奄美諸島産黒糖使用の卓味屋の薩摩ガレット、レビュー感想
開封すると、めちゃくちゃ美味しそうな香りが漂います。
焼き菓子特有の卵感のある香りです。
クッキーの香りに似ているのですが、通常のクッキーではなく、焼きたてのクッキーの香りがします。
オーブンから、焼き上げたばかりのクッキーを取り出した時に、部屋に充満してくる、いい香りと同じです。
ガレットは、フランスのブルターニュ地方の郷土料理で、そば粉で焼いたものだったと記憶しているのですが、薩摩ガレットには、そば粉は使われていませんので、焼き上げたクッキーみたいな香りになっています。
食べてみると、口に広がってくる味は、黒糖です。
黒糖というよりは、味、香り共に、黒蜜の味と言った方がいいですね。
黒蜜の味が、とにかく強いので、黒蜜を食べている感じがします。
それから、黒蜜の味が落ち着いてくると、白あんの味が広がってくるんです。
薩摩ガレットは、黒蜜からの白あんで締めるみたいな、そんな味わいになっています。
ですから、非常に甘いです。
甘さが、ガツンとやってきます。
黒糖や白あんを包んでいるガレットは、厚めなんですけど、中のあんに完全に負けてる気がします。
かなり甘いので、甘いものが食べたい時には、申し分ないくらいに満たしてくれますね。
開封した時の香りから感じるイメージとは、全く違う味なので、香りと味とで、かなりギャップがあります。
食感は、非常に優しい食感をしています。
手に持った感じでは、少し歯ごたえがありそうな気がするのですが、噛んでみると、すっごく柔らかく、噛む力がいりません。
ふわふわってわけではないのですが、餡に歯を通しているような、そんな感じです。
ですから、食感に関しても、見た目とのギャップがかなりあります。
あと味は、1個食べただけで、甘さがしっかりと残ります。
黒蜜感は、ふんわりとした味でいて、メインは白あんって感じのあと味です。
白あんの味が強く残り、たまに、黒蜜がふわっと現れる、そんなあと味ですね。
口の中に、和の味わいと甘さを残してくるお菓子です。
甘いものが苦手な人にとっては、おすすめ出来ませんが、疲れてグッたりとしている時には、すごく元気の出そうな味になっています。
原材料やカロリーなど
原材料はこちら
小麦粉(国内製造)、グラニュー糖、マーガリン(乳成分を含む)、卵、黒糖あん(白生あん、グラニュー糖、加工黒糖、水あめ)、はちみつ/膨張剤、香料
栄養成分表示 (100gあたり)はこちら
エネルギー390kcal、たんぱく質5.1g、脂質12.4g、炭水化物64.4g、食塩相当量0.1g