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本を活用させたいと思ったときにおすすめする3つの単純な方法

ほんを活用おすすめ3つ

 

本を読んでみて、これは活用したいと思える本に出合えた時は、ちょっと感動すらしますよね。

これなら今かかえている問題を解決できそうとか、今までの自分を変えられそうとか、そんな気分になれたりするものですが、そう思うのも本を読んでいる間の、一時だけだったりする場合がほとんどで、実際には本を活用できていないことの方が多いのかと思います。

 

ココに注意

本を読んでいる間だけは、やる気がある

 

どことなく映画を見終わったあとの感じと似ていますよね。

すごくいい内容だった!次は何を見よう(読もう)みたいな。

 

内容を思い返して吟味するではなく、もう次の作品(本)に興味が向いてしまっていて、ただただ消費している感じでしょうか。

それと似ている部分が、本にもあるかと思います。

 

そうなってしまっていると、本を読んだだけで満足してしまい、本の内容を実行するわけでもなく、現状維持に甘んじてしまう。

それが繰り返されているみたいなことになっているかもしれません。

 

本を活用できる、できないは、読んで満足なのか、実際に行動し経験して身につけるのかの違いだと思います。

個人的には、知りたいという欲求を満たせますし、知っているだけでも全然違いますので、読んで満足でも全然いいと思っているのですが、しっかりと考え方を身につけたいとか、行動を変えていきたいと思う気持ちが強いのであれば、しっかり活用し使い倒しましょう。

 

ここでは、本を活用するための、非常に単純な方法を3つ解説しています。

 

⇒ 欲張らない

⇒ 毎日、行動の元となる考え方を何度も声に出していう

⇒ 本を、繰り返し読む

 

それぞれ解説していきますので、最後まで読み進めてみてください。

 

欲張らない

 

こうしたらいいですよ、みたいなハウツー本に書かれていることは、やることは分かりやすいのですが、その内容が意外と多すぎて、何からはじめようか迷っているうちに、面倒になってしまう場合があるんですよね。

それに、素直にすぐ行動できればいいのですが、それらをどうやって身に着けようかと、合理的で効果的な方法を考えているうちに、面倒になる場合もあると思います。

 

そして結局、考えがまとまらず、後回しにすることで忘れてしまったりですね。

これらの原因は、あれもこれもを取り入れたいと、欲張りすぎてしまうのが原因です。

 

本に書かれている内容は、やってみるとよさげな考え方や、やることが多すぎるのです。

結局は、どうあがいても継続しないと身につきませんので、1回やって終わりとは、なかなかいきません。

 

ですが、ほとんどの場合、その継続させるまでに、つまずいてしまったりするんですよね。

はじめは意気込んでやってみても、成果なんてそうそうすぐ出るものでもありません。

 

そうなると、そのやることが習慣になっていない場合、いつの間にかいつもの行動に戻ってしまうんです。

すると、やろうとしていた内容も忘れてしまうみたいな、そんな感じになり、何も変わらない現状維持に戻ってしまうのです。

 

本をしっかりと活用するための問題は、継続できるかどうかにかかっています。

考え方一つにしても、その考え方が習慣にならなけば、いつもの思考に戻ってしまいます。

 

たった1つだけでも習慣化するのは、意外と根気がいるはずです。

それを、短時間でたくさん一気に身に着けようとするので、なおさらうまくいくはずがありません。

 

ですから、欲張るとうまくいかなくなってしまうのです。

それを防ぐためには、欲張らないことです。

 

まずは一つからです。

そして、それを毎日、声に出して何度もいうと効果的です。

 

毎日、行動の元となる考え方を何度も声に出していう

 

おすすめするのは、呪文のように1フレーズを毎日となえるってことです。

意外と、単純なんですけど、単純だからこそ続けやすく効果的なんです。

 

何も道具がいりませんし、どこででもできます。

メモをとっておいて、後でみるのもいいのかもですが、まずメモがそばにないとアウトです。

 

準備しておかないといけない物がある時点で、面倒ですしちょっと単純ではありません。

ですから、声に出すのが一番楽ですし、身一つですることができます。

 

