ビジネス書の全てといっても過言ではないくらい、ビジネス書に書かれているたった一つの共通点が、こちらです↓
ココがポイント
行動しろ!
ってことです。
どんな内容のビジネス本でも、これだけは同じです。
実際に、こんな命令口調では書かれていませんが、結局はそういうことなんですよね。
ビジネス書の冒頭部分で、得られるメリットとともに、それはすべて行動した場合ですからねということが書かれていますし、最後の部分でも、この本を活用して変われることを祈っています的な感じで書かれていたりと、言葉は違えど、すべて同じことが共通して書かれています。
例えばこんな感じです。↓
- この本の内容を1つでもいいから実践してみて下さい。
- 役立てる内容となっています。
- 本書の内容で、○○を維持できるようにしたいと思っています。
- 物事を探求していこう。
- 〇〇術への旅に、さあ出かけよう!
- 〇〇を成し遂げるための教科書となっています。
- できるように祈っています。
さまざまな言い方をされていますが、この本に書かれているデータを使ってねとか、情報をのせといたから、教科書として使って行動してねということです。
ですから、ビジネス書を読むのであれば、必ず何か行動するつもりで読まないと、無駄にしてしまうことが多かったりします。
かといって、本を読むこと自体が無駄かといいますと、そうでもありません。
行動しないなら、本を読んでも意味がない?
本に書かれていることを何かしないといけないなら、自分にできるだろうか…とか、きっと何もしないだろうから、読んでも意味ないよなとか、毎回読むだけで終わってしまうんだよな、なんて思っていて、読むこと自体をやめてしまうのは、非常にもったいないです。
それはなぜかといいますと、例え本の内容を実践しなかったからといって、無駄にしてしまうことが多いってだけで、完全に無駄になることはありません。
ポイント
忘れてはけないのは、本の内容を読んで行動することは大事ですが、まず本を読むという行動を、すでにしているってことに気づいた方がいいです。
ですから、そもそもの話し、行動していないわけではないんです。
本を読まない人が圧倒的に多い中、それでも遊びたい時間を削ってでも、読書という行動をとっているわけですよね。
ちゃちゃっとネットで無料で調べられる時代に、わざわざお金出して、本を買って時間を使って読むのですから、それだけでも行動していることになります。
しかもビジネス書なんて、全く面白くないですからね。
まず、この「読書する」という、面倒臭い行動をとっていることに気がつくと、少しは自信がでてくるのではないでしょうか。
意外とすでに1歩踏み出しているんですから、もう少しだけ行動してみようかなとか、一つだけやってみようかなという気にもなると思うんです。
それに、自分では実践しなかったけど、まわりにいる人にとっては、違うかもしれません。
読書は、まわりの人にも役に立つ?
本の内容を誰かに話すことで、他の人の役に立てる場合もあったりするんですよね。
特に営業をしている人は、何かと役に立ちます。
自分ではやったことがないことでも、こういったやり方があるみたいですよ、なんて教えてあげると、相手にとってはそれが、相手の問題を解決する、貴重な情報だったりする場合もあるんです。
ですから、ビジネス本を読むだけで終わってしまっていたとしても、誰かのために使えたりする場合もあるので、完全に無駄になるとは言い切れないんですよね。
ですが、なるべくなら、自分の問題解決に使った方が、利があるのは当然です。
ビジネス本で学べることのひとつ
ビジネス本に書かれている内容も学べることの一つですが、内容がどうであれ、結論は、何でもかんでも結局は行動力ということです。
それを、どの本でも学べるようになっています。
読書だけではなく、日常生活でも同じですよね。
思っているだけではなく、言葉にして話してみる行動力、考えているだけではなく、調べてみる行動力、出会いがないなら、出会い系サイトに登録してみる行動力、ボスを倒せないなら、レベルを上げる行動力。
自分の問題を解決するなら、すべて行動するかどうかにかかっています。
ですが、行動するって非常に面倒なんですよね。
何を学ぼうが、この部分は、どうにもならない部分です。
どんなに悩んでいようが、ソファーでゴロゴロしていようが、うぅぅとか唸りながら、ベッドで左右に転がってみても、何にも起こりません。
ですから、本に書かれている内容を実践するためには、どうすれば行動しやすくなるのか?もまとめてみました。
これだ!と思った内容があったら、本を閉じてすぐやってみる
ビジネス書は、小説と違って、すべて読む必要性がありません。
