言い訳には、2種類の言い訳がありますよね。
- 時々やってしまう、他人に対してする言い訳
- 自分自身に毎日している言い訳
他人に対してする言い訳は、自分の非を分かった上でしています。
自分が何かをしてきて、言い訳をしないといけない状況になってしまったから、それを誤魔化そうとしているわけです。
自覚しているからこそ、できる言い訳ですよね。
ですが、自分自身にしているいつもの言い訳は、「自覚なく」している場合がほとんどなので、やっかいなのです。
今回は後者の、毎日のように自分自身にしてしまう言い訳が、どれだけ人生をハードにしてしまうのかって内容について書いています。
興味があったら、読み進めてみて下さい。
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言い訳はなぜ、人生をハードゲームに変えてしまうのか?
言い訳とは=できなかった理由を適当に並べて正当化すること
別な意味もありますが、ここでは責任逃れのような、悪い意味での言葉として使っています。
言い訳は、始めから何もしなかった自分を適当に納得させて、何もしなかった時間を積み上げることになります。
今日は、天気も悪いし…、疲れているし…、時間がないからなぁ…、やる気がおきない…などなど。
何かをする前から、適当に言い訳して、何もしません。
その結果、人生をハードゲームに変えてしまうんですよね。
そもそも、なぜ言い訳をしてしまうのか?
本来、自分自身のことなので、誰かに言い訳する必要はないのですから、自分自身にわざわざ言い訳なんてして、納得する必要はないはずですよね。
ですが、自分に言い聞かせるように、深く考えもせず、適当に理由を考えて、自分を納得させています。
それは、自分ができないやつだと認めたくないからです。
できなかったことを、自分の能力とは関係ないと思いたいんですよね。
本当はできるんだけど、面倒だったからしなかっただけなんだよとか、ただ時間がなかっただけなんだよとかですね。
ですから、自分の能力とは関係なくて、他の何かのせいにしたいんです。
○○ができなかった自分…、なんて思いたくはないですからね。
言い訳が習慣化
言い訳することが当たり前になってしまうと、言い訳しようと思っていなくても、言い訳を自然と考えてしまう習慣を身につけてしまいます。
そうなると気づかないうちに、言い訳して諦めている…なんてことが起きてくるんです。
例えば、今すぐにできて、すぐ終わらせられることですら、後回しにしてしまったとかですね。
部屋の掃除をしないとヤバい状態なのに、言い訳をして見て見ぬふりをしたりとか、血液検査の数値が悪くて、ダイエットしないといけないのに、何かと言い訳してやらなかったりとか、そういった小さなことから大きなことまで、たくさんあると思います。
ちょっとした言い訳で、その時だけ後回しにするならまだいいですが、後回しという名の、一生やらないなんてものもあります。
そして、後になって後悔するんですよね。
それは全部、言い訳がそうさせているんです。
目をそらしたところで意味がない
行動した方がいいと自分で思っているのに、やりたくないから、とりあえず自分に言い訳して後回しにしています。
要するに逃げてるんですよね。
やりたいことや、やらなければいけないことから、目をそらしているんです。
自分自身のことなので、逃げる必要はないのにも関わらず。
自分に言い訳をしなければ、いけないような行動をしているってことです。
言い訳をしなければ、自分の行道を納得させられないことがあるってことです。
そうやって言い訳するのは簡単ですが、言い訳すればするほど、自分の人生をハードゲームに変えていってしまいます。
それに、やらなければいけなかったことは、あとで結局やることになったりすることもあるので、自分のクビをしめることにも繋がるのです。
言い訳は、自分のやりたいことも分からなくなる
しなくても問題はないけど、やった方がいいと思っていたこととか、やりたいと思っていたことは、それができなかったという後悔する自分を、積み重ねていってしまいます。
そして、ふとした時に、後悔の念を抱いたりするのですが、それもその時だけでまた忘れて、同じことを繰り返すんですよね。
そんなことを繰り返していると、自分が何をしたかったのか、今何をしたいのかも分からなくなってしまう場合もあります。
ちょっとしたやりたかったことなども含めて、言い訳して結局やらやらないわけですから、自分にはやりたいことがない、なんて勘違いしてしまったりするんですよね。
そうやって、やりたいことが分からなくなってしまうのです。
大きなことから小さなことまで、たくさんあったやりたいことをです。
何にもやりたいことがない…、なんてなってしまっているのは、言い訳してやらなかったからではないか?って考えてみるといいと思いますよ。
本当はあるのに、面倒だからと言い訳しているだけかもしれませんので。
言い訳できないレベルになる
どうやったらできるだろうか?
