SOTOのナビゲータークックシステムSOD-501の内容ですが、意外と分かりやすいようで、分かりにくく感じませんか?
↓ ↓ ↓ ↓ これ ↓ ↓ ↓ ↓
なんだか、たんさん付属品が付いているのは分かるのですが、私は、ちょっと複雑だなって感じました。
購入するにも、写真だけではパッと見て、判断しずらい内容になっているので、よく確認しないとイマイチよく分からないと思います。
それに、他にもたくさんあるクッカーと比べて、お値段もいいので、ちょっと悩むところですよね。
個人的にはSOTOの商品が好きなので、このクッカーに関しては、よく考えずに買ってしまいました。
ですから、実物を確認してみて後悔したのかどうかも含め、シンプルに分かりやすく、開封レビューと同時に解説しています。
SOTOのナビゲータークックシステムSOD-501を買おうかどうか迷っていたら、参考にしてみて下さい。
SOTO(ソト) ナビゲータークックシステム SOD-501の開封レビュー
ソトのナビゲータークックシステムSOD-501は、9点からなるセット内容になっています。
ですから、たくさん入っていて、なんだかお得!っぽい感じがしなくもないです。
ですが、簡単に説明しますと、ソトのナビゲータークックシステムSOD-501は、2点のクッカーセットだということです。
まず箱を開封すると、一つにまとめられたクッカーが入っています。↓
思っていた以上に大きく、サイズとしては、手を大きく広げたくらいの大きさがあります。(幅19cm)
高さも約8cmほどあるので、ソロには若干大きく、ファミリーで使うと、ちょうどよさそうなサイズ感です。
それに、クッカー収納袋の3分の1が網状になっているので、通気性が抜群です。
クッカーが、しっかりと乾いていなくても、中で湿気がこもったりすることが少なくなるかと思います。
それと、見事にスタッキングされていますし、この時点での見た目は、黒を基調としていて非常にかっこいいです。
収納袋から出していくと、付属品が多いので、若干マトリョーシカみたいな感じですが、2つのクッカーに分けられます。↓
この外した「クッカー大用リッド」といわれる、ようするにフタですが、これを外すと、もう一つのクッカー、クッカー小が出てきます。
この二つがメインになったクッカーセットです。↓
全部バラすと、これだけの数になります。↓
といっても、これだけでは8点ですが、もう一つ、青い布袋の中に、鍋をつかむためのリフターが入っています。↓
青い布袋は、リフターが中で、クッカーを傷つけないための配慮ですね。
それに、クッカー小もクッカー小用リッドと呼ばれる袋に包まれているので、クッカー大の中にスタッキングされたクッカー小が、揺れた時に中でぶつかって、傷をつけることもありませんし、うるさい音もなりません。
クッカー小用リッド(袋)は、スタッキングしたときに、緩衝材の役目にもなっています↓
そういった点でも、全体的に非常によく考えられているクッカーです。
製品仕様
外形寸法(収納サイズ):直径190×高さ92mm
総重量:480g
①クッカー大用リッド
寸法/直径185x高さ20mm 重量/57g 材質/樹脂
②クッカー小用断熱ディスク
寸法/直径140x厚さ3mm 重量/4g
材質/アルミニウム、樹脂
③クッカー小用リッド
寸法/直径156x高さ13mm 重量/49g 材質/樹脂
④クッカー小
寸法/直径160x高さ73mm 容量/1300ml 重 量/99g 材質/アルミニウム
⑤クッカー小用コジー
寸法/直径165x高さ50mm 重 量/46g
材質/アルミニウム(内側)、 ナイロン(外側)
⑥クッカー大
寸法/直径190x高さ78mm 容量/1800ml 重 量/140g 材質/アルミニウム
⑦リフター
寸法/高さ50x幅123x奥24mm 重量/38g 材質/アルミニウム
⑧クッカー用収納ケース
重量/32g 材質/ナイロン
⑨リフター用収納ケース
重量/15g 材質/綿
これだけいろいろと入っていますが、シンプルに分かりやすくしますと、冒頭でお伝えしましたように、SOTOのナビゲータークックは、2点のクッカーセットです。
