さきに言っておきますと、「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」という、タイトル長めな物語ですが、そのアニメももちろん面白いです。
面白いのですが、どうにもイラっとしてしまう回があるんですよね。
それが、シーズン1の第2話から3話に続く物語の回です。
ベル・クラネル(主人公)が、冒険者になることを決めた出来事や、ベルがヘスティア(神)と出会うという、大事な要素も含んだ回でもあるのですが、どうにもためすぎていて、イラっとしてしまいます。
ダンまちのちょっとしたあらすじ
ダンまちは、タイトルの通り、ダンジョンを舞台に繰り広げられる、出会いと冒険の物語です。
たくさんの神様が下界に降りてきていて、それぞれの神様を中心に、集まった冒険者たちで、ファミリアができている世界です。(クランみたいな感じですね。)
冒険者たちは、神様からすれば、みんなが子供たちで眷属という扱いなのですが、ベル・クラネルという少年は、どこのファミリアからも相手にしてもらえません。
ファミリアに入り、ダンジョンで強くなり、あわよくば英雄になりたいと思っているのですが、誰からも相手にしてもらえないのです。
そんなどこのファミリアからも相手にされなかったベルを、唯一ファミリアにむかえてくれた?のが、ヘスティアと言う神様です。(拾ったともいう)
といっても正確にいいますと、ヘスティアという神にも、誰も眷属がいなかったので、ファミリアにベルを迎えてあげたといいますか、ヘスティアがベルに拾われたといいますか、そんなお互いに依存?しているような関係性になっている2人(1人と1柱)を中心にした物語です。
ヘスティアは、おっちょこちょいで、ベルに寄生しているような、ではなく寄生している、頼りない感じの神様なんですけど、ベルを心底愛しています。
ベルのためなら、なんでもしてあげるような、なんだかんだで、たくさんいる神の中で、1番まともな?神様って感じです。
そんなヘスティアが、ベルのために武器を作るのが、2話から3話にかけての物語です。
神様を守りたいベル、ベルを守りたいヘスティアの感動的な回なのですが、シーズン1の第3話で、どうにもヘスティアにイライラしてしまいます。
シーズン1 - 第3話「ヘスティア・ナイフ」ネタバレ
問題のイライラは、「ヘスティア・ナイフ」を元に起こります。
ヘスティア・ナイフは、強くなりたいベルのために、ヘスティアがこしらえた、使い手の成長に合わせて強くなる、生きているナイフです。(想いのこもった感動的な武器)
といっても、ヘスティアがつくったわけではないのですが、神匠ヘファイストスに頼み込んで、ようやく手に入れた、貴重な武器なんです。
そして、そんな武器の完成とともに、モンスターフィリアという、ダンジョンのモンスターを調教する祭りの開催中に、街に魔物が逃げ出すという事件が起こります。
逃げ出した魔物は、シルバーバックといって、ベルからすると格上の魔物かつ、サイズ的にもかなりデカいモンスターです。
そんなモンスターが、なぜかヘスティアを、執拗に狙ってきます。(ある神の仕業なんですけど)
シルバーバックからヘスティアを守るために、ベルは格上の相手に対し、自身をおとりにするのです。
そこまでは感動的でいい話しなのですが、シルバーバックの戦闘に役に立つであろう、出来上がった武器、ヘスティア・ナイフを、渡せるタイミングがいくつもあるにも関わらず、ヘスティアはダラダラとしていて、渡さないんですよね。
その点がためすぎといいますか、もったいぶっているといいますか、引っ張りすぎているんです。
ダラダラ話している暇があるなら、さっさと渡した方が…とかって思ってしまい、イラっとしてしまうんですよね。
しかも、狙われる神様(ヘスティア)を守るため、ベルの武器が壊れるところを見ていたはずなのにも関わらずです。
ヘスティアが「やっと渡せるよ」なんてセリフをいうのですが、ホントだよ…って感じなんです。
ベルは、受け取ったヘスティアナイフでシルバーバックを見事倒します。
のですが、もっと早く倒せたんじゃ…なんて思わなくもないわけです。
そしてもう一つ。
ダンジョンに出会いを求めなくても、出会いすぎな件
街中の戦闘で、シルバーバックを倒した瞬間に、どこから出てきた!?ってくらいの街の人に囲まれます。
どこにいたんだよって感じですが、そんな街の人たちから、賞賛の嵐をうけます。ある意味英雄ですよね。
ですから、そりゃーもうモテるでしょう。
って感じです。
酒場に勤めるシルなんて、ベルに対して、「見惚れちゃいました」とか言ってますからね。
ですからベルは、ダンジョンに行く必要はありません状態です。
タイトルの「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」でいえば、ダンジョン行く資格なし!なんですよ。
そもそもの話し、神様とイチャコラしている時点で、ぐぬぬって感じですから、さらにダンジョンで出会いを求めるなんて、どれだけ女好きなんや!みたいなね。
ダンまちアニメの、シーズン1の3話というのは、そういう男の恨みつらみも発生させる回なのです。(しらんけど)
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