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ちょっと考えると草食系が意味不明すぎて謎

草食系男子とは

 

草食系とは、あまりガツガツしていない感じの男の人(男性とは限らないかもだけど)を草食系と言うみたいな認識だと思うんですけど、それについて、今更ながらに考えてみた件です。

草食系は、ほとんどの場合、恋愛において使われている言葉だと思うんですけど、ただ単に、大人しいと思える人を捕まえて、草食とかってマウントとって分類しているだけのようにしか思えません。(本当は違うかもしれませんけど、そんなニュアンスで言っている人が多いため)

 

ですから、「草食=弱い、情けない」みたいなイメージが出来上がっていたりしますけど、はっきりいって勘違いもはなはだしいですよね。

そもそも草食系男子だから、恋愛に消極的で、何も言ってこない、何もしてこないなんて、大間違いです。

 

それに、その反対の肉食系といわれている人であっても、草食系と言われるような感じになりうるんですから。

 

相手によって草食・肉食は変わる

自分の好みの人に対する行動と、何も思わない人に対しての行動は、違ってきて当たり前です。

ですから、草食、肉食で分ける意味が分かりません。

 

そもそも興味がない人に、ガツガツと積極的になるはずがありませんので、それが消極的に見えているのなら、ただの勘違いもいいところですよね。

ただ単に、草食に見えて実は、その人に興味がないだけかもしれないんですから。

 

自分基準でマウントとって、あの人は草食、肉食なんて言う人が今でもいますけど、人前で言わない方がいいのになぁなんて思ってしまいます。

それは、単にあなたに興味がない人が多いってだけの話だよね…なんてことになってしまうからです。

 

草食系に見えて、その人の知らないところでは、自分の好きな人には、ガツガツしているかもしれないんですから。

それに、好きな人に消極的になってしまっている場合も、実は草食系ではありません。

 

好きな人に消極的なのは、草食系ではありません

好きだからこそ、気持ちを伝えて拒否されるのが怖いってこと、当然ありますよね。

今の関係を壊したくないとか、気持ちが実ることがないと分かっているとかですね。

 

もしくは、友達もその人のことが好きだとか、いろいろ理由はあるかと思いますが、消極的になることなんて、誰しもあると思います。

ですから、なかなか気持ちを言い出せないとか、アプローチして嫌われたら嫌だな、なんて考えて動けないことなんて普通です。

 

そういう気持ちでいる人を草食系といってしまうと、ほとんどの人が草食系になってしまいます。

ですから、そういった人は草食系でもなんでもなく、ただの「ザ・普通系」です。

 

ですから、草食系とかいう分類は、マウントとりたい人の自分基準の言葉にしか聞こえないんですよね。

 

ですが、そういった自分基準で草食、肉食を分けているのとは別で、人口減や未婚率の増加で、なんとなく世の中の流れ的に、草食系っぽい感じの人が増えているのかな?なんて感じている人もいると思います。

それはなぜなのか?ってことも考えてみました。

 

本当に草食化しているの?

 

草食系男子は増えているのか?

 

結論は、草食化なんてしていませんし増えてもいません。(個人的な考えですが)

もともと草食系といわれてしまうような感じの、ザ・普通系の人は、昔も今もたくさんいます。

 

そんな人たちの興味の矛先が、どこに向かっていた、いるのかっていうだけの話だと思うんです。

恋愛は楽しいからしますよね。

 

一緒にいて楽しい、安心する、なんでもいいですけど、自分にとって必要だと思うから恋愛すると思うんです。

ですが、時代の変化とともに、自分が必要と思うガツガツを向ける何かが、恋愛でなくても、よくなってしまったんじゃないかと思うんです。

 

ようは、ガツガツの矛先が恋愛でなくてもよくなってしまった。

 

草食系が増えたように感じる原因は、恋愛よりも他に、楽しいことがたくさんある世の中になってしまったことの方が大きいと思います。

恋愛よりも他に、楽しいエンターテインメントがあるのなら、そっちに時間をつかうに決まってますよね。

 

