前回、キッチンの水切りがはまっている、シンクの縁の部分を、キレイにしたのですが、そこに付いている「水切り」自体が、一番ひどいありさまでした。
さすが水切り…恐るべしです。
見た瞬間に、ゾッとするレベルなんですよね。
別で購入する水切りでしたら、即捨てるのですが、キッチンに元々ついているものなので、そういうわけにはいきません。
ということで、これさえキレイにできれば、なんでもピカピカにできるレベルの、水切り掃除に挑戦しました。
使用年数は、7年以上8年未満です。
ちなみに前回はこちら↓
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【写真付き】7年以上放置した、キッチンの黄ばみ汚れをピカピカにする方法
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キッチン水切りの状態
こういった形の水切りで、キッチンのシンクの上にちょうどはまって、お皿などの水切りとして、いつも働いています。↓
ちなみに写真は、水切りの裏側で、素材は人口大理石です。
7年以上使っていますが、それでも掃除をしていないわけではなかったのですが、この有様です。
表面も汚いのですが、裏ほどではないということで、まずは裏から掃除しました。
拡大すると汚れが良く分かります。↓
この完璧な黄ばみ、黒ずみ、水あか汚れ、実は層のようになっていて、ただの水あかなどではありません。
表面はザラザラですし、横からみるとすでに平面ではないんですよね。
汚れが積み重なって層になり、山になってザラザラしている感じなんです。
水あかはびっしり、黄ばみ、黒ずみ汚れもひどいありさまで、キッチンの中で水切り裏側が、一番ひどい状態ですね。(さすが水切り)
見た瞬間に諦めるレベルなので、これさえキレイにできれば、あとなんでもキレイに出来そうだと思えるくらいです。
写真では、層が分からないのが残念ですが。(見たくないでしょうけど…)
ここまでなっていると、キッチンハイターを何度使っても、無駄なんですよね。
若干、汚れがうすくなるかなって感じの程度です。
キレイになるではなく、「若干うすくなる…」なので、見た目もさほど変わりません。
我が家では、今では掃除に欠かせないメラミンスポンジも試していますが、ザラザラした表面の汚れの層が、メラミンスポンジを削り取り、あっという間に小さくしてしまいます。
メラミンスポンジをキレイに無くすことはできますが、逆は無理でした。
ここまでひどくなっていない状態であれば、メラミンスポンジさえあれば、ずっとキレイを保てると思います。
メラミンスポンジの存在を、早く知りたかったって感じですね。
唯一の救いは、水切りの裏側なので、見て見ぬフリが出来るってことくらいです。
見えなくても知ってしまっているのですが…。
↓キレイを保つなら、これは常備するのが、おすすめです。
サンドシート#1000
洗面ボールの、陶器についた汚れ落としでも使ったのですが、念のためサンドシート#1000も使ってみました。
意外と表面の汚れは多少落ちます。
キッチンハイターよりは優秀って感じでしょうか。
↓ですが、キレイにすることはできません。
ここまでが限界ですね。↑
とにかく膨大な時間をかければ、あるいは…って感じがしなくもないですが、ここまでなっていると多分無理です。
キッチン掃除には使えますけど。
ってことで、最後の手段が耐水ペーパーでの研磨です。
耐水ペーパーでキレイにできる
どうにもならない汚れは、削ります。
前回の、キッチンシンク縁の、この水切りをはめる部分で、傷がつくのかどうか試しているので、思い切って削れます。
前回同様、耐水ペーパー#400でまずはやってみました。
見ての通り、水あかだろうが、黒ずみだろうが、キレイに落ちます。
ですが、一番汚れがひどいだけあって、時間が物凄くかかります。
洗面台ボールの陶器なら、簡単にさくっとキレイにできましたけど、人口大理石についた汚れや黄ばみは、物凄く時間がかかりました。
それこそここまで(右側半分のみで)、1~2時間はかかるくらいです。↓(それだけ酷い汚れです。)
時間をかけて、耐水ペーパー#400で削って、ここが限界かなって感じです。(時間的に体力的に)
時間をかければ、落ちるとは思います。
ですが、汚れ具合によって、耐水ペーパーの目の粗さは変えた方がいいですね。
耐水ペーパーには、400、1000、2500とか、数字がいろいろあるのですが、この数字は目の粗さになっています。
数字が低いほど、ガリガリ削ることが出来ます。
ですから、落としたい汚れの状態に合わせて、研磨の粗さを変えた方が、時間的にも体力的にも、楽になりますよ。
ということで、一気に耐水ペーパー#150に変えてやってみました。↓
耐水ペーパー#400 → #150
ガリガリと手ごたえが全然違うので、傷がついたらと気になるところでしたが、大丈夫でした。
この粗さの研磨でも、結構時間がかかりましたけど、新品みたいにキレイになります。
一目瞭然で、右側が耐水ペーパーでキレイにした方です。↓
素直にもっと目の粗いものを使った方が、早くて楽でしたが、黄ばみとか汚れの状態によって、使い分けるのがおすすめです。
ですから、耐水ペーパーは、複数用意しておくのがいいと思います。(そんなにお高いものでもないので)
汚れがひどい場合には、サクッと落とすことができます。
落ちるかどうか分からない、洗剤系を複数買って後悔するくらいなら、これで十分です。
まとめ
洗面台、キッチンなどの水回りの汚れはひどくなると、普段使っている掃除用品では落ちませんよね。
いろいろ洗剤もためしたけど無理だとなったら、いさぎよく削りましょう。
素材が陶器でも、人口大理石でも、サクッと酷い汚れ、黄ばみ、黒ずみを落とせます。(下地が白以外は試していませんが)
コスパ的にも非常に安いので、耐水ペーパーで削った方が早いです。
目に見えるレベルでの傷なんてつきません。(よほど酷い使い方をしなければ)
陶器ですら、見違えるほどピカピカと光り輝きます。(文字通り、光を反射して鏡面みたいな感じになります。)
こちらの記事で実証済↓
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7年間の層になった水あかも、この通りです。↓
層になった汚れを落とす前
落としたあと
研磨の粗さは、どれくらいがいいのか分からないので、一度に複数そろえておいた方が楽だと思います。
傷が怖いなら、数字の大きいものから順に試してみると安心だと思いますよ。