他人との比較で優越感にひたっていると劣化します
何かといって、他人と比較する人がいると思いますが、やめた方が自分のためです。
ましてや、人に言っているならヤバイです。
こんな比較は無意味。
私は、あの人よりできる(あんなこともできないなんて…優越感)
あんな人と一緒にしないで(私の方がイケてる…優越感)
あの人は、こんなところがダメ(それに比べて私はすごい…優越感)
そんなふうに思ったり、言ったりしている時間があるなら、もっと自分を大事にといいますか、現状を変えようと努力した方がいいです。
変える努力をしないのであれば、他人を蔑んでいる暇があるなら、遊びまくった方がいいと思います。
自分より劣ると思っている人と自分を比べて、優越感に浸っても意味がありません。
優越感に浸るだけの比較はヤバイ
自分よりも劣る人を見つけて、優越感に浸ったところで、成長はしません。
そうやって、自分より劣っていると思っている人をバカにするということは、自分はこのままでも大丈夫と、自分に言い聞かせているようなものです。
どういうことかといいますと?
「あいつよりは仕事ができるから、あいつよりは賢いから、今の自分の能力のままでいい」と言っているのと同じということです。
あの人には、まだまだおよばないとか、今はまだ勝てないって思っているなら、前を見て努力していると思うのですが、自分よりもできない人に目を向けていては、成長出来なくなってしまいます。
誰かを下げてみたところで、何にもなりません。
その瞬間は、ただの自己満足ができるのかもしれませんが、自分を劣化させてしまうだけになってしまいます。
優越感に浸ることが、悪いわけではないです。
誰に迷惑かける訳でもないですし、それで、やる気が出たり、気分が一時的に良くなるなら大した問題ではありません。
ただ、他人との優越を理由に、何もしなくなるのが問題です。
何もしないことに時間を使うくらいなら、少し優越感に浸ったら、気持ちを切り替えて能力を伸ばすことに費やした方が、成長した自分に対して優越感に浸れます。
常に向上しなければ、いけないわけでもありません。
常に成長、常に何かしないといけないのか!って言われたりしそうですけど、そんなことはないです。
それは極端な考え方で、ゆっくりしたり、のんびり過ごしたりする時間も必要ですし、それも素晴らしい時間の過ごし方だと思います。
実際、そんな時間もないと、やってられません。
ですが、ゆったり、のんびりのし過ぎで、そんな素晴らしく優雅な時間が、他人との比較に使われている場合があります。
自分の、そののんびりしている行動を、正当化するために使っているような感じです。
実際、そういうのんびりした時間を過ごしすぎて、何も変わらない自分や現状に不満があり、成長していっている周りの人たちと比べて焦り、それでもこれでいいんだと納得するために、自分より劣るであろう他人との、比較をしている場合です。
それが自分をマイナス成長させてしまいます。
ココがダメ
自分が成長しないことではなく、成長したいと思いつつも何もせず人と比べている場合がヤバイということです。
現状に不満があって変えたい。
けど、行動するのが面倒。
ですから、自分より劣ると思う人を見つけて、まだ自分はこのままで大丈夫と思いたい。
そんな不満や不安だったりを無くすために、他人との比較をして、自分自身を納得させているのがヤバイ
と言うことです。
純粋に楽しめばいい
のんびりだったり楽しく過ごす時間に、そんなことを言ったり思ったりするくらいなら、純粋にもっと楽しんだ方がいいということです。
何か不満があるのなら、それを解消するために動かないと、何も変わらずそのままです。
他人と比較したところで、現状抱える不安や不満は解消できません。
自分よりできる人の、悪いところだけにフォーカスして、優越感に浸っても成長できない
世の中には、自分より優れている人なんて、5万といます。
そういった人たちでも、必ず悪い部分はあるものです。
その悪いところを見つけ出し、そこを攻撃したところで、自分が優れた人になるかといったら…、なりませんよね。
粗探しして、そこをついても意味がないってことです。
その時だけ優越感に浸れるか、気を紛らわせられるのかもしれませんが、現実にかえれば、さらに落ち込むことになると思います。
そんな時間があるなら、何か学んだり、思いっきり遊んだ方がいいと思います。
現状が楽しくないから、そんなことを考えてしまうのですから、その不満の何かを解決するべく学び行動するか、気持ちをリフレッシュするために、遊びまくるかした方が自分にとっていいと思うのです。
誰しも、この分野では誰にも負けないとか、さまざまあると思うので、相手の悪い部分だけ抜き出して、比較してもあまり意味がありません。
完璧な人は存在しないってことです。
どんなに仕事ができても、性格がヤバイ人とか、仕事では認められていないけど、誰にでも優しく接することが出来て、信頼がある人とかさまざまです。
比べるのであれば、昨日の自分と比較すればいいのです。
今日はここを成長させるってことを、何かひとつ積み上げていけばいいのですから。
ビジネスでは比較するべき
個人で比較するのではなく、ビジネスで比較するのは、必要です。
身内びいきをしたとしても、その優れたところは全面に出すべきですからね。
それは、お客さんの購入判断として使ってもらえます。
同じようなものが溢れている現状で、比較がなければ、何を基準に買い物をしていいのか分かりませんからね。
それぞれの会社や商品には、メリット、デメリットあるでしょうから。
そこを比較して、他社と比べて足りないところがあれば改善しなければいけないかもですし、デメリットの改善よりも、優れたところをもっと伸ばしていくという判断をするかもしれません。
ですから、ビジネスでの比較は必要になります。
比較をするなら、昨日の自分か、ビジネスで。
自分の能力を他人と比較して、誰かを下げてみても、あまり意味がありません。
そんなことより、能力を伸ばすことに時間を使いましょう。
それがいやなら、楽しむことに時間を使ったほうが、自分を幸せに出来ます。