洗面ボールの部分は、ずっと使っていると、徐々に汚れや黄ばみで色が変わっていきますよね。
その徐々にというのが問題で、少しずつの変化だからこそ、その状態に慣れてしまって、汚れがあまり気にならなくなってしまいます。
それに、水うけという機能があるので、汚いのは当たり前みたいな感じもありますし、使用頻度も高いところなので、掃除も面倒ということも原因の一つかと思います。
ですから、たまに掃除をしたとしても、定期的にしておかないと、汚れは落ちなくなっていきます。
そしてその状態を長い間、続けたせいで、いつの間にか汚れが蓄積し、すごく汚くなっていることに気づくんですよね。
といっても気づいていても、気づかないフリをしている場合もあるかもしれませんが。(もしくは諦めている場合も…)
こうなってしまうと、通常の掃除ではキレイにできない、手遅れ状態になっているかと思います。
ですが、簡単に黄ばみや汚れを落とせる方法がありますので、ぜひ試してみて下さい。
落ちなくなった洗面台のボール汚れを、4種類の道具を使って、掃除してみました。
洗面台をキレイにするには、何が必要?
通常の掃除をしただけでは、キレイにならない黄ばんだ洗面台ボール。
なんとかして元に戻したいけど、どうにもならなくなっていた場合、何をすればいいのか、どんな道具を使えば、蓄積された黄ばみや汚れが落ちるのか、分かりませんよね。
しかも、掃除用具はたくさんあるので悩みますし、もしくはいろいろな洗剤を買って試してみたけど、どうにもならなかったってこともあるかと思います。
ですが、そんな悩みから解放される、掃除道具を紹介します。
今回の洗面ボールには、7年間の蓄積された黄ばみや汚れがついています。
そんな長年の汚れを落とすために、4種類の道具を使って、落ちるかどうかを試してみました。
その結果、新品と変わらない状態にすることができます。
ですから、これさえ買っておけば大丈夫という道具を紹介します。
黄ばみや汚れが取れなくなった洗面台のボール部分はこちら↓
洗面ボールの右上あたりに、白くなっている部分もありますが、なぜそこだけキレイなのかは不明です。
ですから、通常この洗面台で頻繁に使われている、歯磨き粉を塗ってみたり、洗剤をつけて放置したりしたのですが、それでも白くはなりませんでした。
たまたま汚れが落ちやすい部分だったのか、何かしらそこだけ、汚れがはがれただけなのかも?って感じがします。
クエン酸+ラップ
ちなみにですが、過去、強力カビハイターや、キッチンハイターも試し済みです。
それでも、全く落ちなかった黄ばみや汚れになります。
そういった市販の洗剤等で落ちる時は、過ぎ去ったのでしょうって感じですね。
そして、それでも汚れや黄ばみが、落ちないにもかかわらず、念のためクエン酸水を作って塗り、ラップを被せて30分放置までやってみました。
無駄な抵抗ってこのことですよね。
全く何も変わりませんでしたよ。
ここまでは、予想できたとして、これからが本番です。
そんな落ちない黄ばみや汚れを落とす道具はこちら↓
黄ばみ、汚れを落とす4つの掃除道具
使ったのは、こちらの4種類です。
- メラミンスポンジ
- ダイヤモンドパッド
- サンドパット
- 耐水ペーパー
4種類使わないと、汚れが落ちないというわけではありません。
だいたい、ここをおさえておけば、解決するであろうと思って買った、掃除道具です。
一つずつ解説していきます。
メラミンスポンジ
メラミンスポンジは、すでに使われている人も多いかと思います。
「激落ちくん」は、どこにでも売っているような感じですよね。
意外と、どこにでも使えるので、重宝しますが、7年間の汚れや黄ばみは、落とせませんでした。
多分ですが、根気強く毎日頑張れば、どれだけの日数と、どれだけのメラミンスポンジが必要なのかは分かりませんが、キレイにできるかもしれません。(無理かもしれませんけど)
ですが、そんなに根気よく掃除できるなら、そもそもこんなに汚くはなっていないと思います…。
ちなみに、激落ちくんは、IH表面の焦げをキレイにすることが出来ますし、タイルや鏡にも使えたりします。(タイル玄関もキレイにできます)
ただ、壁紙には使わない方がいいです。
爪で引っかいたような感じで、削れてしまいますので要注意です。
ダイヤモンドパッド
↑のダイヤモンドパッドは、人口大理石もキレイにすることができます。
元々陶器用だったので、これを使えば、完璧にキレイにすることができました。
