ブログを運営している人や、これからブログサイトを立ち上げようとしている人は、知っている人も多いのではないかと思います。
ブログ記事のリサーチやブログ巡りをしていると、よく名前の出てくる人の一人ですね。
イケハヤことイケダハヤトさん、当時は月50万ほどブログで稼いでいたみたいです。
今ではユーチューバーでもありますが、本を出していましたので、読んでみました。
2013年6月に発売されているので、はたして今でも役に立つのか!?
四捨五入して約7年ですからね。
今からブログをやろうとしている人には気になるところだと思います。
当時はブログに全く興味のなかったわたしは読んだことがなかったので、参考になるのか!?と思って読んだ書評です。
ちなみに、Kindle Unlimitedの読み放題30日間無料で読みました。
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結論
この本を読むだけで、単純に書くスピードが早くなります。
なぜ読むだけで早くなるのかというと、迷いがなくなるからです。
きっと、気付くと思います、ブレーキ踏みながらアクセル踏んでいたことに。
迷いながら書けばその分だけ遅くなるのは当然ですよね。
それに仕事をしながら書いている人は、寝る時間も確保できるようになるでしょう。
書く時間に忙殺されていた生活のサイクルが安定してくると、書くことを習慣にするのも簡単になりますので、ブログを続けていくなら、最低限読むべき本だとオススメします。
書かれてから約7年たっていますが、今でも十分使えますので、安心して読んでください。
むしろ読まない選択をしたことに後悔します。
どんな人が読んだらいいか。
文章を書くのに時間がかかっている人は読んでから書いてみることをオススメです。
書くテクニックだけでも参考になりますよ。
本の前半、約4割は書き方を教えてくれていますので、読める文章が早く書けるようになると期待できます。
例えると木を切り倒すために使っている時間の配分を、すぐに切り倒しにかかるより、斧を研ぐことに時間を使った方が、結果的に早く切り倒せるといったイメージでしょうか。
それと、「ん~どうしようかな、これでいいかなぁ」なんて迷っている人は、特に読むべき本です。
そんな迷いがバカバカしくなりますからね。
本の読みやすさ
270ページもあったのかと思えるくらい、スラスラ読めますよ。
ブログを毎日書いているから、読みやすい文章になっているのかもしれませんね。
これだけ長いと、結構時間かかるのですが、2、3時間で読めたあたり、読み進めさせるのがうまいとしか言いようがないです。
武器としての書く技術でいいたいこと
本の冒頭で分かりやすく書かれていますので、ペラっとめくればすぐ分かります。
- 人の目を引く文章を書くにはどうすればいいの?
- 面白い文章を書くにはどうすればいいの?
- 書くことをお金に換えるには?
- 書くことで人生を変えるには?
って疑問に答えるノウハウを伝えています。
とにかく書く技術をつかって書けば、人生を好転させられます。
それに、みんながブログで意見を発信すれば多様性が生まれて、さまざまな意見に触れられる機会が増えます。
そうなれば、一方的に押し付けられる考え方ではなく、自分なりの意見に自信を持つこともできます。
普通と違う考え方にズレを感じていることに悩んでいる人も、救えるよってことも言いたいのだと思います。
その発信するための書く技術を武器にして、自分の考えを出していこうってことだと感じました。
本の内容は実践できるのか。
本のタイトル通り、書くことに関して実戦テクニックが多く、そのまま使い倒せると思いますよ。
それに書く心構えといいますか、心理面ではこれって俺の事じゃん!グサってくることも何度かあると思います。
ありすぎて凹むかもしれませんが、その部分を改善できるようになっているので、実践できます。
大丈夫です。
ですが、イケハヤさんは15分で記事を書くそうですが、私にはまだできそうにありません。
と言いますか、今のところできるようになる気配さえ感じません。
ですが徒歩だったのが、車を手に入れたような感覚にはなれますよ。
個人的なピックアップ
- 記事のタイトルで集客するノウハウ
- 読ませやすく飽きさせない書き方
- 書くために勢いをつける方法
などはすぐに使えます。
書いた記事を、迷わず世に出すために背中を押してくれるところも気に入ってます。
書くことが、そんなにいいとは思えなかったとしても、十分メリットを見いだせると思いますよ。
「書く」という方法であれば元手もいらず、誰でも始められます。
ノーリスク・ハイリターンなのです。
書いて減るのはあなたの時間だけ。時間を投資することで、確実にリターンを得られる。
そのための、「書く」技術、ノウハウやテクニックを伝えた本になってます。
それにブログをはじめて分かったことですが、書く技術の上達のほかに、書くことで自分のことがよく分かるようになるので、書くことは、副作用のない精神安定剤みたいなものだと思うようになりました。
この本でより安定するかんじでしょうか。
稼ぎ方もかかれていますが、それはブログを巡っていると手に入るので、書く技術を手に入れてから稼いでみて下さい。
読書人口はそんなに多くないので、書評はアフィリエイトとしてみると効果的ではないような気がしますが、アウトプットの力は凄いです。成長感が半端ないです。
ブログ自体、アウトプット機能なので、ブログを始める人は、自然とやることになります。
自分の成長にもつかって下さい。