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転生貴族の異世界冒険録(2)、感想ネタバレ


転生貴族の異世界冒険録 ~自重を知らない神々の使徒~2(サーガフォレスト)
290ページ 著者:夜州

 

2巻は冒険者登録からはじまります。

 

いよいよ冒険者登録ができる歳になったカイン。

冒険者登録は12歳からなので、転生して9年すぎたってことですね。

実質16歳+9歳で25歳くらいの精神年齢でしょうか。

 

異世界の定番と言えば、ギルド登録の時に、魔力量を測るとか言って水晶玉にふれるシーンがあるじゃないですか。

その時に光がビカーってヒカリ、周りがざわつき水晶玉壊れるみたいなのはなかったのですが、赤髪の剣士に会います。

心配ですよね。

まさか・・。シャなんとかって名前で、カナズチになる実とかもっていないかドキドキしましたが大丈夫でした。

(もはや書評にはなっていないので、妄想として書いています。)

 

この小説でのギルドランクはGランクからSSSランクまでですね。

ちなみにSSSランクはブラックカードで今は亡き初代国王らしいです。

そして、1巻のギルドテンプレに引き続き、2回目もギルドテンプレ来ます。

よーよーねぇちゃん的な。

 

そして討伐依頼では自重しらずの狩りがはじまり。

え?登録したばかりなのに!えぇぇぇ!的な展開の場面も、もちろん楽しめますよ。

 

そして入学試験。

 

ここでもカインがやらかしてくれますね。

筆記試験にはじまり、魔法試験、剣技試験は圧倒的な力で注目されます。

魔法試験では、初級魔法で・・。

個人的には、試験官に、全力でと言われていたので、全力でやったシーンもみてみたかったですけどね。

 

剣技試験では、Aランクの冒険者、赤髪のシャ・・じゃなかった、赤髪のクロードと2割程度の力でやりあい、終わらない剣技にストップがかかって止められますけど、クロードは引き分けたと思っています。

 

カインがやらかすたびに、国王のシーンが入りますけど、国王の心労が心配です。

そのうちぽっくり逝ってしまうのではないかと。

 

やっぱり出てきた邪神の存在。

 

1巻では7柱でしたが、2巻で8柱いたことが分かります。

その欠けた1柱は遊戯神で、イタズラがすぎて地上に落とされ、そこで邪神に。

しかも落とされた理由が、遊戯ってだけあって人間を使ったデスゲームですから、恐ろしいですよね。

もうすでにやばいステータスですけど、その神の事情で修行することになります。

 

直接、地上に手を出せない神は、使徒という形で代理をたてて、間接的に地上に干渉するのですが、その使徒がカインですね。

その修行の際に、「どこでもドア」と「精神と時の部屋」が出てきます。

極めつけに、ドラゴンクエストの・・。

著者が言えなかったみたいなので、代弁しました。小説読むと意味が分かります。

 

修行あたりの物語の場面は、意外と重要で、カインの過去や、いろいろなことが絡んできます。

遊戯の神がどうなっているのかとか、初代のエスフォート国王のことなど、重量なので、ここでは書きませんが、十分満足のいく展開が待っているでしょう。

 

自業自得!?

 

学園でのストレスでカインは超級魔法の複合したものを魔の森でぶっぱなすことになるのですが、それをきっかけに大変なことが起きてきます。

ステータスも人間族?みたいな疑問形になっていたり、召喚もできるようになり、男爵から子爵にあがったりと展開がモリモリで早いですね。

魔の森の氾濫(スタンピード)での活躍では、ちょっとカインが目立っていないので、モヤモヤっとしますが、終わってみるとことの発端がカインでは?というオチで落ち着きます。

私は、赤髪のシャではなく、クロードのせいだと思っていますが。

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登場人物

 

カイン:グラシア辺境伯家の3男。チートイケメンすけこまし、10歳で男爵に叙爵。

テレス:エスフォート王国第三王女。カインに助けられ一目惚れした婚約者。

シルク:エリック公爵の娘、エスフォート王国公爵令嬢。テレスと同じくカインに助けられ婚約者に。

ティファーナ:エスフォート王国近衛騎士団長。脳筋。カインに敗れて求婚。エルフの公爵令嬢。

パルマ:前回の猫耳きたーの子。サラカーン商会のサビノスの娘。

ミリィ:カインの家庭教師で剣を教える。こともない。

ニーナ:カインの家庭教師で、魔法を教える。エルフ。

レイネ:カインを好き過ぎる姉。

ガルム:カインの父。グラシア辺境伯。

レックス:エスフォート王国の国王。

シルビア:カインの専属メイド。

 

カイン、王様になる。

 

カインが氾濫が終わってすぐに王都にいることで、転移魔法が使えることがバレ、召喚で呼び出した○○を助っ人にあたらせことなどを含め、国王が疲れた結果、王位を譲る的な展開にまで。

それは、全員に止められたけど、国王が退室してからのエリック公爵の一言で、全員が絶句するんですけど、これが面白いです。

 

後日、王ではなく子爵になり領地をもらいますが、この領地が問題ありありの物件で、今後どうなっていくのか!?で2巻が終わります。

その街の名前はドリントル。テラスハウスに出演しているYOUの隣に座る女の人を思い浮かべたのはいうまでもありませんね。


 

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