※ファミリーキャンプ(3~5人)を想定した内容になりますので、ソロキャンパーには、あまり役に立たない内容かと思います。
キャンプといえばカレーみたいな、そんなイメージを持っている人も、きっと多いかと思います。
多分ですが、一番に、好き嫌いが少なそうな料理っていうのと、調理が簡単ということによるものなのかと思いますが、小・中学校での野外活動やキャンプで、だいたい定番として作らされるので、その関係で、そういったイメージになっているのかもしれません。
そんな定番指定されているカレーですが、自分で作ったことのない人、特にお父さんは、どれくらいの大きさの鍋を用意すれば作れるのか?
それがまず一番の問題になっているかと思います。(私もそのうちの一人でした)
いつも使っている、家の調理器具を持ち出す場合には、問題ありませんが、IH専用だったり、キャンプで使用するクッカーを、別で購入する場合には、意外と鍋のサイズをどれくらいにした方がいいのか分からないと思います。
奥さんに聞けばいいのかもしれませんが、いつも家では、次の日も食べられるように、余るくらい作っていた場合や、なんとなく家にある鍋に合わせて、つくっていた場合、意外とよく分からなかったりする場合もあるかと思います。
ですから、3~5人でキャンプをする場合で、ちょうど食べきれる、もしくは少し余るくらいのカレーをつくるとしたら、どれくらいのサイズの鍋があればいいのか?を解説しています。
ファミリーキャンプでカレーを作る場合の鍋サイズは?
家庭によって、つくるカレーの内容は違うと思いますが、具だくさんで4~5人くらいの量のカレーを作るのでしたら、意外と思ったよりも、見た目小さな鍋で作ることができます。
今回は、具だくさんカレーに合わせた鍋サイズですので、これだけ入れば、作りたいカレーの幅を広げられる、鍋サイズになっているかと思いますので、参考にしてみて下さい。
使った具材の量
- にんじん:1本
- ナス:1本
- 玉ねぎ:1個
- ジャガイモ:2個
- ひき肉:100g
そして、カレールー半分と水(700ml)です。
水の量は、カレーのルーによって変わりますが、水がだいたい700mlくらいは必要になるので(蒸発する分も含め)、それ以上の容量がある鍋を選ぶことになります。
そして、水+具材+カレールーとなるので、当然、入れる具材の量によって、鍋を選ばなければいけません。
そんな具だくさんでも、十分作れる鍋のサイズはこちらです↓
ファミリーキャンプ3~5人で食べる、おすすめ鍋サイズ
直径190×高78mmくらいあると十分です。
容量としては、1800mlくらい入る鍋ですね。
探せばいくらでもあると思いますが、ピタッとくるサイズの鍋ですと、SOTOのナビゲータークックシステムSOD-501に付属しているクッカー大がちょうどいい大きさになります。↓
手のサイズと比べてみると分かりますが、見た目は、そんなに大きく感じないのですが、4~5人分の具をたくさん入れた場合のカレーでも、十分余裕をもって作ることができます。
ようは使う具材が全部入ってしまえばいいので、計算できる人は計算して、自分にあった鍋を購入するのがいいかと思いますが、このSOTOの鍋(クッカー大)を目安にすると分かりやすいかと思います。
このサイズで、家族4~5人分もつくれるのか、ちょっと不安かもですが、検証済ですので安心して下さい。
SOTOのクッカーを使ってカレーを作った時の、イメージものせておきます。↓
SOTOの大クッカーで4~5人分のカレーを作る
野菜はたっぷり多めに切ります。(写真の野菜はまだ一部)↓
油を引いて、先にひき肉を炒めます。(肉が先でないと、肉の臭みが野菜に移るそうです)↓
そして、野菜を入れて炒めますが、野菜の量はこれくらいになります。(かなり多めだと思います)↓
野菜がしんなりしてくると、これくらいの量になりますね。↓
それから、700mlの水を入れると、これくらいになり、アクをとりつつ煮込みます。↓
カレーのルーを入れると、鍋に対して、これくらいの量になります。↓
これで、4~5人分くらいのカレーの量になりますが、鍋のサイズ的に、ちょうどいい感じですよね。
ですから、鍋のサイズの目安は、容量1800mlくらい入る、直径190×高78mmくらいの鍋を選んでおけば間違いないです。
ギリギリサイズの鍋はNG
ファミリーキャンプの場合は、意外と大荷物になりがちですので、なるべくコンパクトにしたい気持ちになるかと思います。
ですが、コンパクトにしたいからといって、ギリギリのサイズはやめておいた方がいいです。
その理由は、カレーが沸騰してポコポコしだすと、鍋底が浅い場合、周りに飛び散ってしまうんです。
煮込んでいる間、目を離すこともありますよね。
そうすると、いつの間にか周りにカレーが飛び散っていたりするので、鍋底がある方がいいです。
特に小さい子供がいる場合は、飛び跳ねが危険ですし、掃除も含め考えた場合、面倒の何ものでもありません。
飛び散りに関しては、ふたをしたり、火加減の調整次第ではありますけど、グツグツと煮込むので、深い鍋の方が安全ですし、安心感があります。
7~8センチくらいの深さは最低限あった方が、安全に作りやすいかと思いますので、その点もふまえて、検討してみてはいかがでしょうか。