賞味期限を過ぎると、なぜか食べられないような気がして、捨ててしまう人がほとんどかと思いますが、それは大間違いです。
賞味期限がすぎたところで、食べられなくなるなんてことはありません。
なぜなら単純に、賞味期限は食べられなくなる期間を示しているわけではないからです。
では何の期間を表示しているのかといいますと、「品質が保たれますよ」っていう期間を表示しています。
しかも、その賞味期限に、ギリギリの設定はしません。
だいぶ余裕をもたせた賞味期限をつけています。
なぜそうしているのかといいますと、メーカー側では製造後、きちんとした管理の元、保管されています。
ですが、製造工場から一歩外にでてしまいますと、管理できなくなるのは言うまでもありません。
配送だったり、お店だったり、お客さんが購入してから後の管理だったりと、環境が変わりますし、温度変化が起こるのは当然です。
ですから、絶対に、メーカーが推奨する商品の管理ができるのかといったら、土台無理な話なんです。
そういった理由から、だいぶ余裕をもたせた賞味期限が付けられています。
想定される以外の保管を多少されても、ある程度、品質に問題がないであろう期間がつけられているんです。
ですからメーカーが、美味しく食べられる期間を、保証できる期間が賞味期限になっているんです。
その日をすぎたら、急に腐敗したり、まずくなったり、食べられなくなったりすることはありません。
結論
賞味期限が過ぎても、問題なく食べられます。
賞味期限をすぎてすぐ、食べられなくなる場合
賞味期限をすぎてすぐ、もしくは賞味期限以内に、いつもと違う匂いや味がおかしなことになってしまっている場合は、製造上に問題があった場合も当然考えられますが、ほとんどが保存していた環境に、問題があることの方が多いかと思います。
直射日光の当たるところに置いていたとか、温度変化の激しいところにしまっていたとかですね。
保存環境が悪かった場合には、賞味期限を待たずして品質が悪くなる可能性は非常に高いです。
ですから、推奨されている保管をしていた場合には、賞味期限が切れたからといって、食べられる、食べられないを判断するのは意味がありません。
さきほどもいいましたけど、だいぶ余裕をみて賞味期限はつけられていますので、ほとんど味も変わらないと思います。
例え劣化していたとしても、気づかないレベルです。
ですから、賞味期限がすぎても、いつまで大丈夫かの判断は、自分でした方がいいかと思います。
食べられない場合には、大抵の場合匂いですぐに分かりますので。
賞味期限をすぎた場合には、見た目、匂いで判断して、味がおかしくなければ、何も問題ありません。
表示されている賞味期限を過ぎた瞬間から、急激にまずくなるような食品があったら、逆に怖いと思った方がいいと思います。
消費期限には、気を付けましょう
賞味期限はたいして気にする必要性はありませんが、消費期限には気を付けた方がいいです。
消費期限は、日持ちのしない食品に付けられています。
この日までなら、安全に食べられるっていう期限になっているので、なるべく守ることをおすすめします。
消費期限の設定は?
消費期限の設定は、社内で検査する場合もありますが、外部の検査機関に商品をだして、いつまで安全に食べられるかを検査しています。
毎日、菌検査を行い、菌の数が一定数を超える超えないで判断しているんです。
この期間を超えると、菌の数が大きく増えるので、何日までが限界みたいな、そういった目に見えない部分での検査をした結果で付けられているので、消費期限は守っておいた方がいいかと思います。
まとめ
賞味期限は、食べられる、食べられないを示した期限ではありません。
ですから、自分の五感で判断しましょう。
もし賞味期限が切れて、食べられなくなっていた場合には、自分の保存の仕方が、かなり悪かったと思った方がいいです。
それくらい、たいていの場合、余裕を見て賞味期限はつけられています。
常温商品は特に、食べられる期間が長いので、賞味期限がきれても、何カ月も美味しく食べられる場合がほとんどだったりします。
ですから、自己判断で味をみて、食べましょう。