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夢があるけど皮肉な最後、デスゲームVRミッション:25レビュー感想【映画】


VR ミッション:25(吹替版)

 

あらすじ

 

FPS(ファーストパーソンシューティング)オンラインゲームで活躍している、ランキング上位?のゲーマー男女8名に、最新VRゲーム「コールアップ」への招待状が送られる。

ゲーム優勝賞金は、10万ドル。

 

参加を決めた8人は、何もない高層ビルに集められ、VRに完全没入するための、準備されていたスーツやヘルメットを装着し、ゲームをすることに。

ヘルメットのシールドを下げると、ゲームの世界に完全に入り込むことができ、はじめは喜ぶのだが、そのリアルさは、痛みや死でさえもリアルに再現されていた。

 

途中で、ゲームを抜けようとしても、ゲームをクリアするまでやめることができない。

そんなリアルVRデスゲームに巻き込まれた8人は、生きてゲームをクリアすることが出来るのか!?

 

VRミッション:25感想、ネタバレ

 

最新のVR技術を駆使したゲームの中で、何かがおきるみたいな内容の映画だったので、面白そうな感じがしたんですよね。

ですが、始めの段階から、意外と設定が怖い。

 

ピチピチスーツが怖い

ゲームに参加するにあたって、モーションキャッチャースーツというみたいですが、ダイバーが着るようなピッチリしたものに、まず着替えることになります。

自分にあったサイズのスーツを、その場で選んで着るのではなく、ロッカーに始めから、その人用に1着だけ準備されているんです。

 

っていうことはですよ。

身長や体系など、もろもろ調べ上げられているってことです。(参加者の身長も体系も、結構バラバラです)

 

その時点で、まず恐怖ですよね。

いつ調べたんだって話です。

 

仮に参加前に、自己申告していたとしても、あまりにもピッタリすぎるんですよね。

その点を、誰もツッコまないのが、逆に不自然だったり…。

 

それに、1人だけゲーマーではない、招待された人の、代役として参加した女性がいますけど、その人のスーツもピッタリなんです。

なんということでしょう…って感じです。

 

この辺がホラーですね。

 

そして、その後に装着するヘルメット類の装備まで、その人の体格に合わせて準備されています…。

 

そもそも招待状が怪しすぎる

「最新のVRゲームを体験できる」それに選ばれたのは分かります。

抽選とか、ランダムに選ばれた、みたいな感じにしているんでしょうけど、あやしすぎますよね。

 

まず優勝賞金が10万ドルですよ。

最新VRゲームを、試せる権利を獲得できただけで、それが特典みたいなものなのに。

 

何かあるって、疑わなかったのだろうかって思ってしまいます。

 

ゲーマーが下手すぎ!?

ゲーマーにしては、下手すぎる感じがあるのですが、自分の肉体を使っている点、なおかつ痛みや死がリアルなら、恐怖で気楽にプレイできないのは必然です。

リアルと同じなんですから、素人っぽい感じになっても仕方がないって感じですよね。

 

リアル戦場を体験したわけでもなく、ただのゲーマーなんですから。

何度でもリセットできて、やり直せるからこそ、玉砕覚悟で挑めますし、その過程でうまくなって活躍できるようになるんですから、リアルと同じなら、うまくなりようがないです。

 

うまくなる前に、人生のゲームオーバーをむかえてしまうんですから。

 

ネタバレ-参加者を選ぶ基準

結局のところ、選ぶ基準を間違っている感はありますよね。

リアルと変わらないなら、戦場経験者や、軍にいた人間を選ばないと、話にならないってことになります。

 

ゲーマーは、ゲームで強いんであって、リアルで強いわけではないですからね。

リアルなスリルを体験したい金持ちが、ゲーム内で殺られた参加者を処分しやすいように、ゲーム好きの中から、孤独という共通点で選ばなければいけなかったという点もあるんでしょうけど。

 

といっても、そんなプロばかり集めてしまうと、自分が活躍できないので、そういう選考にしているってのもあるのかもしれません。

 

成長しすぎなテイラー

SLAY3R GRLというユーザーネームをもつゲーマーの、代役として参加した女性テイラー。

ゲーマーではない上に、FPSもしたことがあるのかも分かりません。

 

代役として参加し、パーティだと思っていたイベントが、デスゲームですからね、ゲームが始まってヤバイゲームだと分かってからは、終始泣き喚いているのです。

見ていてイライラしてしまっていたのですが、後から活躍するギャップにやられました。

 

泣きながら一人で逃げて、トイレに駆け込んだところで、あー終わったなって思ったんですけど、なかなかのガッツを見せてくれるんですよね。

それからのテイラーは、人が変わったかのように勇ましくなります。

 

銃の構え方からして、素人ではなくなりますし、一体何があったの…って感じなんですよね。

命がかかると、人って急成長するんですねって、そんな単純な感じでは済ませられないくらい成長します。

 

非常に注目株です。

面白いです。

 

結末ネタバレ:主催者の誤算

 

選ばれた8人の中に、主催者がいたことまでは、なんとなく分かりますが、非常に哀れな結末を迎えることになります。

今回のゲームは、持て余した金を使って、生死のかかった、リアルなスリルを求めるが上、ゲームのうまい人を選んで集めました。

 

ですが、いくらゲームがうまいとはいえ、リアルになると話しは別です。

生き残れるとは、あまり思っていなかったんでしょう。

 

それに一番の誤算は、VRゲームで生き残ってしまうと、リアル兵士を生み出してしまうことです。

ゲームかもしれないけど、生死のかかったリアルと同じ戦場を、生き延びたことになります。

 

そんなリアル兵士に、ただのボディーガードがかなうはずもなく、あっさりやられます。

さすが、ついさっきまで生死をかけた死闘を繰り広げてきただけはあるって感じです。

 

とても皮肉ですよね。

主催し自分でゲームをコントロールしておきながら、自分自身でリアル兵士を生み出してしまい、やられるんですから。

 

金持ちの誤算は、1人の兵士を作ってしまったことです。

 

にている映画

 

VR技術は、レディ・プレイヤー1を、リアルにしたみたいな感じに思えます。

アバターではなく、実際の自分自身の肉体で、リアルの建物を使っているので、よりリアルになっていますけど。

 

それに内容は、インシテミルみたいな印象も受けました。

 

リアルスペックがものをいう時代になる!?

 

こういうVRゲームを見せられたら、未来が楽しみですよね。

非常に夢を見せてくれる映画です。

 

きっと不健康で、ひ弱そうなゲーマーはいなくなるのではないでしょうか。(肉体スペックがものをいうゲームに限っては)

ゲームで活躍するために、体をバキバキに鍛える人が続出で、健康にもいいかもですね。

 

健康のために、ゲームをしろなんて、言われるようになるかもしれません。

それに兵士を育てるためのゲームにも、使えますよね。

 

VRミッションでは、VR技術をFPSで使っていますけど、他のゲームでも使える点で夢が広がります。

家にいながらにして、旅行に行くことだってできます。

 

ただ、人の生き死になんて気にしない、金持ちの娯楽に使われると、デスゲームに早変わりデスけど。

 

技術の面でいえば、こんな未来があったらいいなって思わせてくれる映画です。

アクションとしては、ちょっと残念な感じはありますけど。

 

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