アルペングループが出している、イグニオ(IGNIO)ってブランドがあるのですが…。
そのブランドのテント…、ヤバすぎます。
ファミリーテントとなると、人数によってそれなりの大きさになるので、どうしてもお値段的に高くなってしまうんですよね。
ですから、キャンプをしてみたいと思っているファミリーの場合は、敷居が高かったりするんです。
まずそこで、購入まで踏み出せなかったりしてしまうのですが、イグニオは、そんな敷居をめちゃくちゃ下げてくれます。
なんでしょうね。想定している金額の、はるか下を提示してくるので、「ちょっと大丈夫なんだろうか?」って疑ってしまうほどのレベルです。
それくらい安価で、提供してくれていますので、非常に良心的です。
ですから、試しに、ちょっとだけキャンプを、やってみたいんだよね…、って気持ちを満たしてくれるブランドです。
ファミリーキャンプにおすすめのイグニオのテント
イグニオには、3~6人までのファミリーキャンプで使える、気軽に手を出せるテントが2つあります。
その1つが、「ドーム型テント+テントフロアーマット+グランドシート 3点セット」のテントです↓
実際に購入して確認しましたけど、見た目小さく見える形のこのテントは、4~6人で使えるサイズなので、広さが申し分なく広いです。
どれくらい広いかといいますと、インナーテントサイズが、300×300×180cmとなっています。
私個人のテント選びの基準は、「どれだけ快適に眠れるようにするのか」が一番の基準ですから、十分な幅と厚みのあるマットが、入るかどうかが決めてになっています。
そのポイントを、見事にクリアしてくれる広さなんです。
購入ポイント1
個人的に、荷物が増えようがなんだろうが、睡眠をとにかく重視するためのキャンプ用品、10cm厚みのインフレーターマットを4枚並べられるという点です。
インナーテントが広くないと無理なので、広さを十分確保してくれているテントです。
10cm厚みのインフレーターマット、幅70cmくらいが4枚入るテントで、なおかつ、コストがそんなにかからない、リーズナブルなテントは、なかなかありません。
それにファミリーが、試しにちょっとキャンプをしてみたいといった時に、気楽に購入できるテントは、ほぼほぼないんです。
広さがあるだけに大きなサイズになるので、当然そこそこいいお値段、または、すごくお高いテントになっています。
ですから、なかなか決められないって人も、多いと思うんですよね。
ソロでしたら自分次第で、どうにでもなりますが、家族となると、みんなの意見に左右されるので、1回で使わなくなる可能性すらありますから、なおさら手を出しにくかったりします。
そんな中、イグニオのテントは、1万円をきってくるんですから、ヤバいんです。
ソロテントなら、まだこの金額は分かります。
ですが、4~6人で使えるテントでとなると、まずありません。
購入時に安すぎて、逆に怪しいイグニオのテント
見た目も悪くないですし、むしろかっこいいとすら思えます。
それにロゴが入っていないのも高ポイントなんですよね。
それでいて、意外と機能的な商品説明になっているので、まず疑いますよね。笑
使ってみると実は、何かしら機能的に悪く、すぐ壊れるんじゃ?みたいな。
ですが、何の問題もないどころか、この価格でこの内容…みたいな、普通に使えるテントなんです。
といいますか、良すぎます。
なぜに1万円をきっているのか、謎すぎて意味の分からないテントです。
そんな怪しいテントなのですが、結局はすぐに購入することになります。
なぜなら、このテント…。
ココがおすすめ
フロアーマットとグランドシートまで付いてくるんです。
本当に意味分かりませんよね。
通常は、テントとは別売りですよ。
しかも、フロアマットだけでも、普通5~6千円くらいはしますよね。
それがテントとセットになってのお値段なので、大丈夫か、イグニオ!?って余計に疑ってしまうのですが、テントが仮に、すぐに壊れたとしても、フロアーマットとグランドシートが使えるってことで買っちゃいました。
テントよりも、そっち!?って感じですが、1万円きるテントは、ちょっと使ってみるまで信用ならないじゃないですか。
ですが、組み立ててみて良かったら、ラッキーくらいの気持ちで購入できる気軽さを、イングニオのテントは提供してくれています。
ハッキリ言って、すごいです。
購入ポイント2
フロアーマット270×270×0.7cmと、グランドシート280×280cmもセットで付く
イグニオのテントは、普通に機能的で快適
実際組み立ててみると、普通に使い勝手がよく、普通に機能的で、何の問題もありません。
普通といっても、けっこう広い前室がありますし、付属のポールを使って、フラップでひさしも作れます。
後ろからも出入りしやすく、後ろ側にも、ちょっとした空間をつくれるポールまでついています。
