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「京大読書術」仕事にも勉強にも必須な 「理解力」と「連想力」が劇的に身につく【書評】


偏差値95、京大首席合格者が教える「京大読書術」 仕事にも勉強にも必須な 「理解力」と「連想力」が劇的に身につく

著者:粂原 圭太郎 208ページ KADOKAWA

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京大読書術

 

こんな風に思っていたら

  • 表面的な読書ではなく、深く読み解く方法が知りたい
  • 読んでも記憶に定着していない
  • 発想する力が欲しい

 

読解力、論理力を高め、速読術、発想法、思考力、応用力という流れで、こんな読み方をすると記憶に残りやすく、なおかつイメージ力もついて、おもしろいと思われるような発想も、できるようになりますよと教えてくれる本です。

 

東大の入試問題は、分量が非常に多く、素早く処理をしていかなければなりません。一方、京大の入試では、単純な知識問題は少なく、時間をかけてじっくり考えなさいという問題が多く出題されます。

ですから、本書は、広く浅くの読書ではなく、狭く深くを追求する京大気質ならではの読書術が紹介されています。

といっても狭く深くという読書のやり方が主ではありますが、広く浅い読書を否定しているわけでもなく、使い分けも解説されています。

 

アウトプットが万能すぎる

 

読んだ本を知識に変えるために、アウトプットを推奨されています。

ではそのアウトプットのやり方はどうすればいいのか?ってことですが、単純にブログやSNSを活用することが書かれています。

もしくは誰か話せる相手がいれば、その人に読んだ内容を伝えてみるということです。

 

アウトプットは、情報を知識に変えることができますが、ついでに文章力も鍛えられ、物事を分かりやすく伝えるというスキルも身につきます。

社会にでると、物凄く重要になってくるスキルですよね。

 

分かりにくい説明文で損をする企業

相手が知りたいと思っていることを読み取って、あなたの頭の中にある情報を、分かりやすくして伝えてあげる。

これができるだけで、コミュニケーションもそうですが、モノやサービスを売るということがイージーモードになっていきます。

 

こんな風に思ったことありませんか?

これ、売る気あるのかな?って説明文。

簡単に理解できるような内容になっていないため、読む人の読解力に頼っている商品説明など。

 

何かを販売する時に、モノであれサービスであれ、その説明が書かれていますが、何を言っているのか意味が分からないようなことをしている企業は、思いのほか多いですよね。

これすごくいいのに、なんでこんなに複雑で分かりにくい書かれ方が、されているのだろうってことありません?

業界人だけにしか分からないような専門用語がふんだんに使われていたり。

読書のアウトプットによって、そういったことをして売りを逃すことも、防げるようになります。

 

読書感想文が手っ取り早い

著者は、この能力を日常生活の中で身につけようと思えば、読書感想文を書くのが手っ取り早いといいます。

でも発表する場がない…っていうときに、ブログやSNSを、活用してしまいましょうということです。

そういった点でも本は読むだけで、記憶力、要点を掴む力、表現力まで養ってくれるようになります。

 

記憶に定着させる方法

 

著者のオススメ

読んだつもりにならないように、一度本を読んだら、それを振り返る時間をつくる。

 

1時間ほど読んだら、そのあと5分でいいので見返して欲しいと思います。

びっくりするくらい記憶が定着するはずです。

 

なぜすぐ復習するのか?

エビングハウスの忘却曲線

1時間後には56%、1日後には67%、6日後には75%の記憶がなくなると言われています。

5分の見返しで、読んだ本を記憶に残しやすくなるなら、やらない理由はないですよね。

5分くらいならやってもいいかって思えるかどうかで、差がつくのではないかと思います。

 

そのほかにも、読んだ数日後に、もう一度その本の表紙を見て、内容を思い出そうとするなど、記憶の定着に役立つ情報も解説されています。

 

 

予測しながら読む

 

予測しながら読むと、より記憶に残りやすいと言うことも書かれています。

この感覚は、よくわかりますよね。

自分の予測していたものと違ければ違うほど、記憶に残りやすいですからね。

ドラマや映画で、この先こうなるのではないかとか、展開を予測したりすると思うですが、自分の予測を裏切られたドラマとか記憶に残りやすいですよね。

 

