ダイエットをしたいなら、言うまでもありませんが、食べなければ痩せることができます!
これは物理的に確実なので、断言することができるのですが、食べないダイエットは、非常に難しすぎますし体に悪いです。
ですから、食べる量を減らすか、もしくは運動をしてダイエットをすることになるのですが、ただこれだけでは、痩せられるかもしれませんといった、あいまいな結論になってしまいます。
それはなぜかといいますと、食べる量を減らしたからといって、運動をしたからといって、やせられない場合もあるからです。
ダイエットは数字が物語る
1食1食の摂取するカロリーが大きく、元々の消費カロリーが低ければ、1食抜いたところで、意味がない場合もあるということです。
体重増減の平衡方程式
体脂肪の変化=「摂取する食物のカロリー」ー「放出するカロリー」
例えばですが、1食1000kcal×3食の人がいて、1食抜いて2000kcalにしたとします。
そして、1日の消費カロリーが2000kcalだったとしますと、±0で、痩せることなく現状維持ということになります。
もし、消費カロリーがこれよりも下回っていれば、1食抜いたとしても、エネルギー(カロリー)を体脂肪として、蓄積していくことになるのです。
ですから、置き換えダイエットをしているんだけど、痩せられないって場合の理由は、こういった摂取カロリーよりも消費カロリーが低いことが原因になっているということです。
食べないのはきついので、置き換えダイエットをする人も多いと思いますが、たとえ置き換えて摂取カロリーを減らしたとしても、元々の1食1食の摂取カロリーが大きかったり、消費カロリーが低ければ痩せることはできません。
そして、元々の摂取カロリーが大きい場合、ちょっとした運動をしたくらいでは、痩せない場合も十分にありえます。
ですから、ダイエットで痩せるための確実な絶対条件は、「数字」を管理しなければいけないということです。
面倒臭いですけど、これが1番確実です。
ダイエットして本当に痩せたいのなら数字をみる
ダイエットをするけど、うまくいかない、瘦せられない場合の理由は、さきほども言った通りですが、本当に痩せたいのであれば、必ず数字をみなければいけません。
一番確実で、一番分かりやすく、一番やる気につながるのは、数字を使うことです。
痩せない理由、なぜ太ってしまうのか、何が原因なのかが、数字を見ればすぐに分かるようになります。
ですから、何をすれば痩せられるのかが、ハッキリと分かるようになるのです。
ダイエットするのに数字なんて、そんな面倒なことしなくても痩せられるよ
っていう人も、中にはもちろんいます。
ですが、大抵の場合は、うまくいきません。
どこの数字が原因なのか分からないのですから、極端なダイエットをしてしまったりして続かないのです。
始めだけはやる気があり、成功するのですが、あとから痩せなくなり、やめてしまったりとかですね。
それに始めのうちは、消費カロリーが大きく、結果が出やすいので、モチベーションも高かったりするんですよね。
ですが、同じ運動を続けていても、だんだんと消費カロリーは減っていくことになります。
なぜなら、消費カロリーは、体重によって変動していきますので。
そうやって効果が低くなってきた場合、数字を見ていれば、的確な判断をすることができます。
1日の行動の消費カロリーに見合う、摂取カロリーにするなど、原因が分かっていれば対策をすることは簡単です。
なぜ体重が落ちなくなってきたんだろう?みたいに分からないまま、同じことを繰り返しても、やる気がなくなってしまうのは仕方のないことですよね。
それに、原因が分からないままでいることは、ストレスにもつながっていきます。
ですから、はじめから数字を追うようにしておくことが、理想の体重にするための秘訣です。
チェックするべき数字は、毎日つけましょう。
→ 「現在の体重」
→ 「食べたカロリー」
→ 「1日の平均消費カロリー+運動で消費したであろうカロリー」
この3つを把握しておけば、自分に合ったダイエットを無理なくすることが出来るようになります。
消費カロリーがわかれば、それ以下に抑えられたカロリーでしたら、何を食べてもいいのですから、自信をもって食べることができますよね。