ポイント
ソトのナビゲータークックシステムSOD-501は、複雑でもなんでもなく、2点のクッカーセット。
SOTO ナビゲータークックシステムSOD-501、2点のクッカー仕様
写真でみると、ちょっと複雑ですが、クッカーとしての役目を担うのは、「クッカー小(160×73mm)」と「クッカー大(190×78mm)」の2点です。↓
クッカー小(幅160×高さ73mm)
容量:1300ml
重量:99g
材質:アルミニウム
目盛付き:1Lと0.5L、32OZ、16OZ
クッカー大(幅190×高さ78mm)
容量:1800ml
重量:140g
材質:アルミニウム
目盛付き:1.25Lと1L、40OZ、32OZ
お値段的に、そこそこお高いうえに、たった2点のクッカーとなると、他にもたくさんあるクッカーの中でいえば、ちょっと魅力が薄い感じがしてしまいます。
フタと持ち手のリフターを除けば、他の付属品は、クッカー小の保温に役立つアイテムということになってしまいますので。
ですから、クッカーとして利用できる点数としては、少なく感じるかもですが、このSOTOのクッカーSOD-501は、他とは違う特徴があります。
それが、保温ができるクッカーセットってことです。
SOTO ナビゲータークックシステムSOD-501の1番のメリット
ココがポイント
保温ができる
一言でいってしまいますと、そんなに大した魅力に感じないかもしれませんが、夏場は別として、キャンプでご飯を食べたことがある人なら分かるかと思います。
キャンプ飯、すぐ冷えます。
1品を焚火やストーブで温めながら食べるなら別ですが、複数つくる場合もあるかと思います。
そういった料理を何品かつくって食べる際、同時に出来上がるなんてことは、ほとんどありません。
よほど料理に精通していて、全体の調理時間を計算できるなら別ですけど、キャンプ飯って、そんな緻密な感じではないですよね。
全部料理がそろってから食べる場合には、特に、その他を作っている間に、料理が冷めたなんてことは、多々あるわけです。
しかも外ですから、気温の低い時期は特に、即冷めます。
ですから、ちょっとでも暖かい食事をしようと思うなら、保温ができるクッカーは非常にありがたいアイテムなのです。
汁物は特にですね、保温しながら食べられるっていう点でも、大きなメリットになります。
SOTOの実験データで、どれくらいの保温性になっているのかといいますと
95℃の熱湯が40℃を下回るまでの時間を計測
保温ケースやフタを使用した場合で54分、使用しなかった場合8分となっています。
ですから、約6倍保温に優れているといえます。
多分ですが、保温した状態で、クッカー大にも入れておいたら、もっと保温時間は多少伸びるのでは?って感じがしますね。(そこまでする必要があるのかどうかは別として)
キャンプ飯は、暖かいまま食べられるというのは、大きなメリットです。
冬なんて特にすぐ冷えてしまいますので。
クッカー小用コジー(クッカーを入れるときは簡単ですが、取り出す際は、きっちりと入っているので、若干取り出しにくさはあります)
クッカー小用断熱ディスク(鍋敷きとしても使えます)
保温用のクッカー小用コジー(袋)の底には、熱い鍋を持てるように、手を固定できるベルトがありますので、持ったまま食べることもできるように工夫されています。↓
ちなみにですが、保温ができるのは、クッカー小の方だけになります。
ですから、ソトのナビゲータークックシステムSOD-501の、大きなメリットでいいますと保温ですが、そのほかにも、いろいろと細かな便利機能があります。
ナビゲータークックシステムSOD-501の便利機能
その1:クッカー大用リッド、クッカー小用リッドとよばれるクッカーのフタに便利機能があります。
どちらのリッド(フタ)も、3つの機能が備わっています。
3つの便利機能
- カッティングボード:食材を切ったりするための、まな板がわりに使えます。