失敗が記憶に残りやすいのと同じ感覚なのだと思います。

前の文章から後の文章を予測しながら、目の前の1文を読むと言う習慣をつけることが、予測力向上の第一歩だそうです。

 

 

1日5分で速読できるようになる方法

 

ポイント

30秒で理解できる速度でまず読んでみる。

今読んだ箇所を読み、さらに2行先を読む。

これを繰り返していく

著者が、時間がない人にオススメしている練習法です。

このやり方は、自分がどのくらい速く読めるようになったのかが、一目で分かるのでいいですよね。

 

一般的に言われる速読

あと速読で一般的によく言われていることも書かれています。

  • 漢字やカタカナだけ読む
  • 視野を広く持つ
  • 音声化しない
  • 音声化するとしてもその音声化を速くする

 

私の場合ですが、音声化しないやり方は、できた試しがありません。

頭の中で音声化しないと読むのは早くなりますが、早くなっても理解力が追いつきません。

ただ文字を見ているだけになってしまうんですよね。

音声化しない速度で、理解できる人がうらやましいです。

 

本を読む目的が大事

本は読破することが重要なのではなく、自分の必要な知識を得るために読んでいるので、その部分だけを読めば良い。

その時の自分の状況によって、欲しい情報が違ってくるので、同じ本でも得られるものが違ってきます。

ですから、無理して初めから最後まで読む必要は無いと言うことです。

 

ポイント

必要な時に必要な箇所だけ。

 

欲しい情報が見つかれば、その時点でその本の役目は終わりということです。

これが一番、早い読み方かもしれませんね。

 

それに、どんな情報を得たいのかゴールを決めてから読むことによって、読書の意味が出てきます。

 

想像力や発想力を鍛えるなら

 

想像力を鍛えるには、小説などの情景をイメージできるものがいいですよね。

その想像力が、発想力を培っていくことになります。

想像力や発想力によって、既存のものの組み合わせができるようになり、新しいものを生み出せるようになります。

斬新な組み合わせを考えたいのなら、多くの知識が必要です。

事前にいろんな知識があればあるほど、発想が豊かになるのは分かるのではないでしょうか。

 

知識を蓄える

アウトプット先がはっきりしているとインプットははかどる。

入れた情報を、出すところがはっきりしていれば、知識もどんどん蓄えられていきます。

話す場をもっていて、読書などで情報を入れている人は、話も上手くなり、知識が蓄えられていきます。

 

漫画も読書

 

漫画、自己啓発書、ビジネス書など、同じ土俵の上にあるというのが著者の考え方です。

漫画も読書の1つで、実際に使える情報もありますし、それは知識にもなっていきます。

自分に影響を与えてくれるものは素晴らしいものなので、漫画なんてと偏見を持つことは、自分の世界を狭めてしまうことにつながります。

 

漫画なんて特に、分かりやすく伝えるを実践している本ですよね。

ようは自分にとって、どれだけ影響があったか、どれだけ役に立ったかなんですから、漫画といってバカにはできません。

 

多読は思考を使わなくなる可能性がある!?

 

多読をするときには、情報を鵜呑みにするのではなく、疑問を持ちながら読む事で受け身になることを防ぐことができるといいます。

読むこと自体が目的になってしまっていませんか?

読むだけで満足していると思ったら↓

ポイント

疑問をもつ

 

興味のない本を読む方法

 

興味のない本なんて、そもそも読まないと思いますが、読まなきゃいけないことがあるかもしれません。

会社や学校で読むように言われたとか、取引先の人からススメられたとかですね。

そんなときには、参考にしてみてもいいかもです。

最終的にそこまでやるか!?ってことも書かれているので、面白いですよ。

 

まとめ

 

京大読書では、狭く深くを学ぶと言う特徴があります。

それは京大の受験に関連していて、知識をどのように応用し、自分なりの答えを導くかが重要なので、深い知識が必要になっているためです。

浅い知識から深い知識へと、徹底的に調べていく読書のやり方によって、より深く理解し知ることで、奇抜で面白い発想を生みだせるようにするのが本書です。

 


 

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追記

有名人と会って話したいと思っても、なかなか現実にするのは難しいと思います。しかし、本があればそれは可能です。会って話すよりもはるかに、その人が考えていることがわかるかもしれません。本があれば、亡くなった偉人と話すことだって可能です。

自宅にいながらにして、偉人の考えが学べるのですから、本は人生を変えますよ。

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