人口大理石のキッチンを、7年以上使っているのですが、一度、石に染み付いた汚れや黄ばみは、そう簡単に落ちる物ではありません。
汚れはじめてきた頃から、分かってはいたのです。
ですが、見て見ぬふりをし掃除を怠った結果、落ちない汚れを見るたびに、嫌な思いをすることになります。
こうなってから通常の掃除をしたところで、落ちないんですよね。
そんなずっと諦めていた黄ばみ汚れですが、意外と簡単に落とすことができてしまいましたので、その方法を写真付きでのせてみました。
同じような悩みをかかえていたら、ご参考までにどうぞ。
人口大理石キッチンの汚れ、黄ばみ落とし
↑この部分は、同じ素材のキッチンシンクの水切りがはまっている場所なんですが、その水切りを外すと、こんな酷い状態になっているんです。
水切りなんて、ほとんど外しませんけど、日頃の掃除って大事ですよね…。
また後で、まとめてやればいいなんて考えていると、手遅れになります。
水回りはとくに…。
こうなってからは、シンクは素直に、ステンレスにしておけばよかったと、ずっと後悔していました。(ステンレスにはステンレスの悩みがあるんでしょうけど。)
キッチンハイターや強力カビハイターも、過去、何度も試していて、それでも落ちなくなっている黄ばみ汚れなので、諦めていたのですが、キレイに落とす方法がありました。
クエン酸水+メラミンスポンジ(ほとんど落ちません)
キッチンハイターなどして、落ちていない時点で、無駄なあがきなのですが、一応念のためやってみました。
クエン酸水を塗ってみて30分放置し、水で流してみましたが、全く黄ばみ汚れは落ちません。
そこで、メラミンスポンジも加えて掃除をしてみたところ、部分的にすこーしだけ落ちました。
ですが、完全にキレイにすることは無理ですね。
クエン酸水の作り方
水200mlに、小さじ1杯のクエン酸を入れて作れます。
スプレーボトルに入れて使うと便利なのですが、落ちるかどうか分からないので買いませんでしたけど。
ちなみにですが、人口大理石にクエン酸は、表面が溶けてツヤがなくなるそうなので、使わない方がいいみたいです。
今回の場合、汚れがひどいので、関係ないのですが。
メラミンスポンジは、日ごろの掃除で使うと効果的ですね。
ちょっとした汚れは、すぐに落とせますし、汚れがこびりついて、取れなくなることもなくなると思います。
常にピカピカな状態を保つことが出来るので優秀です。
定期的に掃除できればの話しですが。
ダイヤモンド研磨(新品同様になります)
次にためしたのが、研磨掃除です。
こうなると削るしかないという安直な考えですが、それしか思い浮かばなかったので、ダイヤモンド研磨をかけてみました。
傷がつくのが怖かったので、こういったヤスリを使うことは考えていなかったのですが、あまりにも黄ばみ汚れがひどく、目立つので思いきってみました。
結論は、「早くやっとけばよかった…」です。
キッチンなんて毎日使いますよね。
ですから、見るたびに、ずっと嫌な思いをするんです。
ちゃんと掃除をしとけばよかった…とか、ステンレスにしとけばよかった…とかですね。
それが繰り返されるんですよね。
そういう日常が続くくらいなら、早く試してみた方がいいです。
水をかけて、ちょっとこすっただけで、汚れが取れていきます。
驚くほど簡単に。
表面についた水が濁っていくんですが、黄ばみ汚れが取れているあかしなので、気持ちがいいんですよね。
それでも、角付近についた汚れだけは、なかなか落ちなかったのですが、時間をかければ、ダイヤモンド研磨できれいさっぱり、落とすことができました。
使ったのは、オーエのダイヤモンド強力研磨剤「一撃くん」陶器・タイル用レギュラーです。
陶器やタイル用でも、十分にキレイに落ちます。
見ての通りピカピカです。
傷がつくかどうかで悩んで、できていないなら、必要なのは、ちょっとした勇気ですね。
この部分は、水切りをはめるので、傷がついても見えなくなるという部分だから、試しています。
目立たないところで、まずやってみてからを、おすすめです。
といっても、よほど変なことをしない限り、見える傷なんてつかないと思います。(目に見えない傷はついているんでしょうけど)
ダイヤモンド研磨だけでもよかったのですが、耐水ペーパー(やすり)も買っていたので試してみました。
耐水ペーパー
↑まだ落としていない部分に、耐水ペーパーは効果あるのかもやってみました。
コスパ的には、こちらの方がいいので。
耐水ペーパーは、見た目はペラペラな紙やすりと同じです。
耐水ペーパーは、目の粗さによって番号がついています。
例えば#100とか、#400、#1000とかですね。
簡単にいいますと数字は、目の粗さをあらわしていて、数字が小さいほど粗くなります。
大きな数字の耐水ペーパーから試した方がいいですが、今回は#400で汚れを落とし、#2400で仕上げています。
見ての通りで、耐水ペーパーでも7年間の汚れ、黄ばみは綺麗に落とすことが出来ます。
しかも、目に見える傷は一切ついていません。
耐水ペーパーの表面を触ると、当然ザラザラしているので、こんなので研磨したら、傷だらけになりそうだと思うんですよね。
ですが、見ての通りですが、全く傷が見当たりません。↓
手で触っても、つるっつるです。
一応ですが、このあと耐水ペーパーの#2400で仕上げました。
2400くらいになると、表面を触っても、そこまでザラザラしていないので、かなり細かいんだと思います。
まとめ
ダイヤモンド研磨でも、耐水ペーパーでも、7年以上かかって、人口大理石に蓄積された黄ばみ汚れを、キレイに落とすことが出来ます。
今回使った、「一撃くん」と、「耐水ペーパー400」では、一撃くんの方が汚れおちが早かったです。
もっと粗い400以下の耐水ペーパーなら、どうか分かりませんけど。(傷がつきそうで怖かったので、使いませんでした)
キッチンハイター等を使っても、汚れがおちない場合には、ためしてみるといいと思いますよ。
ステンレス用もご参考までに↓