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やり抜く力には、悪い側面も!?実践版GRITやり抜く力を手に入れる【感想】


実践版GRIT やり抜く力を手に入れる

著者:キャロライン・アダムス・ミラー 378ページ すばる舎

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あなたのパフォーマンスを最大限に引き出す科学的な方法

 

こんな風に思っていたら

  • いつも中途半端で終わってしまう
  • すぐに諦めてしまい、何もできない
  • 目標もないし、あったとしても達成できていない

そんな悩みを解決するためには、まず、なぜそういったことになるのか、なぜ何も達成しないまま終わるのか、何があなたの成功を邪魔しているのかの、原因を知ることが大事になります。

そして、今までと違ったやり方で、今まで以上に強く生き、そして最高に素晴らしい自分と、最高にグリットな自分になるための戦略を立てることが、本書を読むとできるようになります。

 

目標を達成する人との違い

重要な何かを成し遂げるまで、何年かかってでも目標を追求し続けられる人たちは、一体何が違うんだろうと、疑問に思ったことはありませんか?

その違いは、グリットにあると著者は言います。

グリットとは、やり抜く力のことです。

 

長期的な目標を追求する情熱と粘り強さを、持っているかどうかが目標を達成する人と、そうでない人の違いだったのです。

なんとなく分かってはいるけど、実際言葉にしてみないと、理解できないこともありますよね。

そのグリットを身につけることで、あなたの人生を最高なものに変えることができるようになります。

 

分かりやすいエピソード

本物のグリットとは、 「高い目標に対する情熱的な追求であり、周囲の人の畏敬の念を引き起こし、より良い人間へと成長し、精神的な持続的幸福を獲得し、ポジティブなリスクを冒し、最高の人生を送りたいというモチベーションを引き出すもの」を指す。

こんな感じで書かれていると、ちょっと意味分からんなんて思ってしまいますが、短くまとめると、そんな感じですよくらいに思えばいいと思います。

実際、この本では、一つ一つをより詳しく分かりやすく、たくさんのエピソードをまじえて解説しているので、難しいことはありません。

飽きそうなときには、エピソード中心で長いので、気になるところだけ読むといいかもです。

 

この本から何が得られるか?

 

自分の強みを伸ばし、グリットの高い人々に見られる行動パターンを身に付け、習慣化できるように自分を変えることができるようになります。

グリットを構成する特性は、すでにもっているものもあると思うので、身につけたい特性のエクササイズをしていくといいと思います。

情熱、幸福感、目標設定、自制心、リスク・テイキング、謙虚さ、粘り強さ、忍耐

これらをどうやって身につけるのかは、実践的なエクササイズが準備されていますし、より詳しく各特性を解説しているので、学びが多いものになると思います。

実際、自分で言葉にして説明しようとすると難しいですからね。

 

グリットは、自分の目標を達成するために、誰に何を言われようと諦めないという強い気持ちを持つことができれば、誰にでも手に入るので、ごく一部の選ばれた人のためのものではありません。

 

壮大なスケールの目標

 

質問

いつかあなたが自分の人生を振り返ったとき、何か後悔することがあるとしたら、それはなんだと思いますか?

後悔しないために、今あなたにはどんな変化が必要だと思いますか?

この質問で出てくる目標は、本当にできるのか!?って壮大なスケールだったりすることが多く、大抵の場合、混乱とストレスを招くといいます。

でもそれを、最後までやり通すためのものがグリットなんです。

 

普段考えない深い質問ですよね。

振り返ってしまうと後悔だらけです。

あのとき、ああしてればなんて思ったところで仕方がありませんが、その後悔を知ることで、これからの後悔を減らすことができますし、行動していけるようになる質問だと思います。

 

やり抜く力の悪い側面!?

 

やり抜く力と聞くと、どんな感じがしますか?

きっと、いいイメージしかわかないと思うんですよね。

ですが、この本では悪い側面もあることを教えてくれます。

納得せざる負えないエピソードで語られており、失敗を防ぐことに役立つ内容です。

 

そしてグリットは、正しく使わないといけません。

周りの人たちの観点に立った人生を、コツコツと歩むために使われていたらどうだろう?

人の頼みを聞いてばかりで、自分のために自分の力を使わない。

そんなことになってしまっている場合もあるので、グリットはプラスにもマイナスにも働きます。

 

目標を持つことができない原因

 

退屈さを引き剥がし、渾身の力を振り絞って、何かに打ち込む覚悟を決めたとき、その人に何が起こるのか。

でも、問題はそれがいつ起こるか分からないということですよね。

人が自分にとって最も価値ある目標を持つことができない原因は、恐れだといいます。

成功に対する恐れや、失敗や変化に対する恐れ、そういった恐れがあなたの邪魔をしているのです。

 

高い野望を持ち、それに向かって懸命に努力し、どれくらいできているかを振り返り、今自分がどこの位置にいるのかを見積もる。

その一連の行動が、目標を達成させることになります。

 

グリットを高める下準備

 

本物のグリットは夢からスタートすることになります。

  • 考え得る最高の成果は何なのか?
  • そうなったら、どうなるのか?

