結論
薪が一番お得です。
とはいっても、条件付きの場合になります。
労力をかけてもいいなら薪
なんといっても、落ちている薪(枝等)を使えば、無料ですから、拾い薪が一番お得です。
とはいっても、人によっては、薪を探したり、拾いにいき持ってくる労力を含めると、面倒って人もいるかと思いますので、絶対、薪がお得とはいえませんが、金銭的な面だけでいえば、断然、薪がお得です。
ですから、お金をかけたくないのであれば、拾い薪が一番お得ということになります。
それに、焚き火をしたときの見た目も、購入薪より無骨な感じがして、雰囲気がいいんですよね。
そんな、お得な拾い薪にも、注意点があります。
注意ポイント
薪となる材料が落ちていることと、落ちてる枝等を拾って、使ってもいいキャンプ場なのかどうかが前提としてあります。
爽やかな芝サイトでは、枝等も落ちていなかったりするので、拾い薪を燃料にするのは、難しかったり、購入した薪以外、使ってはいけないところもありますので、確認が必要です。
対策
対策としては、キャンプに行く前に、燃料(薪)を拾っておいて、準備しておくというのも、一つの手だったりもします。
拾う前提でいくと薪ですが、購入する場合には、ガスがお得です。
市販の薪とガス缶の価格比較
金銭的な面でいえば、値段を見ると一目瞭然ですよね。
購入する場合には、ガス(CB缶)が、お得になります。
薪は、だいたい6㎏ほどで、700円からとなっていることがほとんどですが、ガスの場合は、CB缶がとてもお得で、3本セットで、400円くらいから購入できます。
ガスに関しては分かりやすいのですが、薪の場合、木の種類や重さによって、値段が変わってくるので、分かりずらかったりもしますが、CB缶の値段にはかないません。
OD缶になると、また違ってきます。
CB缶の通常のサイズと同じ、内容量のOD缶では、燃焼時間は長くなりますが、価格が4~6倍ほどになるので、寒冷地で使用する以外では割高になります。
薪とガス缶の燃焼時間の違いは?
燃焼時間では、薪6㎏とガス缶(CB)3本が、同じ3時間くらいの燃焼時間となっているみたいです。(ガスは最大火力で使った場合)
ですが、実際に検証したわけではありませんので、感覚的なものになりますが、ガス缶の方が、圧倒的に長持ちする印象です。
多分ですが、ガス缶の場合、火の強弱の調整が簡単にできるので、用途に応じて燃料を使う量を変えられる分、燃料のもちが、薪よりも長く感じられるのだと思います。
薪の場合、燃やしてしまえば、火の調整が難しい上に、使ったら1本まるまる燃やす形になりやすいです。
OD缶は、CB缶よりも燃焼時間が長くなっていますので、使用できる時間でいえば、OD缶が有利です。
もちろんですが、気温が低い場所で使う場合にも、OD缶になります。
薪の種類で燃焼時間は違う?
薪は大きく分けて、広葉樹と針葉樹があります。
広葉樹の方が、火のもちが長いみたいなことを言われていますが、ハッキリ言って、広葉樹でも針葉樹でも、どちらでも大差ありません。
さらに詳しく
同じ大きさの薪でいえば、広葉樹の方のもちがいいのですが、重さでいえば、燃焼時間は総合的に変わらない感じです。
薪とガス缶では、使う用途によってメリットは変わる
料理で使う場合では、断然、ガス缶がお得です。
火の調整もしやすいですし、火力が強い分、速く料理を作れるので、その分ガスを無駄に使いません。
薪の場合は、火力の調整が難しい上に、そんなに見た目ほど、火力は強くもありません。
ガンガン燃やせば、火力も上げられるのでしょうけど、そんなことをすると、熱くて料理どころではなくなります。
暖をとるという点では、薪がお得です。
薪の場合には、暖を取りながらの、料理もできるので、一度に二度おいしい感じです。
ですが、ガスの場合には、ガスストーブでも使わない限り、暖を取りながら、調理をするといった用途の使用は、無理だと思います。
暖を取るために、ガスストーブを購入する場合、お値段が1万~5万くらいは別途必要になってくるので、焚き火台に比べて、お高くなりますし、総合的に、薪の方がお得だと思います。
まとめ
燃料の費用でいえば、拾い薪が一番お得ですが、購入する場合には、ガス缶がお得ということになります。
あとは、使用用途によって変わってきます。
結局のところ、どちらにもメリット、デメリットがあるので、キャンプスタイルによって、大きく変わります。
薪には薪の魅力があり、ガスにはガスの魅力があります。
キャンプといってもお金のかかることなので、燃料のことが気になるのでしたら、参考にしてもらえればと思います。
個人的には、ガスに魅力を感じてはいますけど。
追記:ガスの魅力
なんといっても、ガスの場合は、火をつけたり消したりが一瞬ででき、薪のように燃えカスの処分等をする必要がありません。
ですから、片付けを含めて、扱いがめちゃくちゃ楽です。
それに、使用場所を、そこまで選びませんので、そういった点を含めると、総合的にガスの方が、圧倒的に便利でお得のように感じてしまいます。
不自由さを求めるのであれば、断然薪ですが、扱いやすさや便利さを求めるならガスをおすすめします。
おすすめは、SOTOの分離型バーナーです。