どうせほとんどの内容は忘れてしまいますので、「本自体がメモ」程度に思っておいた方がいいと思います。
メモ帳にメモして、あとでやろうとか考えていると、メモしたことに満足してしまって、やらないことの方が多くなってしまいます。
ですから、メモしたくなったことは、すぐにやってしまうことを、おすすめします。
なぜなら、メモしたくなるような部分は、1冊の中に意外と多かったりするんですよね。
それをメモとったあとに全部やろうとすると、面倒になってしまうこと間違いないです。
それに、その気付きがあったときの、感動とまではいかないですけど、読んだ瞬間に感じられた「ひらめき」とか「熱いもの」は、読み終わったあとには、消えてしまっている場合がほとんどなのです。
速読できる人や、要領よく読書をできる人でなければ、1冊本を読むのに大抵時間がかかります。
読書になれている人でも、慣れているだけで、読むことが遅い人だっているでしょう。
ですから、時間が経てば経つほど、読んでいる間に、熱が冷めます。
そして、その後もそういった瞬間の内容がでてきて、何かとメモをとってしまうんです。
そうすると、先にこの情報は使えると思っていたものでも、これの何がよかったんだっけ?なんてことになってしまったりする場合もあるんですよね。
ですから、メモをとるよりも、メモを取るような内容が出てきたときには、すぐに本を閉じて、その熱が冷めないうちに、その内容をどうやって使うかを考え、行動するための道筋を書いた方が、よほど行動に移しやすいです。
ポイント
メモは、内容を書き写すよりは、すぐに動ける行動計画を書いた方が無駄になりません。
行動しやすくなるためのヒント
ポイント
本を読むことを前提に本を読まない
どういうことかといいますと、
何か一つ、自分の中の問題解決につながりそうな情報があったら、すぐに行動することを前提に読むということです。
ビジネス本を読むための前提が違えば、意外と行動できる人になりやすくなります。
なぜなら、本を読むことが目的ではなく、本を使って行動(問題解決)することが目的になっているので、本をすぐに閉じて動きやすくなるのです。
仕事をする作業の中に、ビジネス書の読書も入れておく感じで、欲しい情報を使いやすくしておくのです。
仕事で使う資料は、パラパラめくって、必要な部分だけを使うと思うのですが、それと全く同じです。
企画書を作るさいに、参考になる資料を探したりしますよね、本を読むというのを、そんな感覚と同じにしてしまうのです。
ポイント
「読む」つもりでなく、「使う」つもりでパラパラ見る
そういう前提で、ビジネス書を使えば、行動に移しやすくなるので、ぜひ試してみて下さい。
資料として使いやすくするために、本は持ち歩けるようにしておくと便利ですよ。
一応、私のおすすめをのせておきます。
200万冊読み放題の電子書籍で、サブスクになっているので、気楽に読めると思います。
ハードカバーの1冊の本よりも安価で、何冊も読み放題ですから、これを利用しない理由がないほどのサービスです。
文字を読むのが苦手なら、聞いて学べるオーディオブックもおすすめですね。
オーディオブックか、Amazonのオーディブルでいいかと思います。
本を読む時間がない人は、要約してくれるサービスもあるので、おすすめしておきます。
1冊10分で読めるようになっているので、忙しい人には嬉しいサービスですね。
追記:ビジネス書なんて読んでも何も変わらないという人の共通点
ビジネス書を読む場合、何かしらの問題を抱えていて、それを解決するために読んでいると思います。
自分には知識がないから知識を増やしたいとか、集客に困っているとか、アイデアが浮かばなくて悩んでいたりとか、そういった問題解決のために、自分で選んで読むジャンルなので、これは自分には当てはまらないとか、うちの会社はこういかないとかって思う人は、そうそういないと思うのですが、多少そういう部分があったとしても、全てが自分に役に立たないなんてことはないと思うんです。
もしすべてが自分に役に立たないと思ってしまっているのなら、本選びがよほど下手なのか、やりたくない、変えたくない、面倒臭いと、言い訳をしているだけではないでしょうか。
もしくは、自己啓発本ばかり読んでいるのかもしれません。
そういった何かと、言い訳をする人の共通点は、「何もしない人」です。
ビジネス本を読んでも変わらないではなく、変えようとしていないだけだと思います。
そして、ビジネス書に共通して書かれていることは、「行動しよう」ってことです。
ですから、本を読むための前提を変えて、資料程度に使ってやろうくらいの気持ちで、パラパラめくる、問題解決に動く前提で読むことを、おすすめします。