個包装されていて、国産梅を使用したカリカリ梅といえば、「赤城フーズ」か「村岡食品」が有名かと思います。
そんな2社の、国産カリカリ梅の違いを、比較してみました。
カリカリ梅なんて、どれも似たような味だと思いがちですが、実は全く違いますので、国産のカリカリ梅で、どちらにしようかと迷ったら、参考にしてみて下さい。
『あかぎとムラオカ』の国産カリカリ梅の味比較
『あかぎとムラオカ』の国産カリカリ梅の味は対照的です。
といっても、あかぎの梅は、パッケージに甘梅と書かれていいるので、分かりやすいかとは思います。
ポイント
あかぎ:甘梅というだけあって、甘酸っぱくて食べやすい
ムラオカ:塩の辛さと酸っぱさのある、期待通りの梅
「ムラオカ」の梅しばは、塩辛くて、しっかりと酸っぱい
梅!って感じの味付けで、安定した美味しさなのが特徴ですね。
塩辛くて、しっかりと酸っぱいとはいっても、水が欲しくなるほどの塩辛さではなく、ほどよく塩分の効いたみずみずしさがあって、酸っぱさも強烈なものではありません。
程よい癒されるような、食欲をさそう酸味になっています。
ですから、食べやすいです、
その一方で、通常のイメージ通りのカリカリ梅の味なので、当然おいしいのですが、特別感のある味ではありません。
それが、安心感にもつながっている味だったりもするのですが、梅を食べたい気分を、間違いなく満たしてくれる味ですね。
大きめのサイズなので、その分、果肉部分に厚みがあり、噛み応えは抜群です。
食感にもカリカリ梅特有の勢いがあり、シャキシャキっと瑞々しい歯ごたえが、おいしさを持ち上げてくれています。
大きさ的にいえば、食べづらい部分もあるかもですが、大きい梅が好きな人には、ムラオカのカリカリ梅がいいかと思います。
1粒の満足感が大きく、期待を裏切らないイメージ通りのおいしいカリカリ梅
「あかぎ」の甘梅は、甘さの方が強い甘酸っぱさ
甘さと酸っぱさのバランスがとても良く、非常においしくて、とても食べやすい味になっているのが特徴です。
甘酸っぱいとはいっても、酸味はとてもやさしく、梅干しでイメージするような酸っぱさはありません。
ですから、子供でも食べやすい酸っぱさになっています。
甘さが酸味を、まろやかに感じさせてくれるので、菓子梅っぽい感じの味わいですね。
酸っぱい梅が苦手な人でも、きっと食べられる美味しさだと思います。
その反面、酸っぱい梅をイメージしていたら、ガッカリするかとは思いますけど。
粒の大きさ的には、大きくもなく、小さくもなくといったサイズ感で、どちらかといいますと、食べやすい方に入るサイズ感です。
少しだけ小さめですが、食感には歯ごたえがしっかりとあり、カリカリ梅特有のカリカリっとした食べごたえは、十分です。
肉厚も十分満足できる果肉があり、みずみずしくも、どこか弾力のある歯ごたえを楽しむことができます。
甘さのある梅なので、どこかホッとするような、疲れが取れるような気持ちにさせてくれるカリカリ梅です。
食べやすくおいしい味なので、逆に1個では満たされず、一気に複数個食べてしまうカリカリ梅
『あかぎとムラオカ』の国産カリカリ梅の内容量
内容量
あかぎ:145g
ムラオカ:95g
あかぎのカリカリ梅の方が、50gほどたくさん入っています。
ですが、ムラオカよりも粒が小さい分、数が多くなるので、もしかすると、種の分だけ可食部は少ないかもしれません。
グラム単価でいいますと、梅しばの方が高いです、多分。(販売店によって値段が変わるので)
『あかぎとムラオカ』の国産カリカリ梅の粒の大きさ比較
何度も言っているので今さらですが、右がムラオカの梅しばで、左があかぎの甘梅です。
大きさ的には、梅しばが大きく、甘梅が小さくなっています。
小さいとは言っても、食べる人にとっては、大きくも感じるサイズ感だと思います。
食べやすさでいえば、あかぎの甘梅になりますが、手にもって少しずつかじって食べるのであれば、持ちやすい分、梅しばは食べやすいです。
まとめ
選ぶポイント
酸っぱい物が苦手な人は、甘梅(苦手なら、そもそも食べないかもですが)
酸っぱいものが好きな人は、梅しば
といった感じになるかと思います。
甘梅の方は、甘いとは言っても、非常に食べやすい酸味もあるので、ちょうどいい甘酸っぱさになっています。↓
梅しばは、塩分や酸っぱさを感じたい、梅の味が好きな人におすすめです。↓
個人的にいえば、どちらもストックしています。
なんだか疲れている時には、甘梅を食べて、刺激が欲しかったり、塩分が取りたい時には、しば梅など、気分に合わせて変えられるので、意外と、どちらも優越つけがたいカリカリ梅だったりします。