視線を誘導して部屋を印象づける
部屋をいい雰囲気にしたい
印象に残るような部屋にしたい
持ち物を自慢したい
など、部屋のインテリアや何かを見て欲しいなら、特徴を出す必要があります。
では、どうすれば特徴ある部屋に変えられるのかですが、結論からいいますと↓
結論
特徴を出す、手っ取り早い方法が「余白」です。
空間を贅沢に使うと、見てもらいたいモノを見てもらえるようになります。
そうするだけで、部屋の印象もガラッと変わります。
印象に残らない部屋は、何がメインなのか分からない
ひとつの空間に、たくさんのモノが置いてあると、ひとつひとつがぼんやりするのは、想像に難くないですよね。
部屋を印象づけるために、自分の持ち物で、癒されるモノだったり、好きなモノだったり、見てもらいたいモノを、部屋に飾ったりすると思うのですが、置ける場所があるからといって、あまりにもたくさんのモノを置きすぎていると、全部がぼんやりしてしまいます。
最悪の場合、ただ散らかっているだけのようにも見られます。
それに、自分でも何があるのか、分からなくなってしまったりしてしまいますよね。
そのうち、好きでもないのに、ただ飾れるモノだからということで、飾ってしまうことにもなりかねません。
そういった感じになってしまうと、自分で飾っておきながら、見なくなってしまうんですよね。
遊びに来た人も、記憶に残りませんし、印象としては、たくさんモノがあったなとか、ごちゃごちゃしている部屋だったなってことだけだったりします。
何に注目したらいいのか分からない
見るべきポイント
空間にモノを
詰め込みすぎていませんか?
たくさんのモノがあったら、一体何に注目をすればいいのか、分からなくなります。
何かを際立たせたいなら、そこに注目してもらいたいなら、工夫が必要です。
ドラえもんの秘密道具
ドラえもんがポケットから、道具を取り出す状況にも似ています。
ドラえもんの四次元ポケットには、さまざまな道具を入れることが出来ます。
そのために色々なモノが詰め込まれていますので、お目当ての道具を取り出すために苦労しているシーンがありますよね。
これでもない、これでもないとポケットから、いろいろと取り出した後に、お目当てのものが出てくる。
それと同じで、部屋にモノを詰めこみすぎていると、ハッキリとどこに何があるのか分からない状態になってしまいます。
もっとも秘密道具のように役に立つものであればいいのですが、現実ではそんなことはありません。
厳選する必要があります。
あれもこれもよりも厳選する
冒頭でも書きましたが、たくさんのモノが、ひとつひとつを、ぼんやりとさせてしまいます。
自分の中で、これだけはというモノが、ひとつポツンとあったら、どうでしょうか。
そこを見ませんでしょうか?
そして、それが強く印象に残りますよね。
見ると言うよりも、見せられているといった方がいいかもしれません。
そうやって視線を誘導することもできるのです。
それが余白です。
ポイント
部屋の空間を贅沢に、そのモノが際立つように使えばいいのです。
余白がモノを主張する
ひとつの棚に、たくさんのモノがごちゃごちゃと飾られているより、ひとつあった方がキチンと見てもらえますし、印象付けることができます。
たくさん飾ってあるなぁって印象よりも、アレが置いてあったと思ってもらえた方が印象は強いですよね。
美術館のやり方を、マネてしまえばいいのです。
たくさんある美術品の中でも、特に目玉になっているものは、その部屋にひとつだけ飾ってあったりします。
嫌でもそこに目がいきますよね。
人が混雑しないようにしている部分もありますが、注目させるためにしているのは明白です。
なぜ気になってしまうのか
白い画用紙に黒い点が、ポツンとひとつ付いていたら、気になりませんか?
それと同じで、ひとつの棚にひとつ飾ってあったらどうでしょうか?
そこを見ますよねってことです。
それが何なんのか、気になると思います。
目の機能
人の目は、言うまでもなく何かを見るためにあります。
ですから、何もない空間ではどこを見ていいのか分かりません。
何もないのですから視点がさまようことになりますが、何もないところに何かがあると、そこに目が自然といってしまうのです。
逆にたくさんの見るべきものがあると、ひとつひとつのモノではなく、ぼんやりと全体を見てしまうことになります。
そうさせないようにするのが、余白の使い方です。
ポイント
余白を贅沢に使えば使うだけ、そのモノが空間を支配します。
シンプルな部屋に、ひとつポツンと飾られた、華やかな花とかですね。
目に飛び込んでくるのは間違いありません。
ですから、見て欲しいものや、印象づけた部屋にしたいなら、その空間には、必ず目に入ってしまうように置いた厳選したモノを、余白を思いっきりつかって置くといいのです。
モノの役割を把握する
部屋を飾るためのモノの役割は、部屋の雰囲気を変えてくれたり、気分を変えてくれたりするってことのはずです。
ですが、たくさん持っているモノの中でも、気分が変わるような、そういったモノは少ないはずです。
ですから、部屋に飾っているモノのひとつひとつを見て、役割がハッキリと分かるものだけを置きましょう。
ポイント
飾ることが目的になってしまって、飾って満足になっていませんか。
飾られたモノを見て、楽しむことを忘れていませんか。
飾れるスペースがあるからといって、適当に飾ってもごちゃごちゃして汚くなるだけですし、視界にすら入らなくなってしまいます。
空間をうめることが目的化していないか確認してみて下さい。
なんのために飾るのか、なぜそこにそれを置いたのか考える
ただ置けるスペースがあったから置いているだけのモノなら、それは置かれただけで役目を終えているので、見られることはほとんどなくなります。
それだけならまだしも、そういったただ置いているモノは、本当にいいものが置かれていても、視点をぼやっとさせてしまいますので、邪魔になるだけです。
ひとつひとつを眺めるなんてことは、きっとしません。
実際に住んでいる本人すらも、見なくなります。
ですから、見るだけで、気持ちの変わるものを厳選して、ひとつふたつ置いた方がいいのです。
空間は、もったいないくらい贅沢に使えば使うほど、そこにあるモノに目がいきます。
誰かに部屋を印象づけたいなら、自分が過ごしやすい空間にしたいなら、「余白」を使って試してみてはいかがでしょうか。
部屋の雰囲気が、ガラッと変わりますよ。
部屋に飾るおすすめ
何を飾っていいのか分からないのなら、おすすめは花ですね。
これほど、お手軽に部屋の印象を変えてくれるものはないと思います。
一輪あるだけでも、豊かさと華やかさの印象を、与えてくれる部屋にすることができます。
それに花の場合は、お世話をできる心に余裕のある人って印象付けることも出来ますよね。
ただ、ちょっと毎回買いにいくのが大変だったりしますので、そんな時は花の定期便も使えます。
お花の定期便
花は好きで飾っておきたいけど、買いにいく暇もないし、選んでいるような余裕もないって思っていたらオススメです。
お花屋さんが、毎週あなたのもとへ、旬のお花をアレンジして届けてくれますよ。
部屋に花があるだけで、印象は全く違うものになりますし、あなたの印象をよくするのにも一役買ってくれると思います。
自分で選ぶ必要もなく、プロが選んだ花が毎週届きますので、飽きることもないと思います。
今回はどんな花が、ポストに届いているのか、日常の楽しみを増やすこともできます。
ただ、ごちゃごちゃした部屋に飾っても意味がありませんので、「余白」を考えて飾ってみて下さい。
花に視線を誘導するのです。
それで、あなた自身や部屋の印象を良くすることができます。