インフレーターマットの選ぶ基準は、ほとんどの場合厚みだと思います。
厚みを何センチにするべきかで、睡眠の質につながってくるので、キャンプを快適にできるかどうかが、決まるといっても過言ではありません。
ですから、私は厚み10cmのものを購入しています。
持ち運びや収納を、最も重視している場合には参考にならないと思いますが、睡眠の質を重視していて、10cmのインフレーターマットが気になっていたら、参考にしてみてください。
ちなみにインフレーターマットとは?を少し解説↓
インフレーターマットは、中にクッション材が入っていて、空気弁を開けると、自動で膨らむようになっているマットレスのことです。
エアーベッドとの違いは、中にクッション材が入っていることで、クッション材が空気を含んで、自動で膨らんでいく構造になっている点ですね。
そして空気を抜くと、割とコンパクトにもたためます。
WAQ RELAXING CAMPMAT シングル インフレーターマット10cmの開封レビュー
製品名は、WAQ RELAXING CAMPMAT シングルサイズ 10cmのブラックになります。↓
他のインフレーターマットと違って、ずいぶんと大きな箱で届いたので、ちょっと焦りましたけど、持ってみるとすごく軽かったので安心したインフレーターマットです。
中身は、ほぼ緩衝材がしめていました。↓
2023年3月出荷からの新色、「ブラック」を含め、タン、オリーブ、ブラックの3色から選べるようになっています。
今回は、新色ブラックのレビューです。
価格は、14,800円です。
厚みが10cmともなると高めな価格ですが、それ以外にも機能性や付属品、そして快適性がその分上がりますし、同じ10cmの厚みでもブランドによって、内容が違います。
その点も解説しています。
ちなみに、厚さ10cmと8cmでは価格差が激しく、かつ厚み8cmのものは、「オリーブ、タン、ネイビー、ブラック」の4種類の色から選べるようになっています。
たったの2cm違いですが、寝心地も機能性も全く違いますので、おすすめは10cmです。
WAQのインフレーターマットには、とくに説明書は付いていません。↓
10cmのインフレーターマットになると、約3kgとそれなりに重くなる?とは思うのですが、持ち手がついているので、肩にかけたりなどもでき、持ち運びが楽です。
持ち手は、長さ調整もできるので、この時点でも親切設計なんですよね。
しかも、バックルまでついています。↓
出すときは、バックル外してからの、横チャックになっています。
ですから、縦収納ではないので、インフレーターマットの出し入れが、非常に楽です。
と思っていたら、さらに収納袋に入ったインフレーターマットが入っていました。↓
通常のインフレーターマットは、バッグなしの収納袋のみで収納されていますが、WAQはさらに、厳重になって収納されています。
収納バッグ+収納袋(空気入れ)+インフレーターマットって感じです。
収納袋は手動での空気入れもかねているので、穴が空いたりしないように、バッグで守っているのかもしれません。
ですから、結局は、縦収納になりますね。(2回目からは、収納袋にいれずに、そのままバッグに入れてもいいかもしれません。)
そしてWAQは、LINE登録すると、メーカー保証が2年に延長されるタグが付いていました。
収納時のサイズは、手を広げた状態よりも大きめです。(ちなみに、私の手は小さい方です)↓
といっても、収納袋に入れやすいよう、余裕のある収納袋なので、ちょっと大きめに見えているだけっていうのもあります。
収納バンドは、ゴムではなくマジックテープバンドになっています。(こちらの方が便利です。)↓
WAQのインフレーターマットは、広げただけの状態でも、厚みを感じました。
空気の取口は、大きめのエアバルブが一つついています。
このエアバルブが非常に便利なんですよね。
エアバルブの蓋を開けると、こんな感じでつまっていて、これで空気が入るの?って思ってしまいます。
この状態は、「排気モード」といって、インフレーターマットを収納するときに使います。↑
ですから、中の空気は外に出せますけど、中に空気が入っていかないようになっているので、この状態では、ふくらむことはありません。
そして、この中にある黄色のふたは、端を押すと、クルッと回るようになっています。
忍者屋敷のどんでん返しのような感じですね。
この状態が「開放モード」です。↓(空気の出し入れ自由)
この状態で、少しインフレーターマットをふくらませます。
そして完全に裏側にすると、空気を自動で取り込む「吸気モード」になります。↓
空気はインフレーターマットに入っていくけど、出ていかない構造ですね。