ただ、声を発するだけでいんですから、非常に簡単です。

そして言う言葉も、欲張る必要はありません。

 

本の内容すべてを一気に実践するなんて、無理ゲーもいいところですからね。

本の内容は逃げないのですから、1つ1つを、しっかりと身に着けていけばいいのです。(急がば回れってやつです)

 

たとえば、「なるほど、そうなんだ!」みたいな発見があったとします。

なんでもいいですけど、イノベーションが大事みたいなことが書かれていたとします。

 

それなら、これから毎日、何か新しいことを1つ見つけるとか、考える、アイデアを出したらいいかもしれないと考えて、それを習慣にしようなんて考えたとします。

ですが、さぼらず毎日やらないと、早かれ遅かれ忘れます。

 

ですから、忘れないためにも、毎日言葉に出していうことが大事です。

「今日も何か一つ新しくアイデアを出す」みたいな。

 

何度も何度も繰り返し、毎日唱えます。(誰も見ていないところで)

単純ですが、簡単で効果的です。

 

たとえ、新しいアイデアを出さなかった日があったとしても、言葉に出しておけば忘れませんし、時々でも考えるようになれたら、全く今までと違ってきます。

何もせずに、せっかく手に入れた知識を、忘れてしまうのが問題なのです。

 

年始に立てる目標みたいなもので、自分で決めたことを「忘れます」。

人はほとんど無意識で動いているみたいなので、今までやっていなかった新しいことを、意識的にやるのは、習慣にしてしまうまで、続けていくことが難しいんですよね。

 

何度も言いますが、何かをうまくいかせる方法は「継続」が大事です。

単純でやることは簡単、しかも効果的なことがあっても、その行動が身についていないと、どこかの時点でやめてしまい、今までの日常に戻ります。

 

それくらい習慣になっている行動に、新しい行動を組み込むのは難しいのです。

ですから、忘れないための、呪文をとなえるです。

 

ココがおすすめ

毎日、何度も言葉に出していう。

単純ですけど、怖いくらいに効果的です。

 

洗脳みたいなものですね。

ユーチューバーが、動画の途中や最後に、「チャンネル登録お願いします」っていうのと同じです。

 

1つの動画で1回言って終わりではないはずです。

毎回、すべての動画で言っていたりしますよね。

 

同じことを何度も繰り返しいうことは大事です。

それくらいやっても忘れてしまったりするのですから。

 

そして、面白いことに毎日言っていると、言わなくなっても頭に浮かぶようになります。

そうなると、しめたものです。

 

本は繰り返し読む

 

「活用したいと思える本」なら、大前提として、繰り返し読んだ方が効果的です。

1回ですべて記憶して、理解できる場合は別ですが、そうでなければ、必ずしないといけない絶対条件なんですよね。

 

1回読んで、何も変わらないみたいに感じるのは、当たり前で、逆に1回読んだだけで、期待する結果が生まれるなんて思っている方が、不思議です。

本を何度も読まないといけないのは、読み終えた瞬間から、内容を忘れていってしまうからです。

 

ただそれだけです。

 

メモを取れば解決!?

メモをとるのもいいのですが、メモって見返します?

あなたが重要だと思った箇所に線を引いたり、メモしたりすると思うのですが、それを本を読み終わった後に、見返すことがあるのかどうかが問題です。

 

毎日、見返すなら活用できると思うのですが、メモを取ったことに満足してしまったり、メモの取り方が悪いと、意味のないものになります。

それに、大事な部分をメモしていても、それがなぜ大事なのかという前文を、書いていないことがほとんどなので、なぜこれを書いたのか分からなくなってしまったりすることもあると思うんです。

 

長々と書くのも面倒ですから、本に付箋でもつけておいて、本を読み返した方がまだましな気がします。

本を読んで考えてみて、自分の行動に落とし込んだやることを、書いておくのはいいと思いますけど、ただメモしたところで、それを見返さないと意味はありません。

 

ですから、まずは何か1つ、言葉で毎日唱えた方が、はるかに身に付きます。

 

