話せば分かるは真っ赤な嘘です。
「誰でも、きちんと話せば、分かってもらえるものだよ」
なんて言われていたりしますけど、話して分からない人は当然います。
ですが、なんとかして分かってもらおうとして、思い悩んだり苦労したりしてしまうこともありますよね。
相手が理解してくれないとか、説得できないなんてことがあっても、思い悩む必要はありませんってことを解説しています。
気になったら、読み進めてみて下さい。
結論としては、「話せば分かる」ではなく、「話せば分かる場合もあるかもしれないけど、分からない人はたくさんいる」ので、話しが通じなくても、気にしてはいけませんってことです。
理解してもらったり説得できないのは、あなたのせいではない場合がほとんどなのですから。
相手次第
理解してもらおうと努力したり、説得を試みたりするのはいいのですが、やるだけやったら、あとは相手次第です。
どんなに説明が上手だったとしても、どんなに説得するのが得意でも、相手によっては、聞く気がない人もいます。
それに、理解しようとしない人もいますし、理解できない人もいるのです。
たまたまその日嫌なことがあって、人の話しが頭に入ってこないとか、気になる子がいて、その子のことばかり考えてしまうなんてこともあるかもしれません。
もしかすると徹夜続きだったり、忙しすぎたりしているなど、相手のコンディションも影響してきます。
そもそも興味がないって場合もあります。
ですから、相手次第って部分も大きいのです。
上手くいかなくても、思い悩むことはやめましょう。
話して分かるなら問題は起きない
話せば分かるが本当なら、喧嘩も争いも戦争もおきないですよね。
話してもダメだから、そういった行動をとらざるおえない、なんてことになるわけじゃないですか。
そこまで大ごとでなくても、会社でもそうですし、家庭でも同じことです。
たとえ家族であっても、分かり合えないこともあります。
でも、それにもかかわらず、分かってもらえるはずなんだと、何とか分かってもらおうとして頑張ったりするのですが、どうにもならなかったりするんですよね。
相手のせいにしてはいけない
人生観だったり、趣味だったり、仕事だったり恋愛だったりとさまざまな場面で、誰かと話しをして説得を試みるなんて、小さなことから大きなことまで日常的に起きていますよね。
こう考えればいいのに、なぜそんな考え方をしているの!?とか、もっと楽しいことあるのに、なぜ分かってくれないのとか、俺の方が君を想っているなんてことまで、なんとか相手の考え方を変えてやろうって、意識していなくても、そういう行動をとってしまっていたりします。
自分の考えを、受けて入れてくれないからといって、相手が悪いんだと相手のせいにしない方がいいです。
あなたの勝手で、あなたの都合で、説得しようとしているのですから。
無駄に思い悩んだり苦労する必要はない
仕事で、どうしても攻略対象になっている人であるなら話は別ですが、あっこの人は、無理だと思ったら、すぐにやめた方がいいです。
そんなことに時間を使うくらいなら、さっさと自分で楽しいと思えることに、シフトした方が、無駄に悩まず楽しく過ごせるようになります。
自ら無駄に苦労したり、思い悩んだりする行動をしなくてもいいのです。
説得しても理解してもらえないのは、別にあなたの能力のせいでも、ないかもしれないのですから。
分かってもらえそうにもないなら、諦めましょう。
ムキになる必要性はありません。
それに、そもそも話の分からない人に、付き合う必要はないですからね。(それが例え、家族であってもです)
その人には、その人に合った人がいるのですから、別に自分が相手をする必要は無いのです。
そのことで、冷たくない?とか言える人は、きっとそういった話をする時間が、ただ好きなんだと思います。
誰かと議論したり、説得することが苦ではなく、そもそも好きだからそういえるだけなのです。
ですから気にする必要はありません。
そういうことが、得意な人がやればいいだけです。
ただそれだけの話しだったりします。
説得するための技術はいらない
相手の同意をえるための技術は実際あるので、それを学べばいいって人もいます。
確かに確率はあがりますが、だから何?って話です。