ベンチレーターはついていますし、インナーテントの天井部には、2枚のメッシュ窓にランタンフック、そして小物ポケットも5つもついています。
前にも後ろにも大型のメッシュ窓で出入りも楽ちんです。
購入しない理由が見当たらないテントなんです。
天井ランタンフック↓(180cmの高さがあるので、広々です。)
2枚のメッシュ窓付き↓(その奥のフライシートにベンチレーション用の小窓もあり)
小物入れも3つと、反対側に2つ付いています。↓
出入り用の大型のメッシュ窓。↓(外側がメッシュなので、便利)
裏側の出入り口↓
イグニオの3点セットテントのデメリット
個人的には、あまり気にしていませんが、テントのよく見る耐水圧の数値的には、若干、低いのかなって感じがします。
テント(フライ/1200mm インナー/450mm フロアー/1500mm)となっていますので。
シーム加工・PU防水加工はされていますし、実際のところどうなのかは分かりませんが、その点は気になる人は気になるのかもしれません。
それと、一応UV加工もされてはいますが、どれくらいUVカットしてくれるのかは不明ですね。
そして、シェルターとしては使えないので、吊り下げ式のインナーテントにはなっていません。
ですから、雨が降っている時に片づけをする場合、インナーが濡れることになります。(フライをかぶせたまま、無理やり片付けることもできなくはないですが…)
あとは、スカートが付いていないので、冷気対策は別途必要かなとは思います。
デメリットといえば、それくらいですね。
ですが、テントの広さや内容、そしてフロアーマットとグランドシートまでついてのお値段ですから、内容が良すぎますし、コストも良すぎます。
デメリットよりもメリットの方が、十分上回っているテントなので、非常におすすめです。
そして、もう一つの1万円をきるテントがあります。
FRPフレーム ポリエステル生地 3人用 トンネル型
こちらは、3人用の2ルームテントになります。↓
左右にベンチレーションがついていて、インナーテントがフルメッシュなので、春・夏に快適なテントですね。
出入り口が側面になっているので、開けたままでもインナーテント内は、見えにくいかと思います。
それに、インナーテントは、取り外しができるので、シェルターとしても利用できますし、雨の日でも、インナーテントを濡らさずにしまうことができます。
ただ、インナーサイズが書かれていませんので、どれくらいの広さがあるのかは分かりませんが、シュラフを3枚並べた感じですと、10cm厚みで70cm幅のインフレーターマットは2枚が限界かもしれません。
3枚となると、多分ですが入らない可能性が高いかと思います。
大人2人に子供1人くらいが、ちょうどいいサイズ感のテントではないでしょうか。
それに、出入り口にはポールを使って、ひさしをつくれますし、2ルームテントってところも、ポイント高いですね。
そして、収納時のサイズ(68×22×22cm)はコンパクトで、なおかつ思ったよりも軽いので魅力的です。(持ってみると分かりますが、ちょっとびっくりしますよ)
コスパも凄くいいので、検討してみてはいかがでしょうか。
個人的には、広さ重視で、こちらをおすすめしますが。↓
追記
こちらの記事でも書いたのですが↓
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キャンプを最後まで楽しくするために必要なことって何? ここさえ押さえておけば。「キャンプはすごく楽しくなる!」という内容になっていますので、興味があったら、読み進めてみて下さい。 &nb ...
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ファミリーキャンプは、当然家族でするキャンプですから、誰かがやりたくないといえば、そこでアウトだったりします。
やりたくなくなる要素は、それぞれあるかと思いますが、とりあえず、どれだけ快適に眠れるのか?は、非常に重要なことだったりしますので、テントよりも、いかにぐっすりと眠れるかに重きを置いた方がいいかと思います。
子供は適応力が高く?ぐっすり眠れたりするのですが、大人になると、意外とテント内での就寝は、いろいろなことが気になり、寝れなかったりするんですよね。
ですから、下にひくマットは、重要だったりします。
マットさえ、しっかりと選んでおき、そのマットが入るテントでしたら、意外となんでもよかったりしますので、テント選びは、マット中心で選ぶことをおすすめします。
あと音が気になるかもしれない場合には、耳栓をもっておけば、より快適に眠れると思います。
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