- ボンベのスタビライザー:フタの裏は、OD缶を固定できるようになっているので、ストーブを安定させることができます。
- 湯切り:湯切り穴があるので、パスタ料理をする際に重宝します。
ただ、まな板で使う場合、当然通常のまな板と同じで傷はつきます。
それと材質が樹脂なので、長時間の湯沸かしのフタとしては使わない方がいいです。
そしてフタの取っ手が意外と便利です。↓
コンパクトな取っ手なので、上に出っ張ってもこないですし、全く邪魔になりません。
そんな、さりげなさも、カッコいいクッカーです。
その2:クッカーの鍋底は、ゴトクに乗せても滑りにくくなっています。
クッカーの中や外側の側面はサラサラですが、底面はちょっとザラ付いてるほどではありませんが、滑りにくい触り心地になっています。
実際にゴトクの上にのせて、前後しても全く滑りません。
他のステンレス製のクッカーと比べてみても大違いです。
ゴトクにくっついているかのような感じで、びっくりするくらい動きません。
その3:リフター(クッカーの取っ手)が、トングとしても使えます。
通常の使い方では、ただの鍋掴みです。
ただのといっても、機能性としてはということで、見た目や質感は素晴らしくかっこいいです。
そして、リフターを逆に持つと、トングに早変わりします。↓
(つかむものがなかったので、リフター(取っ手)収納袋をつかんでみました)
SOTOのリフターは、1つで2つの役割を持たせた、取っ手になっています。
その4:収納袋が、それぞれに付いている
どういうことかといいますと、クッカー大、小を、別々に分けて使う場合でも、どちらもそれぞれにあった収納袋が付いているようなものなので、個別に持ち出す場合にも、便利になっています。
クッカー大だけ持ち出す場合には、通常の収納袋が使え、クッカー小だけを持ち出す場合には、保温用のクッカー小用コジーが、そのまま収納袋になります。↓
その5:アルミニウムなので、軽くて料理がしやすい
クッカーとしては大きめのサイズ感ですが、アルミニウムなので、大きさに比べて非常に軽いです。
しかも熱伝導率が高いので、料理に使う時間も短縮できて燃料効率もよくなります。
ソトのナビゲータークックシステムSOD-501は、付属品も含め、9点セットにはなりますが、2つのクッカーセットです。
ですから、もっとクッカーとしての製品点数が多く、コスパのいい他のクッカーを選んだ方が、よさそうな気がしなくもないかもしれません。
ですが、これまで解説しましたように、SOTOのクッカーは、なにかと利点が多いので、よく考えるとコスパがよく、素晴らしいクッカーということになります。
SOTOのナビゲータークックシステムSOD-501は、袋麺が入るのか?
キャンプで簡単につくれる料理?といえば、カップラーメンですが、せっかくクッカーがあるなら、袋麺の方が作る楽しみがありますよね。
それに具材もいろいろとトッピングできますし、何よりおいしく感じます。
そこで、ちょっとした問題になってくるのが、麺を割らずにそのまま茹でられるかどうかです。
クッカー小の鍋幅は160mmで、クッカー大の鍋幅が190mm。
数字だけでは分かりにくいかと思いますので、百聞は一見に如かずです。↓
クッカー小には、マルちゃん製麺の丸麺が余裕で入ります。
そして、四角麺は試していませんが、クッカー大には、サリ麺のような大きめの袋麺もいれることができるので、どちらにしろ問題はありません。
ですから、袋麺をそのままスタッキングできますし、麺を割る必要もありません。
そういった点でも、このクッカーのメリットになるかと思います。
ちなみに、クッカー小の大きさは、日清のどん兵衛が、幅も高さもうまい具合に収まります。↓
ですから、日清のどん兵衛が自宅にある場合には、大きさも分かりやすいかと思いますよ。
ココがおすすめ
袋麺が、そのまま作れるクッカーを探している人にも、SOTOのクッカーはおすすめですね。
ちなみにクッカー自体が軽いので、振りながら火にかけないといけないポップコーンも、子供でも作りやすいです。(あまり火に近づけすぎていると、リフター(取っ手)が熱くるなので、注意は必要です)