この状態にして、自動でふくらむのを放置して待ちます。
出荷時は、しっかりと圧縮されているせいか、あまりふくらみませんが、そこまで酷い感じではありませんでした。
ちなみに説明書はついていませんが、他のインフレーターマットと同じく、バルブを吸気モードにして、バルブ側から巻いていくことで、奥に空気をもっていき、また広げて放置するといったことを繰り返すと、ふくらみやすくなります。
もしくは、気温の高い場所、天日干しして放置とかすると、いいみたいです。(気温の低いところでは、膨らみにくいみたいですので。)
厚み10cmのインフレーターマットの収納袋は、空気入れにもなっています。↓
収納袋の底についている接合部分をはめて、空気を手動で送り込むことができます。↓
やってみると、空気の入っていく感じが、意外と楽しいです。
ですが、時間がかかりそうだったので、電動の空気入れを使ってみました。
もちろん、専用の空気入れではないので、ちゃんとはまるわけではありませんが、吸気モードで空気が出てくるわけでなはいので、何も問題はありませんでした。↓
空気を入れると、こんな感じですね。↓
角までしっかりとふくらみ、見た目の形もかっこいいです。
厚みがしっかりとあって、見ただけで、寝心地のよさそうなのが分かると思います。↓
反発力がしっかりとあって、体の沈み込みを押さえてくれます。
厚み10cmもあるので、寝てみても全く底つきしないので、地面を気にせず、とても快適に寝ることができます。
そして何より、触り心地がものすごくいいです。
ふんわりふかふかとした質感で、気持ちよさが抜群ですね。
ただちょっと、気になる点でいえば、触り心地のいい、ふんわりふかふかなので、汗かく季節だと、ちょっと汗で汚れないか、気になってしまうかもしれないです。
冬場は、シュラフに包まれるので、問題ありませんが。
ちなみに、WAQは、専用の枕やカバーが別売りされています。
カバーをかけると、触り心地がどう変化するのか分かりませんが、インフレーターマットへの直接の汚れが気にならなくなると思うので、気になる方は、検討してみた方がいいかと思います。
インフレーターマットと違って、カバーは洗濯することができるので、衛生的に使うことができ、シュラフを使わない夏場は特に便利ですね。
それと、WAQのまくらは、評価が高いので、一緒に購入してもいいかもしれません。
あと、気になる点でいいますと、ブラックの場合は、ほこりが付いたときに目立ちます。
それと何度もいいますが、ふんわりふかふかの触り心地のいいマットなので、ほこりがつきやすい感じがしました。
といっても、気になるほどではないかもしれませんが。
WAQの保証、仕様
WAQは、30日間の返品保証に加え、初期不良は無償で交換対応してくれていますし、1年間の製品保証も付いています。
さらに、LINE登録で保証は2年に延びます。
シングルサイズの仕様・特徴
【製品サイズ】使用時:約 長さ200cm×幅70cm×厚さ10cm、収納時:約横72cm×高さ22cm
【重量 】約 3kg
【材質】本体:表記なし、収納袋:表記なし
【セット内容】:マット本体、エアバッグ、収納ケース、補修用キット
厚み10cmに加えて、幅も70cmあるので、寝返りが打ちやすいです。
マットの幅を気にして、寝返り打つたびに落ちないよう意識することがありません。
この点でも、睡眠の質を上げることができます。
目覚めて体がバッキバキとか、疲れがとれない状態での1日をはじめたくないなら、厚み10cmで幅のあるものをおすすめします。
キャンプを楽しいものにするために、厚み10cmのインフレーターマットを検討してみてはいかがでしょうか。
ほぼ同じ価格のインフレーターマット比較
ちなみに、WAQとほとんど同じ価格のインフレーターマットといえば、VASTLANDのキャンプフィットインフレーターマット シングル 10cmです。↓
マットサイズや形、エアバルブの形状も同じです。
違いは、マットの質感と、専用カバーが付属しているかいないか、収納ケースの違いといったところです。
VASTLANDのインフレーターマットは、専用カバーをかけている状態です。
はっきりいって、どちらも素晴らしいマットですが、寝た感じの肌触りだけでいえば、WAQに軍配が上がりますね。
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VASTLANDのインフレーターマット10cmの開封レビューを写真で解説
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