感動してしまったディズニー実写映画『リトル・マーメイド』の残念だった点

リトル・マーメイド (字幕/吹き替え)

リトル・マーメイドって実はヤバい作品？

ディズニーのアニメ映画、『リトル・マーメイド』が公開されたのが、1989年です。

それから34年後の2023年に、リトル・マーメイドが実写映画化され公開されました。

全然知らなかったんですけど、リトル・マーメイドのアニメーション映画は、1989年のアニメ映画公開後も、2000年にリトル・マーメイド2／Return to The seaが公開され、リトル・マーメイド3／はじまりの物語も、2008年に公開されています。

しかもその前には、1992～1994年の間に、全3シーズン（全30話）にもなる、リトル・マーメイドのアニメも公開されているから驚きです。

シンデレラなど他のプリンセス作品も同様に、いくつか同タイトルで作成されているものもありますが、ここまで作品数が多いのも、珍しい気がするのですが、ディズニーのガチファンからしたら当たり前なんでしょうか。（意外と知らない人は多そうな気がしますけど。）

それくらい人気で、ディズニーが力を入れている、プリンセス作品の一つだということですよね。

そんな、実写化されたリトルマーメイドのみどころですが、まず何といっても映像です。

リトルマーメイドの見どころ

リトル・マーメイドの実写化とか、相当難しいだろうなとか、素人目でみても思っていましたけど、よくここまで再現できたよな…ってくらいの、わくわくさせられる映像が広がっていました。

ただ海の中を再現しただけでなく、リトル・マーメイドで描かれる海底の美しさが見事に再現されていて、華やかで見入ってしまう映像は、どこを見ていいのか分からなくなるほどです。

それくらい情報量が多いですし、一つ一つを、じっくりと眺めたくなる美しさが広がっています。

実写化されたリトル・マーメイドの、ディズニーの描く世界は、リトル・マーメイドの物語を知っていても、自然とどっぷり入り込んでしまいますので、必見です。

アニメーションのリトル・マーメイドを、知らない状態で視聴したら、どんな感想になるのかも体験してみたかったですね。（無理な話ですけど）

ですから、アニメの中でも華やかだった海の中が、実写版で、どう映像化されているのかも見どころのうちの一つです。

リトル・マーメイドのあらすじ

好奇心旺盛なアリエルは、人間の住む未知の世界にあこがれを抱いています。

アリエルは、海底に沈んだ船から手に入る、人間の作り出すものを集めては、陸の世界への好奇心を高ぶらせているのですが、アリエルの父、トリトン王は、人間は危険な生き物として、海の世界から出ることを禁じているのです。

そんなときにアリエルはエリック王子に出会い、恋をしてしまうことで、より人間の世界へのあこがれを強めてしまいます。

そんなアリエルにつけこんだ、海の魔女アースラの謀略により、声と引き換えに足を手に入れたアリエルが、陸へと足を踏み入れるのです。

リトルマーメイド日本語声優

人魚のアリエル役：豊原江理佳

カニのセバスチャン役：木村昴

エリック王子役：海宝直人

幼馴染の魚フランダー役：野地祐翔

海の魔女アースラ役：浦嶋りんこ

カツオドのスカットル役：高乃麗

アリエルの父、海の王トリトン役：大塚明夫

ネタバレ＆個人的に残念だった点

カニのセバスチャンが、リアルなカニすぎて、ちょっとだけ寂しさを感じてしまいました。

実写なので仕方ないのですが、セバスチャンのザリガニっぽくもある、表情豊かな愛嬌しかないお顔が、まさにリアルガニですと、セリフに対しての表情が薄い感じがして、ちょっと伝わってこない部分もあったりですね。

それとセバスチャンが、お城で料理されそうになるシーンがアニメではありますけど、そのシーンがどう実写化されているのか楽しみでもあったのですが、そのシーンが残念ながらありませんでした。

個人的には、セバスチャンに光の当たる、好きな場面だったので、何か物足りない、あれ？って感じになってしまいましたね。

全部、セバスチャン関連だったりしますが、いっても、リトルマーメイドを見ない選択はないと思います。