恋愛に時間をとられるくらいなら、友達と遊んでいる方が楽しいとか、一人で映画や小説、漫画、ゲームの世界に浸りたいなど、人それぞれ別にガツガツできるものが増えてしまったんです。

ですから、実際は草食系っぽくみえて、そうではないことの方がほとんどだと思います。

 

ただ、ガツガツの方向性が変わってしまっただけです。

楽しいコンテンツが溢れ、増え続けている状態の時代なんですから、恋愛していなくても楽しめてしまいます。

 

といっても、ただの想像になってしまいますが、過去の時代では恋愛が、人生において大きな割合をしめる、コンテンツだったんじゃないかと思うんですよね。しかも1人では生きにくい時代だったかもしれません。

それに、楽しいと思えるコンテンツが少ない、情報が少ないことで、人と合って何かをするのが当たり前だったと思うんです。

 

そうなると、仲間内でも自然と恋愛の話で、盛り上がることが多いみたいな、そんな感じだったのではないかと思います。

恋愛していないと、話にもはいれない、ただの寂しい人になってしまうとか。

 

ですが、話題にもことかかず、一人でも十分楽しめるコンテンツが増えてしまいました。

恋愛以外の楽しいと思えるコンテンツが増え続けたことで、ガツガツの方向が分散したことにより、草食系が増えたみたいな、そんな風に見えてしまっている男子が、増えたように感じるんじゃないかなと思うんです。

 

人と合って何かをしたり、話したりすることしか楽しみがなかった時代から、自分一人で楽しめるようになってしまいました。

一人でも楽しめて完結できてしまうコンテンツが、草食に見えてしまう人を増やしてしまっている感じだと思うんです。

 

現代では、一人で生きていくのに不自由しません。

 

物も性能や質がよくなり長持ちしますし、そんなにお金を使わなくても生きていける環境です。

特定の人が必要という意味で、誰かと助け合わないと生きていけない、なんてこともなくなってしまいました。

 

そうなってしまうと、恋愛しなくても別になんら問題はないわけです。

他に楽しいこともたくさんあるわけですから。

 

自分の夢中になれるそれらと恋愛を天秤にかけて、魅力を感じないなら積極的に行動するはずがありません。

ですから、恋愛したい人はすすんでするし、興味ない人はしない、それだけの話だったりするわけです。

 

草食系が増えたというよりは、人生における楽しみの選択肢が、大きく増えただけという結論です。

そう考えると、草食系男子という言葉には、意味がないんですよね。

 

恋愛よりも他に興味ある系男子って言葉の方がしっくり来てしまいます。

ですから、そいった感じに思えるので、草食系って言葉の、意味がわかりません。

 

私の周りは草食系が多くて…なんて言っていたらヤバイかも

 

周りに草食系男子が増えたと思ってしまっていたら、ただ自分に魅力がないだけの可能性が大いにあります。

モテる人は、勝手に言い寄られるんですから、そういう人は私の周りは肉食系が多いと思っているはずなんです。

 

いくら恋愛に消極的な人でも、この人と一緒にいると楽しいと分かれば、早かれ遅かれ、緊張や動揺しながらでも、アプローチするはずなんですよね。

自分にとって必要なんですから。

 

それがないなら、草食系がどうこういうまえに、自分の魅力を磨くことに力を入れた方がいいのかもです。(恋愛への興味が大きければの話ですが)

周りの男子は、他に楽しいと思えることをしているわけですから、それよりも、私と一緒にいた方が楽しいと思わせればいいんです。

 

とはいっても、モテるモテないなんて、自分で勝手に決めればいいだけの話なんですけどね。

自分に興味を持ってもらえないとか思っていても、実は想われている可能性も大いにあるわけですし。

 

それに、草食系に見える人が周りに多い方が、個人的にはいいと思います。

誰彼構わず、ガツガツ手を出すような人ってどうなの?って話ですから。

 

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