人からでも本からでも、感銘をうけたり、感銘までいかないにしても、何かしらの刺激、影響を受けることがあると思います。
それによって、今までの行動を考えさせられたり、やる気がおきたりして、一時的でも行動が変わったりとかしますよね。
ですが、これからの人生が、何かいい感じに変わるかのような、ワクワクしたものを得られたりしたとしても、その気持ちは栄養剤的なもので、すぐに消えてしまうことがほとんどです。
その効果があるうちに、すぐに行動できればいいのですが、時間が経ってしまうと、何も変わりのない平凡な日常に戻ります。
考え方が変わるだけで行動が変わったりしますが、その考え方が習慣になっていない場合、いつの間にか、今までの自分に戻されてしまいます。
その今までと同じ日常に戻される強制力といったら、物凄いものがありますよね。
どれだけ現状維持の力が強いのかってことを実感させられますし、習慣になるまでは意識しながら考えたり、行動しなければいけませんので、なかなか変わることが意外と難しかったりします。
ほとんどが無意識で行動していますので、常に意識しておくことは困難ですから、無意識になっていたとしても、また思い出して、定期的に意識に上げられるようにしておかなければ、忘れてしまいます。
その「忘れる」というのが問題なのです。
ココに注意
本や誰かに影響を受けても、何も変わらないのは、変わろうとしていたことをすぐに忘れてしまうからです。
せっかくの影響も、忘れてしまえば意味がない
考え方を変えると、行動は自然と変わります。
が、問題は、その考え方が習慣になる前に、そんな考え方を忘れてしまうってことです。
ココがダメ
こんな風に行動すると決めたことを忘れてしまう
ですから、最低でも忘れないようにするための工夫を、その気持ちがあるうちにしなければいけません。
紙に書いて貼ったり、何度も繰り返し声に出して言ったりとかですね。
単純なことなんですけど、やるのとやらないのでは、全く違ってきます。
ですが、そういったちょっとしたことを、低く見積もってやらないんですよね。
それに、わりとやることが地味で面倒っていうこともあると思います。
そういった思い出すための対策をしていなければ、早かれ遅かれ、簡単に忘れてしまうことになります。
そうなってしまうと、影響を受けたことすら、なかったかのように、今までの日常を繰り返してしまうのです。
ですから、忘れないようにするための工夫を、影響をうけた熱いうちに、必ずしなければいけません。
あとでやろうとすると、そのときには、影響を受けた時の気持ちを忘れてしまっていますし、最悪、何も思い出しもせず、いつものように、ただスマホをいじって時間をつぶすなんてことになってしまいます。
すぐに行動することが大事です。
大きなことをする必要はありません。
忘れないための対策だけでもしておけば、あとはなんとかなるものです。(やる気があればですが)
そして何かとやらない理由をつけて、自分をだまさないようにすることが肝心です。
自分をだまさないようにする方法
面倒なことから、すぐ楽な方に逃げてしまうようなら、「逃げない」ということを言い聞かせることが効果的な場合もあります。
今やっていることから、すぐにスマホを見ようとしてしまったり、ちょっと休憩といって逃げてしまっているようなら、逃げないといい聞かせることで、今まで特に何も考えずに、そういった行動を無意識にとっていたことに気付けるようにもなります。
また行動することから、考えることから、逃げようとしてしまっていた、みたいな、そんな無意識の行動に、ハッと気づけるようになると、対処のしようがありますので、まずは逃げることをやめましょう。
無意識のなまけグセに気づけていないと、対処の使用もありませんので。
だいたい自分の性格って分かるじゃないですか。
この一線を超えたら、ちょっとの休憩が、ちょっとどころの話ではなく、だらだらいってしまうなみたいな。
ちょっとだけのちょっとが守られない一線ですね。
そういうクセが出たら、逃げないといい聞かせるようにしておくと、そのうち無意識でも、その考え方のパターンになるようになります。
そこまでいくと、何かと理由をつけてやらない自分から、自分を変えていくことは、意外と簡単になります。
ちょっとスマホをみてから(こんな風に思ったら) ⇒ 逃げるな(やることから)といいましょう。
これが、できるようになると、振り返った時に、成し遂げた数の多さや、自分の成長に驚くことになります。
しかも仕事も速くなるんですよね。
「なまけたい気持ち」から逃げなくなると、時間を有効活用できるせいか、暇になっていきますので、自然とできることがより多くなります。
まずは、「もう楽な方に逃げない」と、自分に毎日いい聞かせましょう。