焚き火料理をイメージすると、おいしそうに感じますよね。
ですが、実際のところ、「炭火で」料理をするのと同じく、焚き火の煙の臭いが料理につきます。
ですから、なんでもかんでも、料理が美味しくなるかと言われれば、実際には、人によるところが大きいかと思います。
人気のあるスモーク食材にしても、すごく美味しく感じる人もいれば、苦手だという人もいます。
好きな人からすると、何がそんなに嫌なのか、全く分からなかったりするのですが、そういったこともあるので、焚き火料理も同じく、煙の臭いの影響を大きく受けることになります。
直接炙るだけでなく鍋料理も同じ
煙の影響を受けるのは、焼き肉のように、網を使って、直接、火で炙る場合だけのような感じがしますよね。
直接、煙が当たる食材だけが、ニオイの影響を受けそうな気がしますが、実際には違います。
鍋で煮たりする場合でも、同じく、焚き火の香りがスープにつきますので、料理によっては、合わないものもあったりします。
ですから、普通にガスで作ると美味しい料理でも、焚き火の場合は、煙の香りのせいで、違和感を感じたり、あまり美味しく感じない料理もあるので、注意が必要です。
焚き火は、後始末が面倒だったりもするので、料理はガスでするという人もいるかと思いますが、焚き火の匂いが苦手で、ガスに切り替える人もいたりもします。
焚き火で料理を作ると、何でもおいしそうに見えるのですが、見えない香りの部分で、大きな影響を与えますので、焚き火料理に挑戦しようとする場合には、焚き火の匂いがついても、大丈夫そうな料理を選ぶといいです。
焚き火での料理は、思った感じではいかない
普段から料理をしている人でしたら、ある程度、火加減等も含めて、調理の仕方も分かるかと思います。
ですが、料理をしない人にとっては、火力調整を含めて、料理をすること自体が難しかったりするので、焚き火料理は、なかなか思ったようにはいきにくかったりします。
その分、やりがいもあるんでしょうけど、失敗を減らす方法として、1つあげるとすれば、それはクッカーです。
注意ポイント
すぐに焦げ付いてしまうクッカーでは、料理の素人が調理をしてしまうと、ほぼ確実に食材を焦がしてしまい、ダメにしてしまいます。
ですから、とにかくおすすめするのは、食材を焦がしにくい加工をされた、クッカーを使うことです。(もしくは焦げ付きにくいものともいえます)
例えば、こういった感じのクッカーです。↓
火の調整ですら、ままならない焚き火料理をすることになるので、ただでさえ難易度が上がっています。
そんな状況で、焦げやすいクッカーを使ってしまうと、料理を普段しない人にとっては、お手上げだったりもします。
ですから、焚き火料理をする場合には、食材が焦げにくいクッカーを選びましょう。
●焚き火の火力は意外と弱い!?
焚き火の火力は、ガスと比べると弱いです。
お湯を沸かすのですら、ストーブで沸かした方が、断然速く沸かすことができます。
こういったストーブ↓
ココがダメ
焚き火の場合、ガンガン燃やして、火力を上げることもできるのかもしれませんが、そんなことをすると、熱すぎて、暑すぎますので、ハッキリ言って調理どころではありません。
ですから、断然、ガスの方が速く調理できますし、簡単です。
火を安定させることも簡単なので、まずはガス火で料理になれてからの方が、失敗しずらくていいかと思います。
もしくは、スープ系の料理は、焦がしにくいので、おすすめです。(スープに、焚き火の匂いはつきますが)
とは言っても、そもそも、焚き火でつくる時点で、美味しさ云々というよりは、料理をする過程自体が、楽しかったりするので、非日常を楽しむのも含めて、焚き火料理には、ロマンがあります。
失敗を含めて焚き火料理は楽しい
意外と難しい焚き火料理ですが、失敗も含めて、何か楽しいのが焚き火料理です。
失敗したことの方が、意外と強く思い出にもなるので、片づけを含めて楽しめるのでしたら、チャレンジして失敗しても、後悔は少ないかと思います。
焚き火料理にチャレンジするなら、失敗する前提で、代替料理を準備しておくと、思い切り楽しめるかと思いますよ。