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女性の比率98%…。壮大なラブストーリーに泣ける、白蛇:縁起、レビュー感想【映画】ネタバレは最後だけ

 

白蛇:縁起

 

 

ストーリー

仙人になろうと修練を続けている、人間の美しい女性の姿をした、妖怪の白蛇は、長い長い修練を重ねているのですが、どうしても失敗してしまいます。

そんな白(はく)を、姉としてしたう青(せい)が渡した、法具がきっかけで、500年前の記憶の物語がはじまるのです。

 

民を使って蛇狩りをし、力を得ている国師というお偉いさんを、蛇族の白蛇、白(はく)が、刺殺しようとするのですが、失敗したあげく記憶をなくしてしまいます。

そんな白を助けたのが、捕蛇村に住みながら、蛇が苦手で蛇を捕獲することができない、宣(せん)です。

 

宣はとても心の優しい青年で、白の記憶を取り戻すため、手伝うことになるのです。

その過程で2人は恋をするのですが、白が記憶を戻していく中で、自分が蛇(妖怪)だということも分かってきます。

 

そんな2人、人間と妖怪に、幾度となく試練が立ちはだかり、壮大なラブストーリーに発展していくのです。

 

白蛇を観た感想

簡単に言ってしまうと、白蛇と人間の恋の物語なのですが、そのお互いを思う気持ちに、胸をうたれていくんですよね。

この物語の中で、白蛇の白と、人間の宣が一緒に過ごした時間は、とても短いのですが、その恋が1000年続くほどの濃密な時間を2人は過ごすのです。

 

そもそもの話しなのですが、宣は蛇嫌いなんです。

しかも、妖怪は人間に、恐れられ嫌われています。

 

妖怪と人間には、まじわる事の出来ない深い溝があるのですが、そんな状況で、白蛇という妖怪を、1人の人間の男(宣)は、蛇を相手に、恋に落ちることができるのか?って話なんですよ。

ですが宣は、見た目がどうのなんて、そんなものは小さなことだと言うんです。

 

宣は、その言葉を、ただの言葉だけではなく、自分の言った言葉、意思を、行動で示してしまいます。

2人には幾度となく試練が立ちはだかりますが、そんな宣に惹かれ、白は1000年も続く恋に落ちるのです。

 

1人の人間の男を想う、その恋の時間が、ものすごく長いってだけなのかもしれません。

ですが、その覚悟にグッとくるんですよね。

 

どんなに白が宣に恋をしていようが、人は、そんなに長く生きることはできません。

それすらも解決できた!?ってところで、また試練が続いていきます。

 

ですが、2人を引き裂こうとする出来事が多すぎて、その試練が、2人の恋に深みを与えていくんですよね。

 

  • 白の宣を想い続ける覚悟。
  • 白のために、どんな事でもする宣の覚悟。

 

こんなに相思相愛ってある!?みたいな。

この映画を観ていると、こんな恋に落ちれたら…って思ってしまうんじゃないでしょうか。

 

その長い時間、慕われ想い続けられるのは、2人のそれだけの覚悟があってこそ。

そんな恋を見せられたら、グッときちゃいますよねって話です。

 

そりゃ~目にもゴミが入ってしまうというものです。

最近の映画館は、ほこりが舞っているようで…。

 

白蛇(はくじゃ)をあなどっていた件

はじまりの冒頭では、なんのこと?みたない、とにかくハテナ?って感じで、意味分からんってなるのですが、その意味が終盤で分かった時、映画館がほこりっぽくなります。

目がほこりを流そうとするので、きっとそうだと思います。

 

中国アニメを観るのは、意外と初だったので、大したことなさそう、なんて思っていたんです。

ですが、見事にハマりましたね。

 

映像も綺麗ですし、迫力も十分にあります。

そして何より物語が、気持ちをゆさぶってくるんです。

 

結局「観てよかった」と、次も観たいと思える映画でした。

冒頭での、白の眉毛の、つながり気味なのが、中国っぽいなぁなんて、はじめは気になっていたのですが、あんなに気になっていたのに、そんなことを忘れてしまうくらい、のめり込んでいましたよ。

 

それに、ジャニーズの佐久間くんの声優ぶりもハマってましたね。

「それスノーマンにやらせて下さい」からうまいとは思っていましたけど。

 

あと、エンドロールが流れてすぐに帰る人とかいますけど、やめた方がいいです。

全部最後まで観ましょう。(損しますよ)

 

白蛇を観ている人の98%が女性?

私のみた上映会場内では、98%が女性でした。

男は、夫や彼氏だったので、きっと私のように連れてこられたのでしょう。笑

 

多分ですが、スノーマンの佐久間くんのファンが多いんだと思います。

もしくは、ラブストーリーに惹かれたのかもしれませんけど。

 

ちなみに、スノーマンの曲は、エンドロール最後の方で、アニメのダイジェストと共に流れます。

 

ネタバレ(見ない方がいいです)

 

宣は人間で、白は妖怪、その種族の隔たりすら宣は乗り越えます。

ですが、宣はようやく白との恋が実るかという時に…。

 

白からしても、すでに種族の違いなんて、どうでもよくなっているんですよね。

ですから、宣がどうであれ、長い時間を関係なくしてくれるのが、輪廻、転生です。

 

肉体は滅びても、魂が生きている限り、何度でも生まれ変わるとされているので、白は宣を探します。

ですが、宣が生まれ変わるということは、2人で過ごしたその時代の、宣の白に対する過去の記憶は当然ありません。

 

それでも、どんなに生まれ変わっても関係ないと、どんなに時間がかかっても必ず見つけるなんて、白がいうんですよね。

もうやめてくれーって感じですよ。

 

目にほこりがー!みたいな。

そこまで言わせる、宣の生きざまは、カッコよかったですね。

 

といっても、どちらか片方だけではなく、お互いの覚悟に胸をうたれる物語ってことです。

 

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