ダイエットは長期戦になると思うので、この数字を把握しておけば、食べるストレスを減らせて、無理のないダイエットを続けていくことが出来るようになります。
あいまいな言葉を使っていたら要注意
あまり食べていないんだけど、痩せないんだよね…。
といった話を、まわりに言ったことがある人もいるかもしれませんが、その「あまり食べていない」という「あまり」の部分を、きっと詳しく聞かれたことがないと思うので、自分でも分かりにくくなっていると思うのですが、その「あまり」といって食べている内容を、一度書き出してみると、客観的に判断することができます。
自分のことは自分がよく分かっていると思っているだけで、意外と自分のことを把握できていなかったりするので、あまり食べていないのに太ると思っていたら、まずは自分を疑ってみることをおすすめします。
ココがポイント
「あまり」といっている部分を、自分で正確に書き出してみることが重要です。
「あまり」以外にも、「全然」食べていないんだけど…なんて言っていたら、特に要注意です。
きっと本人にとっては、あまり食べていないというのが正解ですから。
他の人からすれば、え…十分食べてるよね…なんていうこともありえます。
もしくは、本当にあまり食べていない場合でも、痩せられないとしたら、カロリーを消費するようなことをしていないってことも分かりますので、食べているものを一度、きっちり把握してみることをおすすめします。
そして、本気でダイエットをするのであれば、その食べた物をさらにカロリー数字にして、管理していくことが、無駄なストレスを減らして、無理なくダイエットをしていく確実な絶対条件です。
ダイエットに誤魔化しはいりません!
ココがポイント
自分の食べている物は、正確に数字にしてあぶり出しましょう。
曖昧な言葉で自分をごまかしても、数字を誤魔化すことはできません。
ですから、数字を使って目に見えるようにして、現実から目をそらさずに、逃げられないようにしましょう。
あまり食べていないのに痩せられないなんて、おかしな話ですからね。
本気でダイエットをしたいのなら、それくらいしないと、難しいと思います。
数字さえ管理していれば、何が問題になっているのか、すぐに白日の下に晒すことができます。
今の時代はとても親切になっていて、カロリーが表示されています。
ちょっと調べるだけで、カロリーが分かるようになっているんです。
ですから、そこまでカロリー計算で、苦労することもありません。
消費カロリーに関しては、意外とあいまいな部分がありますが、調べるとだいたいのことは分かります。
それに、摂取カロリーが分かり、体重の変動を記録をしていけば、普段通りで何もしない場合と、運動をした場合とで、1日の消費カロリーも、だいたい割り出すこともできるようになると思います。
ようするに、摂取カロリーを消費カロリーが上回っているかどうかの問題なのですから。
まとめ
あまり食べていない状態で、どれだけのカロリーを摂取しているのかを数字で出し、そしてどれだけのカロリーを、だいたい消費できているのかが分かれば、その状態を続ければ痩せるのか太るのか、しっかり分かるようになります。
分かってしまえば、あとは調整していくだけですから、精神的にも安定して、ダイエットを続けることができます。
普段と同じ行動をして、痩せられるカロリーは何キロカロリーなのか、ハッキリと分かるようになるのです。
これさえ分かれば、あと何分くらい運動すれば大丈夫かなど、自分で把握できるようになりますので、気持ちからして余裕ができますよね。
今どういう状況なのか、分からないと言うのが、一番精神的にきついと思います。
自分のしている行動が、正解なのか間違っているのか、分からないまま辛いダイエットをすることになるのですから。
辛いダイエットをして、なんとなく続けて、体重が増えたなんてことになったら、ダイエットをしても痩せられないなんて、間違った答えをだしてしまうかもしれません。
そうなる可能性もあるのですから、ダイエットをするのなら、はじめから数字を把握しておきましょう。
ダイエットで痩せるための確実な絶対条件は、3つの数字を把握することです。
→ 「現在の体重」
→ 「食べたカロリー」
→ 「1日の平均消費カロリー+運動で消費したであろうカロリー」