまざまな活動をしていて、どうしてそんなに本が読めるの?って人もいますよね。
なぜ忙しいのにもかかわらず、本を読むのかってことですが、忙しい人は、もっと効率よくできる方法を探しています。
無駄なことに時間を使いたくないので、本質的なことを本から学ぼうとしているんですよね。
がむしゃらに働いて努力すればいいなんてのは、モノがない時代では通用したかもしれませんが、今では何の役にも立ちません。
努力する方向を間違うと、やればやるほど忙しくなるだけで悪化してしまいます。
そんなことにならないように、考え方ややり方を本で学ぶのです。
逆に暇な人ほど、本を読まないとも言えるかもしれません。
学ばなくても、今のままで十分すきな時間を使えて、やっていけているわけですから。
まとめ
読書=暇人は間違いです。
結局は、同じ時間を何に使うかってだけなので、基本的にみんな暇人です。
それに読書をするという選択は、当然ですが他の何かができる時間を削っています。
友人と遊んだり、飲みに行ったり、テレビをみたりすることをやめて、読書をしているだけです。
そして本を毎日何冊も読める人は、時間があるからというよりも、読書にただ慣れているからっていうのが大きな理由です。
忙しい人ほど、時間を作り出すために本を読んで学んでいますので、暇人とはちょっと違うと思いますよ。
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