結局、考え方を変えて習慣化しないと無理

本の内容を、1回やってみて終わりなんてことは、ほとんどありません。

結局のところ、行動を習慣化しないといけないものばかりです。

 

ですから、書かれているような思考だったり、そういった行動をする人にならないといけないわけですよね。

しかも、今までの考え方とは別で、自分の持っていなかった、新たな考え方を入れるわけですから、時間もかかります。

 

急にガラッと変わることなんて、ほとんどありません。

ゲームでさえ、うまくなるために何度も練習するじゃないですか。

 

いちいち考えてボタンを押していたのでは、遅すぎますし疲れますよね。

残念ながら、何も考えずに、体が覚えるまで続けなければ、うまくいかないことがほとんどです。

 

考え方が行動を変えるので、自分の中になかった考え方が身につくまで、毎日いつもと違う考え方を意識しなければいけません。

ですから、繰り返し読むことが効果的です。

 

本を活用できるかは、繰り返し読むという行動を、まず習慣にしたほうが手っ取り早いと思います。

知識が入ったことで考え方が変わり、今までの行動自体が、自然と変わることもありますが、今までやったことのないようなことや、何かガラッと変えたいときには、自然と行動できるまで、繰り返さなければいけません。

 

同じことを繰り返すというのは、根気がいりますし、意外と苦痛かもしれません。

今までの、楽な行動習慣を変えようとするんですから、当然です。

 

帰ってきたら、すぐソファーに横になり、スマホをいじることが習慣になっていたら、それをやめて、本の一冊でも読むとか、しなければいけなくなるかもしれません。

そうやって、いつもと違うことをすると決めたとしても、自分との約束を守れる人は、なかなかいないと思います。

 

そして、2、3日もさぼってしまうと、行動すると決めたことさえ忘れてしまうのです。

読んですぐ行動したとしても、習慣化するまではやり続けないと、とても難しいです。

 

ですから、何度も毎日声に出しつつ行動し、疑問がでてきたら、また読み返しましょう。

あとは飽きないように、同じジャンルの本を読むのもいいと思います。

 

だいたい同じような内容が、別の切り口で書かれていたりするので、別の本を読んでいくというのも、何度も読むのと同じような感じにすることができます。

 

まとめ

 

⇒ 欲張らない

⇒ 毎日、行動の元となる考え方を何度も声に出していう

⇒ 本を、繰り返し読む

 

ということが大事です。

とにかくやろうとしていたことを、忘れないようにすることが秘訣です。

 

忘れてしまうと、せっかく本を読んでも活用できなくなってしまいますので。

 

ポイント

身に着けるためには、結局のところ継続しかありません。

本の内容を継続するために、まずは欲張らずに一つから、そして何度も言葉で自分に言い聞かせつつ、本を何度も読み返しましょう。

 

結局のところ、本をしっかりと活用したいならそれしかありません。

 


 

本のせいにしても意味はない

本を読んでも何も変わらないという人もいますが、それはその人に限ってのことであって、他の人にも当てはまるのかといえば、当てはまりません。

むしろ、ほんの少しも活用していない、読み手側の問題がほとんどです。

 

それに、本のせいにしている時点で、自分ではない、他に問題点をみてしまっているのですから、自分の問題として見れないと、何かを変えるのはそもそも難しいと思います。

まず自分の能力の方を疑ってみないと、何かのせいにしているうちは、成長もできません。

 

ですから、読書がどうこういう前に、自分の考え方に問題がないか目をむけてみると、何か変わるかもしれませんよ。

それに、本なんて読んでも無駄といったところで、そもそもの話、無駄なことなら、日常的に山ほどしていると思うんです。

 

むしろ、本を読んで自分のしないような考え方に触れる方が、よほど有意義な時間になると思うのですが、いかがでしょう。

何も変わらないのは、本のせいではなく、自分自身の問題です。

 

当然、本の内容にもよる部分もありますが、たいていの場合、何もしないことを棚に上げて、役立たないと言っているだけにすぎない気がします。

 

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