29歳独身は異世界で自由に生きた……かった。 (1) (角川コミックス・エース)
人生いろいろとあるじゃないですか。
そんな時に何して過ごしています?
カラオケとか、スイーツ食べ放題とか、ボーリング、スキー、サーフィン、キャンプとか、映画にアニメ、マンガなどなど、いろいろと楽しめるものが沢山ありますけど、そんな中でハマってしまった異世界。
異世界?
そう、主人公が異世界にとばされて活躍する小説やアニメですね。
(異世界にいくのには、3通りのお決まりがあります、転生、転移、召喚)
それぞれの息抜きの仕方ってあると思うのですが、あんまり動きたくない、ダラダラしたい時には、こういう非現実的な小説は現実逃避にもってこいです。
しかも、これが意外に面白いんです。
Kindle Unlimitedでビジネス書を読みまくっている私ですが、頭使いたくない時に、ベッドで寝転がってこういう異世界シリーズにハマってしまうんですよ。
たまには、現実逃避したいじゃないですか。
現実逃避と言うか気持ちを切り替える感じでしょうか。
まぁそのせいで、毎日の習慣のブログ更新が遅くなってしまい、夜中に書くハメになったりとかするのですが、それでも面白いからずっと読み続けてしまいます。
ネットは有益な情報が無料で手に入るのはいいのですが、同時に誘惑がひどいですね。
飲み屋のキャッチに引っ掛かった気分です。
29歳独身は異世界で自由に生きた……かった。とは?
今、読んでしまったのが29歳独身は異世界で自由に生きた……かった。(1)です。
タイトルに異世界って入っているだけで、ダメですね。
作者はリュートさん。
タイトル通り29歳独身の男が、現実世界に嫌気がさしていて、ゲームとかライトノベルやネットに逃げるわけです。
(なんか自分とかぶっているような感じがしないでもないですけど、みんなそんな感じなんじゃないかと自分を慰めながら、この小説を読みました。)
現実はどうであれ、ゲームとかでは自分は最強じゃないですか、お金も稼ぎ放題だしイージモードなので、その世界に没頭してリアルを忘れられますよね。
そんな主人公のタイシが、ボソッといってしまうんです。
「あー…ゲームみたいなファンタジー世界の住人になりてぇ。
一般人じゃなくてベリーイージーモードの主人公状態で」29歳独身は異世界で自由に生きた……かった。(1)より
この一言で、異世界住人になるのですが、このセリフを口に出したからって、異世界にはいけませんので、言っても無駄ですよ?
試してみていませんので分かりませんが。
それはおいといて、そのセリフからだだっ広い草原に立っているところから第一話です。
異世界の物語を読んでいる人は、分かるでしょうけど異世界に行く前の段階の神様とのやりとりは、なしです。
急に異世界です。主人公からしたら焦るところでしょうけど、経験してみたいものですよね。
異世界物といえば、はずせない神様。
神様から、異世界にとばされる前に、チートな能力をもらう場面です、それがこの小説ではないですね。
ですが、すぐに始まって欲しい人からすると、うれしい展開です。
そしてお決まりのメニュー画面に城塞都市です。
スキルポイントでスキルを取得していくタイプで、レベルありのストレージあり、そしてチートですね。
ヒロインとの出会いも後で分かりますが面白い展開が待っています。
はじめのギルドでのお決まりもあったりなかったりの要素ですが、裏切らない設定です。
ちょっとギルドの受付といえば、ねぇ、そこは裏切られますけど個人的には好きな展開です。
そこから、俺TUEEEE展開もありつつ、物語が進みますので、現実逃避したい方は読んでみたらいかがでしょう。
異世界の魅力って非日常ですよね。
剣に魔法に魔物、ハーレム、チート、俺TUEEEEですよね。
しかもだいたい若がえるし、イケメンになれます。
この小説も多分に漏れず、です。