捨てた後悔をするのは悪いことではない
片付けや整理をしていると…。
捨てようか?どうしようか?
って思うものが出てくると思うんですよね。
そうやって迷った物を、思い切って捨てると、あとになって捨てたことを、すごく後悔する場合があります。
後悔しても、時すでに遅しですが、別に悪いことではありません。
そんな、捨てたことを悔やんでいることがあるなら、読み進めてみて下さい。
きっと悪い事でもなかったなって思えると思います。
捨てたからこそ分かったこと
確かに捨てたことで、後悔してしまったかもしれないですけど、その後悔は、思い切って捨てたからこそ分かった感情なはずです。
当然ですが、捨てていなかったら、後悔するほどの思いがあるモノだと、自分では気づいていないのです。
持っている時点では、捨ててもいいかなって感じているのですから、そういう気持ちを、ずっと知らないままだったってことになります。
ですから、そういう気持ちを知れただけでも、よかったと思うんです。
手に入れると、ありがたみが分からない
失ってみて初めて分かるって、恋人の別れ話みたいな感じですけど、持ち物でも同じようなことが起きたりします。
ですが、持ち物の場合は、恋人と違ってまた買うこともできる場合があるんですよね。
ですから、そういった気持ちに気づけただけでも、捨てただけの収穫があったということです。
失う前に分かれば一番いいのでしょうけど、手の内にあると、ありがたみが分からなくなるものです。
それに、失敗、後悔なんてものは人生につきもので、そういうことがない人の方が不思議です。
何事も経験なのですから、今後にいかしていければいい経験だと思うのですが、いかがでしょうか。
捨てた後の後悔も、そういう意味では役に立っているってことです。
経験を活かして今後、後悔をしないようにする選択肢
- こんな後悔をするくらいなら、迷ったら捨てないようにする
- 物があるから後悔につながるので、あまり物を持たないようにする
同じことを繰り返すってこともあるかもしれませんが、捨てた後悔の経験によって、なにかしら考え方は変わると思います。
どちらにしても自分にとって、どちらがあっているのか分かるようにもなります。
こんな後悔をするくらいなら、迷ったら捨てないようにする
二度と捨てないと思った人は、今後も物が増えていく可能性が高いです。
捨てないだけで、今後も気に入った物があったら買って、それを持ち続けるようになると思います。
物の量にともなって、部屋を拡張していければいいですが、そんなことはなかなか難しいですから、物が増えていくにしたがって、何度も片付けや整理をすることになります。
物の管理は、整理整頓をし続けないといけませんし、それだけの時間を物に使っていくことも頭に入れておいた方がいいと思います。
それに物が多すぎる場合には、生活スペースを維持するために、トランクルームなどを借りたりなど、金銭面での出費も必要になってきます。
そういった管理を煩わしく思うのか、それも楽しいと思えるのかでも、分かれるのではないでしょうか。
物を捨てない人は、溜まっていく物の管理を、し続けることになります。
物があるから後悔につながるので、あまり物を持たないようにする
一方で、捨てる痛みをなくすために、物を持たないようにするのも一つの選択です。
そもそも捨てる物がなければいいだけなので、物を厳選することで、あまり物を買わなくなると思います。
物を持たない生活は、ミニマリストやそれに近い生活になるので、物には煩わされませんが、生活感のない寂しい部屋になるかもしれません。
それぞれ自分にあった好きな生き方があるので、どちらがいいとかはありませんが、何に重きをおくかってことになります。
物に囲まれた生活をおくるのか、物に左右されない生活をおくるのか
どちらがいい選択なのかなんて、本人次第です。
物に時間を奪われる生活でも、物を眺めて満足できる、囲まれていることで楽しい時間をおくれるのなら、物があった方が幸せなわけです。
物に煩わされなくなった生活では、時間を何に使うかも大切です。
ただ単に物を減らしただけでは、確かに物がない分、捨てて後悔することもなくなりますし、片付けや掃除に時間もかかりません。
シンプルに暮らすことはできますが、その時間を他の何か楽しいことに使えるのかってことも大事だと思います。
モノがないから楽しい生活、とはなりませんからね。
捨てた後悔を、どう活かすのかは、その後の何を楽しむかによるということです。
後悔で得られるものも大きい
捨てることは、後悔ばかりではありません。
その後悔で、得られるものが大きい場合、生活がガラッと変わることもあります。
- 後悔をどう活かすのか?
- 後悔をいかせているのか?
よく考えてみると、新しいことに挑戦できる、きっかけになるかも知れませんよ。