ではなく
どうやって、自分が傷つかない理由で、自分を納得させられるだろうか?
に無意識の段階で変わっていませんか。
そうなると、ずっと何もできない、何も達成できない状態が続くことになってしまいます。
今の時代の変化は早いですよね。
そんな時代に合わせて、変わっていかなければいけません。
ですが、いつまでも言い訳をしていたら、何も変われず、何も成し遂げられないまま歳をとっていってしまいます。
そうやって、人生のハードルを自ら上げてしまっているのです。
何もしないという積み重ねは、いざ何かに取り組もうとした時に、余計に時間がかかったりしてしまいます。
それに今更頑張ってもな…みたいな考えになってしまうこともあると思います。
あとになって後悔しても、そうやって積み重ねた時間は、二度と戻ってきません。
いざやろうとしたときに、毎日経験を積み重ねてきた人には、追いつけなくなっている場合もあるのです。
少しずつの積み上げでも、時間が経つと、大きな差になっていきます。
少しだけやったところで、何にも変わらないという言い訳をしているうちにです。
いいアイデアが思いついて、これはいける!って思っても、やり方が分からないしなぁ、時間がないもんなぁ、お金がないから無理だな…なんて思っているうちに、後悔という時間を積み重ねます。
次第に、こうしよう!なんて思っても、でもな…って感じで、今まで何もしなかった積み重ねた時間が、自信を奪ってしまったりですね。
仕事でも、遊びでも、やりたいことがあっても何も行動しないのは、自分に言い訳をしているからです。
そうやって、できない、できなかった理由を考える習慣も、自分で無理やり作って、無理やり納得させてしまってきた結果です。
それらの積み重ねが、時間が経つごとに、言い訳できないレベルにまでなってしまい、後悔に変わるんですよね。
最新の後悔製造機
言い訳は、後悔を生み出す製造機みたいなものです。
言い訳すればするほど、何もしない時間が増え、何もできなかった自分に後悔する時間も増え、諦め体質になってしまいます。
諦めることも大事なことだったりしますが、それは何かをした後に諦める場合です。
何もせずに始めから諦めるのではありません。
そうやって不完全燃焼が続くと、そのうち、言い訳してすぐに諦めてしまうのが当たり前になります。
世の中こんなものとか、人生なんてこんなものって、決め付けてしまうようになってしまいます。
結局、自分はできない奴だと、認めてしまうような状態になるんです。
ですから、後悔を生み出し続ける製造機(言い訳)は、やめましょう。
言い訳を回避するには
言い訳を回避するには、言い訳をしてきたことで、今の状況になっていると認めることですね。
そして、できない言い訳を考えるのではなく、「どうやったらできるのか?」って考えることです。
そして失敗しても、続かなくてもいいから、とりあえずやってみるのです。
そもそも失敗し続けているんですから、今更やって失敗したところで、どうってことはありません。
それにやってみると、向き不向きも分かります。
やってみないと分からないことが分かるようになるのです。
それって、失敗したことになるんですかね?って話しなんですけどね。
やらなかったことで、言い訳グセをつけるとともに、後悔していくのか。
それとも、少しでもやってみて、経験を積んでいくのか。
難しそうでも、面倒でも、とにかく気楽にやればいいんです。
そのために、どうやったらできるのか?です。
始めから何もしないのと何かしら行動して、すぐやめた。
では、大きな違いです。
始めから何もしない人の方が、圧倒的に多いのですから、ちょっとやっただけで差がつきます。
言い訳の代わりに、どうやったらできるのか?を考えていけば、言い訳の入る余地はなくなっていきますよ。
それに、
また明日があると思っていませんか?
今、しないと後悔するだろうな…なんてことは、すでに何度も経験しているはずです。
もしかすると、明日がこない可能性だって、十分に考えれられます。
そんな時に、自分はどう思うんでしょうか。
って考えてみると、きっと言い訳してやらないとか、後回しにするなんて選択肢はなくなると思いますよ。