インフレーターマットの選ぶ基準は、ほとんどの場合厚みだと思います。
厚みを何センチにするべきかで、睡眠の質につながってくるので、キャンプを快適にできるかどうかが、決まるといっても過言ではありません。
ですから、私は厚み10cmのものを購入しています。
持ち運びや収納を、最も重視している場合には参考にならないと思いますが、睡眠の質を重視していて、10cmのインフレーターマットが気になっていたら、参考にしてみてください。
ちなみにインフレーターマットとは?を少し解説↓
インフレーターマットは、中にクッション材が入っていて、空気弁を開けると、自動で膨らむようになっているマットレスのことです。
エアーベッドとの違いは、中にクッション材が入っていることで、クッション材が空気を含んで、自動で膨らんでいく構造になっている点ですね。
そして空気を抜くと、割とコンパクトにもたためます。
フィールドア(FIELDOOR)インフレーターマット10cmの開封レビュー
製品名は、フィールドア(FIELDOOR)エアーポンプ付属キャンプマット10cmです。↓
フィールドアは、段ボールではなく、袋に入った状態で届きます。
しかもサイズが大きいだけあって、コールマンと比べても、だいぶ大きいですね。
開封した方がより分かりやすいかと思います。↓
同じ10cm厚みのインフレーターマットですが、横幅が7cmほど違いますので、だいぶ大きく感じます。
そして、マットの長さとしては、2cm違いの200cmです。
にも関わらず、収納時サイズの縦幅が全然違います。
他のインフレーターマット(コールマン、VASTLAND、WAQ)は、手を広げたくらいのサイズ感でしたが、フィールドアは、だいぶ大きいですね。↓
フィールドアのインフレーターマットの色は、コールマンと同じく1色で、ブラウンのみとなっています。
好きな色が選べないというデメリットは確かにあるんですけど、色で悩まなくてもいいという側面もあるので、解釈は人それぞれですね。
ただ表裏で色が違うので、2色といってもいいかもしれないですけど。
価格は、非常に良心的で、サイズが大きいにも関わらず、9,460円です。(ちなみに私はSALEで8,910円で購入しました)
土色といいますか、落ち着いた色ですので、寝るときも違和感はないと思います。
フィールドアのインフレーターマットは、横チャックの収納袋に入っているので、取り出しがしやすいです。(縦入れは若干面倒なので)
そして、同じ横チャックの収納バッグが付いているWAQとは違い、そのまま収納バッグに入っているので、収納袋がエアーポンプになっているタイプでありません。
収納バンドは、マジックテープバンドではなくゴムバンドになっています。↓
エアーポンプの袋は、インフレーターマットと一緒に巻かれて収納されています。↓
広げただけの状態でも、意外とふかふかした感じが伝わってくるマットになっています。↓
ですから、中のウレタンが肉厚っぽく感じますね。
そして、一番の違いは、エアバルブです。
他の10cmインフレーターマットと違って、ちょっと面倒なエアバルブになっています。↓
といっても、蓋を取るだけなんですけど、ちょっと面倒かなって感じの、2重蓋になっています。
一番下の2つ目のキャップをとると、マットを自動でふくらませることができます。↓
そして、ある程度ふくらんだら、2つ目のキャップをしめて、1つ目のキャップを開け、付属のエアーポンプで調整していきます。↓
逆止弁なので、この状態では、空気は抜けません。
そこに、別で付属しているエアーポンプを取り付けます。(ちょっと接続固めです)↓
エアーポンプは、コールマンのと似ていて、空気の取り込み口が、パッチンバンドみたいな感じになっています。↓
ですから、巻いて空気を送りやすくなっていますので、非常に便利です。↓
フィールドアも、すごくよく考えられていると思います。
それに、元々が購入時段階で、膨らみ具合がいい感じなので、そんなに労力がいりません。
といっても、今回も電動の空気入れは使いました。
専用の空気入れではないので、ちゃんとはまるわけではありませんが、吸気モードで空気が出てくるわけでなはいので、何も問題はありませんでした。
空気を入れると、こんな感じですね。↓
角までしっかりとふくらみ、見た目の形もかっこいいです。
それに、厚みがしっかりとあって、見ただけで、寝心地のよさそうなのが分かるかと思います。↓
反発力もしっかりとあって、体の沈み込みを押さえてくれます。
厚み10cmもあるので、寝てみても全く底つきしないので、地面を気にせず、とても快適に寝ることができます。
それに、表裏で色もちがいますが、触り心地も違います。↓
表面のフィールドアのロゴがある方は、フェルト生地っぽい感じで、ふかふかした温かみのある触り心地になっていますし、わりと柔らかげな感じがします。
心地よい寝心地で、しっとりとした気分になれますね。↓
ですが、裏面は、シートっぽい手触りで、体感として冷たく固めな感じに感じます。
ですから、汚れや水気をはじきそうな、そんな雰囲気があります。
個人的には、裏の色の方がかっこいい気がしなくもないですね。↓
春夏は裏面を使って、秋冬は表面を使うとよさそうな質感になっています。
専用のシーツはないので、汚したくない場合には、シーツを別途探さないといけません。
ですが、マットの生地は汚れても、簡単に拭き取ることができるようになっているみたいです。
フィールドアのまくらはあるので、フィールドアのインフレーターマットを検討中であれば、一緒に買っておいてもいいかと思います。
フィールドアの保証、仕様
1年間の製品保証が付いています。
説明書も、しっかりとしたものが付属しています。
シングルサイズの仕様・特徴
【製品サイズ】使用時:約縦200× 横75×高さ10cm、収納時:約横75cm×高さ30cm
【重量 】約 3.5kg
【材質】本体:ポリエステル、高密度ウレタンフォーム、エアーポンプ:40D リップストップナイロン
【セット内容】:マット本体、収納バッグ、エアポンプ、収納バンド×2
厚み10cmに加えて、幅も75cmあるので、寝返りが非常に打ちやすく広いです。
マットの幅を気にして、寝返り打つたびに落ちないよう意識することがありません。
この点でも、睡眠の質を上げることができます。
他のインフレーターマット(上からコールマン、VASTLAND、WAQ)と比べると、横幅が5~7cmほど広いので、より快適な広さになっています。
実際に比べても、この差は意外と大きかったりします。↓
目覚めて体がバッキバキとか、疲れがとれない状態での1日をはじめたくないなら、厚み10cmで幅のあるものをおすすめします。
そして、より広い広さで、気だるさなくしっかりと寝たいなら、フィールドアの厚み10cmですね。
キャンプを楽しいものにするためにも、厚み10cmのインフレーターマットを検討してみてはいかがでしょうか。