気持ちがいいくらいに洗面ボールが、ピカピカの新品の輝きを取り戻します。
人口大理石の黄ばみ汚れ落としで使っていた、このような状態のものを、そのまま使いました。↓
この状態のダイヤモンドパッドを使っても、洗面台の底面の半分をピカピカにできます。
このような黄ばみや、色素沈着がなくなります。↓
所々についていた、取れなかった青い色の沈着していた汚れも、キレイに取れました。↓
ダイヤモンドパッドを使った結果がこちら↓(右半分)
一目瞭然ですね。
映り込むくらいキレイに、ピッカピカになっています。
すり減ったダイヤモンドパッドでは、半分をキレイにするのが限界でした。
使ったダイヤモンドパッドは、オーエの「一撃くん」陶器・タイル用レギュラーです。
7年の汚れや黄ばみを、これ一つで見事に落とせますので、おすすめです。
サンドパッド
今回は、2種類のサンドパッドを使いました。
削る、磨く、落とすを追求する、シャイネックスの、素地を痛めず、すばやく研磨という、サンドパッドです。
使ったのは#1500と、#1000の2種類です。
数字は、目の粗さをあらわしていて、数字が小さいほど粗くなります。
まずはサンドパッドの#1500から使ってみましたが、あまり手ごたえはなかったですね。
長くこすって、少しづつ汚れが削れていく感じです。
キレイにできなくはないですが、何日もかかると思います。
ちょっとした汚れをとるにはいいと思いますが、蓄積された黄ばみや汚れには、ちょっと向かない感じです。
サンドパッドの#1500がそんな感じだったので、もう少しだけ粗めにした#1000に変えると、わりと研磨力は上がりますが、それでも時間がかかるとしか言えませんね。↓
傷をつけにくいかもしれませんが、その分汚れや黄ばみも落としにくいといったところでしょうか。
多分ですが、#400とか、そこら辺を使うと、また全然違ってくると思います。
時間がかかるだけで、黄ばみや汚れが、とれないわけではないので、#1000以上は、仕上げとか、ちょっとした汚れのつき始めでしたら、十分使えると思いますよ。
耐水ペーパー
耐水ペーパーのヤスリを使うと、ダイヤモンドパッドと同じように、簡単に黄ばみ汚れ、着色が落ちます。
今回使ったのは粒度#400、#1000、#2400の3種類です。
まず傷が怖かったので、#1000から試してみました。
わりと落ちますが、短時間でよく落ちるってほどではないです。
こちらも、時間をかければ、キレイにできます。
問題は#400です。
傷がつきそうで怖かったのですが、面白いくらいにバンバン汚れが落ちていきます。
しかも傷どころか、これだけで表面の見た目は、ピッカピカになりますね。
ダイヤモンドパッドと同じくらい手軽に、長年の黄ばみや汚れを落とすことができます。
そして、洗面ボールの全部をピカピカの新品状態にすることができました。
目に見える傷も一切できません。
もちろんですが、削っているので、目に見えない傷はついているんだろうとは思いますが、新品といっても誰も疑う余地はないと思います。
一応ですが、#400でキレイにしたあとに、#1000で軽く磨いて、#2400で仕上げています。
見た目では、何にも変わりませんが、#2400くらいで仕上げれば、今後の汚れが落としやすいのでは?っていうところの、気分の問題です。
その辺はプロではないので、分かりません。
ちなみに比較すると、こんな感じです。↓
耐水ヤスリだけで磨いたとは思えないような、ピカピカ感ですよね。(左半分)
耐水ペーパーだけで、コーティング剤も何も塗っていませんが鏡みたいなテカリ方をしています。
黄ばみや、汚れが落ちなくなっていたら、耐水ペーパーもおすすめです。
まとめ
何年も経った洗面台の、蓄積された汚れや黄ばみを、サクッと落とすなら、ダイヤモンドパッドもしくは、耐水ペーパー#400くらいを使うと、簡単に汚れを落とすことが出来ます。
簡単に汚れを落とす
ダイヤモンドパッド
耐水ペーパー#400
ただ、念のため目立たないところで、一度試してから使った方がいいと思いますよ。
とはいっても傷が心配だし、時間をかけて徐々に落としていきたいというのであれば、サンドパットや耐水ぺーパーの、#1000以上で掃除をしてもいいかと思います。
そしてキレイに磨いたあとが肝心なので、日頃の掃除は、メラミンスポンジがおすすめですね。
今すぐ買っておきたいなら、参考までにどうぞ↓