見た目がかっこよく、黒を基調とした、おしゃれなキャンプ用品を販売している「ZEN Camps」。
そんなZEN Campsのキャンプアイテムのうちの一つ、焚き火シートを購入したので、その魅力を開封レビューさせて頂きます。
焚き火シートには、サイズがS、M、Lと、3種類あるのですが、今回、購入したのは、Lサイズになります。
サイズ比較
⇒Sサイズ:50cm×50cm(ソロ用の小さな焚き火台向き)
⇒Mサイズ:95cm×60cm(基本サイズで、使いやすいサイズ)
⇒Lサイズ:95cm×95cm(ソロ用から大きな焚き火台まで幅広く使用可能)
焚き火シートは必要?
焚き火シートは、焚き火台からの飛び火や、瞬間的な熱、誤って落ちてしまった火のついた薪から、一時的に地面を守ってくれるキャンプ道具です。ですから延焼を防いでくれますし、自然環境を守ったり、安全に焚き火をする上でも、便利なキャンプギアとなっています。
ZEN Camps 焚き火シートの開封レビュー
アッシュキャリー(火消し袋)を入れている白い袋もでしたが、焚き火シートも届いたときには、なぜか袋が中途半端に開いています。↓
といっても、さらに透明な袋に入ってくるので、問題はないのですが。
アッシュキャリーほどではありませんが、匂いがあるので、その匂いを和らげるため?かと勝手に思っています。
焚き火シートは、ブルーシートっぽい感じの匂いなので、嫌な感じはありません。
ちなみに、この白い半透明の入れ物は、汚れた焚き火シートを、そのまま収納しても気にならないので、収納用としても使えて、とても便利です。(見た目もいいですし)(追記:元々、収納袋だったみたいです)
ZEN Campsの焚き火シートは、黒基調で見た目がかっこいいです。
黒の色合いが、マットな感じで落ち着いていて、シックな雰囲気があります。
ZENのマークも、そこまで主張していないので、さりげない感じですし、ペグで止めることができる穴は、金縁でかっこよく、黒の中にある、ちょっとしたアクセントになっています。↓
(ちなみにですが、糸も難燃性なので、火の粉で切れることはありません)
耐久性と耐熱性
焚き火シートの耐熱温度は、550℃と非常に熱に強いです。
そして、瞬間的に耐えられる温度は1500℃となっています。
ZEN Camps 焚き火シートは触り心地がいい
焚き火シートは、特殊なシリコンコーティングされているので、耐火性が高く、しっとりとした手触りで、ザラザラ、チクチクからは無縁です。
どこを触っても、しっとりとしていて、全く嫌な感じはありません。
ですから、いろいろと触って、無駄に確かめたくなるくらい、触り心地は抜群です。
ちなみに、同じ素材と思われる、アッシュキャリー(火消し袋)とは、また違った触り心地があります。
ZEN Campsの焚き火シートは、触り心地もそうですが、とにかく、すごくきれいな見た目をしているので、使うのがもったいなくなってしまうほど、かっこいいですね。
ですから、焚き火シート一つで、炊き台周りをキリっとしめる見た目にすることもできます。
ただ、マットな黒色なので、汚れは目立ちます。
個人的には、きれいに使いたいタイプなので、その点が気にはなりましたが、飛び火での使用感もかっこよく見えるので、その点では、問題ありません。
ですが、焚き火は全然いいとして、BBQ好きの人は、油が飛ぶので、その点がちょっと気になるかもしれないと思います。(私も隙あらば、家でもBBQをやるタイプなので)
ZEN Camps 焚き火シートはBBQで汚れる?
