問題は、日常茶飯事で人が起こしている
あっ…やってしまった!
なんてことは、人生の中で、何度も起こりますよね。
しかも、困ったことに問題は、日常的に起きています。
あまり記憶に残らない小さなことから、大きなことまでさまざまです。
あっ卵買うの忘れたとか、部屋の窓閉めるの忘れた、洗濯物干してない、鍵やスマホ無くしたなどなど、日常的にたくさん起きています。
そんな日常問題では、買い忘れた物は、また買いに行ったり、料理をしていて、砂糖と塩を間違えたりすれば、水で薄めたりなど、何とか味を調えようと問題解決に動きます。
問題解決に慣れてしまっている
それは、そんな日常的に起こしてしまう問題に慣れているので、自然と動いてしまうんですね。
ですから問題が起きたら、自然と解決するようになっているのです。
そういった小さな個人レベルの問題では、解決できない問題は、ほとんどありません。
もちろんですが、時が解決するという問題もありますので、必ずしも絶対ではありませんし、何かをしないといけないというわけでもありませんが、すぐに解決しなければいけない問題が発生した時には、勝手に問題解決に動いています。
国が扱うような、みんなで協力して解決しなければいけない、変数の多い問題は別として、個人レベルで起こる問題は、自分だけで大抵解決します。
大きな問題になると、問題解決能力が低下する
日常的な小さなことなら、考えるまでもなく、すぐに解決できたりしますが、普段起きないような、大きな問題が起きたときは、そうはいきません。
解決策が分からずに、慌ててしまうことになります。
そんな自分だけで解決できないような、大きな問題は大抵仕事で起きています。
仕事でのミスは、大きな問題になりやすい
大きな問題といえば、仕事で起きることが多いですよね。
仕事をしていれば、必ずミスをします。
仕事でのミスは、1人の問題では済まない、みんなに迷惑がかかるような、問題になることだったりするので、慌てたり、パニックになってしまったりすると思います。
ですが、会社での問題は自分一人だけが、抱えるようなことではありません。
それに仕事で起こる問題は、1人では解決できないようなことになることが多かったりします。
ちょっとしたミスが、大きな問題に発展することはよくあることです。
たとえミスをしていなくても、企画が全く功を制しなかったなんて失敗が続いていても、ビジネスでは、経営的に大問題になっていく場合もあります。
そういった、割と大きな問題、今まで解決したことがなくて、解決のやり方も分からない問題をどうやって解決すればいいのか。
その解決には、考え方が大きく影響します。
問題解決するための、重要な考え方
個人での問題解決の場合、ミスをしても自分の納得のいく解決をしていますよね。
どうあれば自分がベストな状態になれるのか、考えていると思います。
仕事でも同じです。
ポイント
お客さんにとって、どうあればいいのかを考える。
問題が起きたら、その問題が解決した後に、あなた又は会社とお客さんとの「関係性」は、どうあればいいのか?ってことです。
通常は問題を解決するために、過去の参考になるような解決策を、調べたりするかもしれません。
そうやって、すぐに解決して正常に戻そうとするはずです。
ですが、それは問題ばかりに目がいってしまっていて、お客さんのことは考えていませんよね。
お客さんに迷惑のかかる問題で、すぐに解決できないことが分かっているなら、お客さんとの関係性を深められるような行動を考えた方がいいのです。
どうあるべきかの未来を見た方が、良い解決になりやすい。
その問題を、ただ解決するだけではもったいない
例えば、よくあるパターンですと、期日までに納品しないといけない商品があって、機械が壊れて間に合いそうになくなったとかですね。
機械の修理をするにしても、部品が届くまでに何日もかかるとか、修理業者の手があいていなかったりなど、次々に問題が起きたりします。
とにかく修理はしなければいけませんが、修理しても間に合わないなら、他の方法を考えなければいけません。
機械の修理、納品に間に合わないことばかりを考えていても、謝罪してなんとか納期を伸ばしてもらうなど、お客さんに問題の判断を丸投げしてしまうようなことしかできなくなってしまいます。
ビジネスは、お客さんとの関係性が大事です。
関係性がよくなるように動く(提案する)ことで、問題が問題でなくなることも多々あります。
問題が起きたことで、お客さんが得をするようなことをしてあげればいいのです。
ビジネスでの問題解決は、お客さんとの関係性
問題が起きても、常にお客さんとの関係が、良くなっていけば問題が問題ではなくなります。
それがビジネスです。
日常的に問題が起きているように、必ずミスは起きるのですから、お客さんがあなたに、あなたの会社に頼んでよかったと、関係がよりよくなるような対応をすれば、関係性はより深まっていきます。
今回の問題解決のために、機械の修理ではなく、お客さんとの関係性を良くすることに切り替えれば、問題解決の手段はたくさん出てくるはずです。
お客さんにとって、どうあったらいいのか?
「関係性」、それがビジネスでの一番の問題解決法です。