そもそも相手にとって、それがいいことかどうかが分かりません。
こちらにとっては善意でも、相手にとっては迷惑なことって、多分にありますよね。
よかれと思って話をしても、相手からしたらウザイなんてこともあるのですから、説得する意味はありません。
ただの自己満足かもしれないのです。
どうしても説得をしたいなら、あなたの知っている情報で、解決する悩みをもっている人を集めることが先になります。
おいしい天然水を飲めるような環境の人に、浄水器をすすめても意味がないってことですね。
理解できなくて、当たりまえ
だいたいのことは分かっても、理解できないことってありますし、そもそも持っている情報量も考え方も違うのですから、分かり合えなくて正解だと、始めから思っておいた方がいいと思います。
趣味の世界でもそうじゃないですか。
どんなにその世界の楽しさを語られても、全く分からないなんてことは、たくさんありますよね。
インドアの人に、アウトドアの楽しさを語られても…みたいなことです。
そもそも、家でやりたいことがたくさんあるのに、わざわざ外でやることを言われたところで、興味すらも湧きませんよね。
やれば楽しいと誘われてやってみても、すでに楽しいことがある人にとっては、やっぱ家がいいと、再確認させられることの方が多かったりもします。
そんなことが続いていたら、話しを聞く前から、相手は思考を閉ざしてしまっているかもしれません。
経営者の話しは特に理解できない
ちょっとビジネスの話しも書いておきます。
楽しいことがたくさんある趣味の世界ですら分かり合えない、理解できないなんてことが溢れています。
仕事なんて、特にやりたくないことだらけなのですから、経営者がいかに熱く語っても、聞いていない人がほとんどなのも、うなずけることだと思います。
きっと、聞いている相手は、理解しようとすらもしていないことがほとんどです。
じゃーどうすれば、理解させられるんだってことになりますが、理解してもらわなくていいんじゃないですかって思います。
理解してもらわなくてもOK
分かる人には分かる。
分からない人には分からない。
このいたってシンプルな感じで、何も問題なくまわっていきます。
どうにかして分かってもらおうとする、そこにかける時間が無駄です。
どうしても理解してもらいたいなら、分かってくれる人が集まるようにすればいいんです。
そこに時間をかけるべきです。
理解してもらうではなく、理解できる人を集めるってことの方が、楽だと思いますよ。
分かり合う必要性がそもそもあるのか
考えてみて欲しいのです。
そもそも、分かり合う必要性があるのかってことです。
分かり合えたことで、人生が大きく変わるなら挑戦する価値はあると思いますけど、そうでないなら、どうでもよくないですか。
人それぞれ、好きな選択をして、好きな人生を生きればいいのですが、何かと足並みをそろえようとしたり、考えを同じに強要しようとしている場合がありますよね。
みんなやってるからとか。
ずっとこうやってきたからとかですね。
そういった当たり前だと思いこまされていることを、誰かに強要しているかもしれません。
お互い信じる道を行き、楽しいことをやりましょうで問題ないので、どうでもいいことで分かり合う必要性はありません。
理解してあげる義理はない
相手は、私の話しを理解して当然、分かってくれて当然だと思っていたりする場合もありますよね。
もしくは、理解しているのが前提で話をしてしまう場合もあります。
ですが相手はあなたの話しを理解したり、分かろうとしたりする義理はありません。
話しを聞いてくれている立場なのです。
人の話しは聞いて当然なんて思い込まされている節もありますので、気をつけたいところですよね。
聞いてもらえたら、ラッキーくらいで思っていたほうが、いいと思います。
まとめ
人それぞれ、考え方も違えば、状況も違います。
人の話しは聞いて当然とか、理解して当然なんてこともありません。
「話せば分かる」ではなく、「話せば分かる場合もあるかもしれないけど、分からない人はたくさんいる」くらいに思っておけばいいと思います。
相手次第ということもありますので、相手が理解してくれないとか、説得できないなんてことで、思い悩む必要はありません。