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展開が意外とぶっ飛んでる【アニメ】ましろのおとレビュー感想


第一話 寂寞

 

お琴のアニメ、「この音とまれ」でもそうだったんですけど、

三味線なんて…古いし昔の音楽じゃん、興味ない…

みたいに思っていたら、そんな考え一気にくつがえりますよ。

 

三味線って、こんなにかっこいいのかって、やってみたくなるくらいの影響をうけるアニメです。

三味線に対するイメージが、随分と変わるもんだと、自分でもあきれるくらいに…。

 

「ましろのおと」は、7話まで放送されてからみたのですが、寝不足覚悟で一気見ですよ。

三味線の雰囲気に合わない、ぶっとんだ展開も面白いですし、次話が楽しみで楽しみで、仕方がなくなるアニメですね。

 

それに、オープニングとエンディングの曲も、飛ばさず聞いてしまいます。

 

ましろのおと

 

主人公:澤村 雪(せつ)の能力

主人公(せつ)は、16歳の高校生で、津軽三味線の伝説的な奏者といわれている、澤村松吾郎の孫です。

雪(せつ)は、祖父の才能を引き継いだような実力があり、人を惹きつける音をならすことができる、ようはチート的な能力を持っています。

 

ですが、大会での優勝とか全く興味なく、ただただじいちゃんの音を出したくて、仕方がないだけの高校生なんです。

そんな才能のある雪(せつ)ですが、じいちゃんの奏でる、三味線の音が大好きすぎて、じいちゃんの音に近付けずに苦労しています。

 

そんなときに、せつは、おとを無くしてしまうのです。

 

ましろのおとストーリー

普通の部活に熱く燃えるような、スポ魂的なストーリーとは、ちょっと違う要素が入っています。

 

雪のじいちゃんが亡くなります。

それは雪にとって、好きな音が消えてしまうということなんです。

 

そのせいで、せつは家出のような形で、東京に行くことに。

そしてせつは、ガラの悪い3人組に絡まれるんです。

 

そんな状況のせつを助けるのは、グラビアアイドルの立樹ユナ。

すごく強いので、ギャグかと思いましたけど、そんなお強いグラビアアイドルに拾われるのです。

 

せつが目を覚ますとグラビアアイドルの部屋…、うらやまな展開なのですが、彼氏持ち。

しかも彼氏がいながら、ここにいていいと言って、部屋に男をとめてしまうぶっ飛んだ性格です。

 

このときせつは、兄貴に手紙を書くのですが、その手紙を読んだせつの兄貴いわく、東京はグラビアアイドルが沢山いて、簡単に一緒に住めるとこらしいです。(よし、いこう!今すぐいこう!)

でも、グラビアアイドルは、せつが何も持っていない可哀想なやつだと思って拾ったみたいで、せつの三味線を聞いて嫉妬し、結局追い出します。

 

展開が、いろいろと意味分からん感じなんですけど、グラビアアイドルの彼氏のライブで、前座として出ると、せつの三味線は、会場の客を魅了します。

主要人物だと思っていたのが消えたりと、なんだか前半せわしない感じですけど、東京の梅園学園に勝手に編入されたり、そこで津軽三味線愛好会に入らされたあたりから、落ち着いたストーリーになっていきます、たぶん…。

 

雪(せつ)のおかんがヤバイ件

せつのおかん、澤村梅子もまた、ぶっ飛んだ存在です。

津軽三味線のイメージや、淡々としているおとなしめの主人公、そして落ち着いた物語の雰囲気、それらを一気に壊していく存在ですね。

 

せつが東京で、居候させてもらっているアパートの扉をぶち壊して、重火器もった兵隊連れて乗り込んできたかと思うと、催眠ガスで眠らせて、雪を連れ去っていきます。

え…って展開です。

 

目が覚めたせつは、下宿先になる古ぼけた一室にいて、ここから高校に通って暮らせと言われます。

伝説的奏者の松吾郎(父)に、雪を押し付けていた母親のくせに、急に干渉してくるようになるんですね。

 

しかもその部屋から、外に向かって、梅子と雪の路上ライブ的なものが急に始まります。

歌い出すオカンに、三味線を弾くせつ、そこでも通りを歩く人々が立ち止まり、聞き入るシーンもあって、意外とじんときますよ。

 

梅子も歌がめちゃ上手くて、なかなかいいです。

そんなぶっ飛んだせつの母親、梅子ですが、その行動にはある目的があるのです。

 

せつの悩み

せつは、じいちゃんに、じいちゃんが死んだら三味線弾くなって言われています。

それは、三味線は上手いけど、じいちゃんの真似事ばかりで、つまらない音しか出せていないのが原因らしいです。

 

きっとじいちゃんは、せつ自身の音を、見つけて欲しいと思っているんでしょうね。

せつは、じっちゃんの音が大好きで、じっちゃんになりたいとさえ思っていますが、祖父はそんなことは望んでいないのでしょう。

 

もしくは、自分が30年かけて作り上げた即興曲「焼春」は、誰にも弾けないと思っているっていうのもあるのかもです。

 

せつにとっては、それが目標だったというのもあり、その音を失ったことで(じっちゃんが亡くなった)、その音を追い求めることは、ただのしがらみでしかなくなります。

みんなはじっちゃんの音が聞きたい、せつの音はどうでもいいと思っていると思っていて、祖父の音しか見えていないのです。

 

せつは、自分の音が、どれだけ周りに影響を与えているのか、気付いていないんですよね。

せつの音に癒されて感動した人もいて、せつの音を聞きたい人もいることに。

 

そんなせつが、自分の音を見つけられるのかって感じの内容だと思います。

 

津軽弁?

雪の祖父、じっちゃんですが、訛りが酷くて、何言ってるか分からない部分もあります。。

ちょっと、その辺も面白いです。

 


 

ちょこちょこと、じんと感動させてくれるし、いい感じでぶっ飛んだつかみをしているアニメです。

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