ユニフレームのファイヤグリルを使ってBBQをしました。(今回は、アルミホイルで掃除が楽になるみたいなので、つけています)
焼いているときもそうですが、焼けた肉を皿に取るときなどに、肉の油が飛びますし落ちます。(子供がいると特に)
それに、BBQあるあるですが、焼けた肉を誤って落とす場合も高頻度で起こります。
焼き肉のたれなども落ちますし、BBQで使う場合には、焚き火とは違った油汚れが付着してしまいます。
焚き火の飛び火等で汚れるのは、いい感じの使用感が出ますので全然いいのですが、油汚れは、ただ汚いだけですからね。
しかも、そのままにしておくと、収納している間も匂いを出してくるので、やっかいです。
そして、BBQが終わったあとには、見事に汚れていました。(足跡も含め)
使うために買っているのでいいのですが、やっぱり油汚れは別物ですね。
実際に使ってみた感じでいいますと、汚れ感がかっこよくないです。
この見た目ですから↓、食べこぼし感まんまの見た目を残してきます。(黒は特に目立ちます)
ですが、この焚き火シート、ウエットティッシュだけで、きれいにすることができるんです。
若干、ほんのすこーしあとは残りますが、飛び火で汚れた感じにまぎれますし、食べこぼしたように見えなくなります。(もちろん匂いも消えます)
しかも、元々の焚き火シートの触り心地がしっとりとしているので、拭いただけで、油のぬるっとした感じなども分からなくなります。
ですから、BBQで油にまみれても、ウエットティッシュでサッと拭くだけで、そんなに気にならなくなります。
それでも気になる人は、丸洗いもできるので、優秀な焚き火シートですね。
水をはじくので、洗ったあとも乾きが早いです。
思ったこと
ユニフレームのファイヤグリルで、炭を使ってBBQをする場合、地面への断続的な熱の影響は、ほぼないです。
ですから、そういった意味では焚き火シートがいらない気がしますが、炭が爆ぜた時の、飛び火からの延焼を防ぐには、引いておいた方がいいかと思います。
焚き火シートのおすすめサイズ
コンパクトにしたい場合や、少しでも軽くしたい場合には別ですが、基本的にはLサイズがおすすめです。
Lサイズは、正方形(95cm×95cm)で大きいので、使い勝手がよく、焚き火台を選ばないところがいいですね。
それに、横幅はMサイズと同じなので、焚き火台のサイズに合わせて、折り曲げて使用するのもありだと思います。
家族が増えたり、グループでキャンプをすることが増えた場合など、そんなときは、焚き火台を大きめのサイズに変える場合もあるかもしれません。
そんな場合でも、また別で焚き火シートを買う必要がないので、そのまま使用することができ便利です。
ちなみに、焚き火シートLサイズに、ユニフレームのファイヤグリルを置いたサイズ感は、こんな感じです。↓
Lサイズ
大きめの焚き火台や、コールマンのファイヤーディスクでも、ちょうどいいサイズですし、スノーピークの焚き火台LLでも大丈夫です。
といっても実は、ソロの場合でもLサイズが役立つこともあります。
ソロでもLサイズはあり!?
ソロ用の焚き火台の場合、だいぶサイズ的に大きくなりますが、触り心地がよく厚みがあるので、レジャーシート代わりに座ることもできます。
ですから、焚き火台の下に引くシートと、自分が座るシートを、同じ焚き火シート一枚で済ませるなんてことも可能です。
それに、ソロの焚き火台の場合、地面からの距離が近いので、折り曲げて厚みを持たせた状態で、使用することもできます。
ちなみに、Sサイズの焚き火シートは、Lサイズの約4分の1サイズなので、2つ折りにすると、Sサイズになります。
焚き火シートだけでは熱を防げない!?
焚き火シートを引いておけば大丈夫かといいますと、そうでもありません。
焚き火から発せられる、断続的な熱は、焚き火台から地面が近いと、その熱を防ぎきれない場合があります。
植物からは水分を奪っていきますし、目には見えませんが、バクテリアにも影響を与えてしまうみたいです。
ですから、飛び火のような、瞬間的な熱からは、地面を守ってくれたり、延焼を防いでくれますが、バンバン薪をこめて燃やすような焚き火の場合、注意が必要です。
そんなときには、遮熱シートも同時に使うのもおすすめです。
防火服と同じ、熱反射に優れたアルミ素材で作られているので、より自然環境を守ることができます。
まとめ
ZEN Camps 焚き火シートは、とにかく見た目がかっこいいです。
自分の気持ちも上がりますし、焚き火台周り全体がキリっとかっこよくなります。
それに、自然環境にも配慮できますので、一枚持っておくと、焚き火から地面を守ることができます。
耐熱性
耐熱温度550℃
瞬間耐熱温度1500℃
黒なので、汚れは目立ちますが、その使用感もかっこよく見えます。
ただBBQ等の油汚れに関しては、ただ汚く見え、匂いもしてきますが、水洗いもできますし、ウエットティッシュでサッと拭くだけで、汚れを落とせます。
洗ったあとも、水をはじくので、乾きが早いのも素晴らしいです。
ちなみに、触り心地もいいため、汎用性も高い焚き火シートになっています。
⇒ レジャーシートとしても使える。
⇒ テーブルカバーとしても使える。
焚き火をしない場合でも、使えるので、そういった点でもおすすめです。
そして、サイズのおすすめは、用途が広いので断然Lサイズですね。