もし、〜すべきとか、〜しなければならないという言葉がでてくるとしたら、あなたの夢は、あなた自身の夢ではなく別の誰かを、喜ばせようとしているだけかもしれません。

その場合は、行き詰まる可能性が高くなるといいます。

 

朝起きるのは何のため?

リスクを冒すとしても、せいぜいしれているのに、いかに多くの人が退屈で何事もない人生を送っているのか。

あなたにとって最高の成果を得るために、毎朝起きましょう。

実践版GRIT やり抜く力を手に入れる

 

自分にも周りにも、よい影響を与えることが本物のグリット

 

そうでなければ、頑固で忍耐強いだけの強情グリットや、何がなんでも達成しようと人を騙したりする虚栄グリット、自分のことを吹聴しないでいられないセルフィーグリッドになる場合もあるということをいっています。

人を惹きつけられるようなグリットでなければいけないと。

 

本物のグリットを持っている人たちは、何が重要なのかをしっかり心得ており、誰かからの承認や称賛を必要とせず、自分の自信や自尊感情を高めるために周囲から高く評価されたいとも思わないのだ。

自分にとって本当に意義深いことだけに的を絞り、それ以外のことでは別にビリになろうと気にしないし、苦手なことについては平気で自分を卑下する人たち。

 

誰でも身につけられる?

ここまでくると、誰でも身につけられるって言われても信憑性がないですよね。

でも、グリットの特性や行動の多くは、訓練で習得可能だということです。

言葉として定義すると、難しく感じるのですが、実は日常の至るところにグリットを発見することができます。

孫の教育費のために副業をしていたり、子供のためにボランティアをしていたりする人々など。

この本は、ロールモデルが書かれているので、分かりやすいくイメージしやすいので行動に落とし込みやすいです。

 

日々、実践するしかない

 

本物のグリットを養うと言う事は、この本のアイディアを一つ一つ試し、繰り返し実践し、トライ&エラーを通してうまくいくやり方を習得していかなければいけません。

日々の実践がものを言うと言うことです。

YouTubeでグリットを例えると

ただ動画を撮ってアップロードしているだけの人は、「動画を投稿する人」

見てくれる人のために、どうすればもっと良くなるだろうかなどを毎日分析して、活かしていく人達が「ユーチューバー」

って感じでしょうか。

 

情熱を燃やすための目標

 

目標を諦めずに続けるためには、情熱が必要になります。

周りから批判的なことや否定的な事を言われても、情熱があればやり抜く力になります。

では情熱を持つにはどうしたらいいのでしょうか?

情熱を目的と結びつけるにはどうすればいいのか?

 

興味と情熱は全く違う。

興味を持っていて情熱を持っていないなら、興味のあるものの中で1番関心の高いものを選んで、その1つを深めてみると良い。

それが本当に自分を輝かせるものなのかどうかは、初期の基本を習得するという、退屈な模索段階を経る必要がある。

 

エクササイズ

あなたがエネルギーを感じる活動や人物、場所を考えてみる。

余暇には何をして過ごすのが好きだろう?

もし絶対失敗しないとしたら一体何をするだろう?

などの質問が準備されていますので、自分のことをより理解すると、対策しやすいですし行動に落とし込めるようになります。

 

本当に大切なことに集中

 

人はたとえ成功する見込みがないものでも、将来の選択肢を閉じてしまうことを嫌う事がわかっています。

そのせいで本当に大切なことが見つかったときに、それに費やすための時間と集中力が残っていない結末が待っていたりします。

ですから自分にとって重要な、精神的な見返りをもたらす選択肢を絞り込むことを推奨しています。

 

こういった心理学的な人の行動の傾向を分析して、行動しやすくしてくれているのが、本書です。

自分を詳しく知るためにも役立ちますし、これからどんな行動をしていけばいいのかを教えてくれる内容になっています。

グリットを身につけるだけでなく、知ることで失敗を回避することにもつながると思います。

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追記

自社の製品に見込みがないことを示す徴候があっても、それを直視することを避け、自分よりもずっと冷静に現状を分析し、手遅れになる前に軌道修正するべきだと考える人たちのアドバイスや懇願を無視し、自分の正しさを証明するために多くの時間を費やし、失敗した事業にさらなる投資をする起業家は、まさに「強情グリット」の典型だ。

やり抜く力を、悪い方に発揮してしまう典型的な例ですよね。

ビジネスには、とくに強情グリットが蔓延している気がします。

 

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