はいはい、このパターンねって思っていたら涙腺崩壊…この音とまれ！アニメ、レビュー感想

#1 新入部員

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涙腺崩壊の箏曲部（そうきょくぶ）

はっきりいって、めちゃくちゃ泣けます。

といいますか、泣きます。

しかもなじみのない内容で、涙腺崩壊が、かなりの頻度で起きるんですよね。

この音とまれ！は、感情を揺さぶってくるシーンがとにかく多く、高校生が主人公の青春アニメなんです。

よくある内容？

って、始めは思うんですよ。

はいはいみたいな。

でも、そんな鉄板だと思っていた、慣れきったもの（世界）に呑まれました。

しかも、不良との組み合わせが、箏（こと）ですからね。

不良の高校生が、お箏を演奏するんですから、ミスマッチにもほどがあります。

箏なんて、というと失礼な話しなんですが、なにせ馴染みが全くない上に、そんな部活動あったんだっていう感じでも、その世界にのまれてしまいます。

YouTubeで、箏の演奏を聴いてしまったり、箏曲部のある学校を調べてしまうくらいにはですね。

この音とまれ！箏曲部始動

西中の久遠愛（くどうちか）といえば、警察沙汰を起こした超ヤベー奴なんですが、そんなケンカばかりしていた不良が、箏（こと）で全国を目指すことになります。

チカの入った、時瀬高校にある箏曲部は、廃部寸前。

部室も箏曲部ではない不良の、たまり場になっているのですが、そんな箏曲部を1人で守ろうとしている先輩がいるんですね。

その先輩が、2年の倉田武蔵（くらたたけぞう）こと、愛（ちか）にメガネと呼ばれるようになる先輩です。

箏曲部に入ろうとしているチカを、倉田はただの不良だと勘違いして、入部を拒否します。

入部希望とかいっているけど、ただ部を荒らしに来たやつで、信じられないということで。

でもそんな二人が出会って、箏曲部が動き始めるのです。

久遠愛（くどうちか）が箏を始めるきっかけ

主人公の久遠愛（くどうちか）、名前だけ見ると女子っぽい感じですが、ケンカばかりしている？いた？男子高校生の愛（ちか）が、どんな経緯で箏曲部に入るのかといいますと、それは、チカの祖父が関係しています。

チカは中学3年のときから、祖父と暮らし始めるのですが、祖父は、ケンカばかりしているちかを見捨てずに、自分の孫として大事にしているんです。

ですが、その祖父がある事件のあとに、亡くなってしまいます。

そのせいでチカは、祖父が亡くなる原因をつくったのは、自分のせいだと思うんですよね。

それで祖父が大事にしていた箏（こと）を、知りたくなるんです。

祖父の仕事が関係

チカの面倒をみてくれていた祖父は、箏を作る職人で、チカの入った時瀬高校の、箏曲部を作った人だったんです。

それで、祖父の大事にしていたものが無くなったことで、残っているものがあれば守りたい、その大事にしていたものが、どんなものなのか知りたいって気持ちで、入部することになるのです。

そういったきっかけで、箏曲部に入部するのですが、入る前でもいろいろとあるんですよね。

箏曲部の廃部問題

チカが箏曲部の部長、メガネこと倉田に認められて入部したはいいのですが、すぐに5人いないと廃部という問題がでてきてしまいます。

部活発表で、新入生争奪戦に挑む倉田ですが…。

って流れになっていて、その後に、この音とまれのヒロイン、鳳月さとわが入部することになるのです。

さとわには、秘密があるのですが、それはこのアニメの第1クール、第2クールの重要な根幹になっています。

鳳月さとわは、鳳月会という箏の大きな家元のお嬢様で、天才少女と言われています。

そんな箏の天才と、不良と、メガネが箏曲部を存続させて、箏（こと）で、全国大会を目指すことになるのです。

問題は次々に起きるのですが、そんな問題をみんなで乗り越えていく姿に、感動してしまうんですよね。

始めは時瀬高校内でのことですが、それから部がまとまってくると、いろいろな高校がでてきて、物語が広がりさらに盛り上がっていくんです。

そして、天泣（てんきゅう）という曲に行きつくのですが、それがもう言葉が見つからないくらい、感動してヤバいですね。

不良＋箏（こと）に、ここまでハマるとは思いもしなかったです。

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現在24巻まで（2021.04.15）