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安定した定期収入が欲しいなら!シリコンバレー発 会員制ビジネス起業術【書評】

シリコンバレー発 会員制ビジネス起業術

著者:ロビー・ケルマン・バクスター 281ページ ダイレクト出版

シリコンバレー発 会員制ビジネス起業術

 

こんな風に思っていたら

  • 安定した定期収入をあげたい
  • サブスクリプションをはじめたい
  • 定期購入ビジネスのやり方が分からない

本書は、定期的な収入を得るビジネス戦略について書かれた本です。

定期的な収入を得る方法として、メンバーシップモデルの事例を挙げながら、どういった形でビジネスを構築すればいいのかを解説してくれています。

月初は、売上0円から始まり、月末にいくら売上ているのかは通常分かりませんが、会員制ビジネスでは、毎月はじめにだいたいの最低売上が確定していますので、そこからスタートになります。

ですから安定した収入により、安心した経営が出来るようになるのです。

今月は大丈夫だろうかという、不安定なビジネスから抜け出す方法は、この本「会員制ビジネス起業術」で学べます。

 

ちなみにですが、起業術とは書かれていますが、起業のやり方のことは書かれていません。

起業前にどういったビジネスモデルにしようか悩んでいたら、学んでいて損はしません。

むしろ安定した収入を得ることができるビジネスモデルを探しているなら、学ぶべき1冊です。

そして今、現在ビジネスをしていて、安定したビジネスにしていきたいと思っているあなたには、今すぐ取り入れられると思います。

 

メンバーシップ・エコノミーの定義

 

本書で解説されているメンバーシップ・エコノミーは、わかりやすく言いますと定期購入と言う形ですが、厳密には違います。

定期購入、今でいうサブスクリプションは、一定期間の使用権のある支払い形式を指していますが、メンバーシップ・エコノミーは、定期購入モデルの理論的延長上に存在しているものになります。

メンバーシップエコノミーは、製品や取引ではなく、顧客を中心にして関係を構築するビジネスモデルです。

商品やサービスを購入するのはもちろんですが、それだけではなく顧客がその企業に対して所属していると言う形になっています。

 

メンバーシップの魅力

ポイント

メンバーシップエコノミーモデルは、何が魅力的なのかといいますと、収益の不安定さを低減させることができるようになります。

一度だけの取引で、終わってしまうやり方から、抜け出したい方には魅力的なビジネスモデルです。

 

所属する欲求も満たすメンバーシップモデル

 

インターネットの発達によって、直接顔を合わせるコミュニティや人間関係が減ってきていますが、その代わり、物理的な距離の制限を受けずに、誰かとつながることが簡単にできるようにもなっています。

つながっている、所属していると言う形で、人間の所属したいと言う欲求も満たしてくれるのが、メンバーシップエコノミーのビジネスです。

そして消費者は、所有するからアクセスへ関心を強めています。

アクセスは、手入れや保管のストレスを最小限にすることと同時に、経験したことのないコミュニティ参加感覚も与えてくれます。

 

所有型経済とメンバーシップ経済では、測定基準が変わります。

測定基準

所有型経済では、顧客転換率、取引規模、経済規模が主要な測定基準。

メンバーシップ経済では、顧客生涯価値と保持が測定基準になっています。

 

メンバーシップは、顧客と現在進行形の関係

 

メンバーシップモデルは、顧客を中心に据えた、現在進行形の関係になっている状態を指します。

 

これは取引モデルに取って変わる存在です。

消費者が店舗に足を運び、店員から助言をもらって、取引つまり製品の購入が終了すれば、そこで消費者と店舗の関係は終わります。

ですが、メンバーシップを基盤にしたモデルなら、消費者が会員解約手続きをしない限り関係は続くのです。

顧客と現在進行形の関係にある状態なので、競争で優位に立つことが可能です。

企業と顧客との距離が近い関係性ですね。

 

メンバーシップエコノミーの戦略と戦術

 

メンバーシップエコノミーには土台となる7つの概要があり、そのうちの一つが、フリーミアムです。

今では組織が何かを無料かつ定期的に提供することが、不可能である理由は、事実上ないと言える状況です。

フリーミアムは、メンバーシップエコノミー組織に、重要な3つの利益をもたらします。

  • 認知の構成と有料会員のパイプライン強化
  • 相互につながった会員たちの大規模コミュニティーの構築、カギを握る重要な顧客セグメント(有料顧客)に対する価値および特権的意識の提供
  • 試用の拡大による新規会員のひきつけ

 

ですがフリーミアムにもリスクが伴います。

  • 有料会員が共食いされる可能性
  • 無料サービスを期待させる可能性
  • 脆弱かつ効果的でない標準以下のソリューションを提供し、利用者にストレスを与える可能性

多くの企業が失敗する理由は無料、有料の提供物と価値の間の適切なバランスを見極められないせいです。

無料は、単体の戦略でするものではありません。

 

企業の目的

どれだけ魅力的な無料であっても、企業に利益をもたらさなければ意味がありません。

無料で何かを提供するのは、目的達成のための手段であると言うことを絶対に忘れてはいけません。

その目標とは常に収益である。

 

収益のムラをなくす

メンバーシップモデルが、うまくいっているかどうかは、新規会員と失われた会員の数字で分かります。

現状維持で会員を保つ事はできませんので、現在進行形のつながりを活かして、常に改善改良等の試行錯誤が必要になってきます。

そうすることによって、年間売上のピークと谷間の落差を小さくし、収益のムラをなくすことが可能になります。

 

メンバーシップのメリット

 

関係性を重視したビジネスモデルになるので、ブランド強化につながり、会員と良好な関係を築いていくこともできます。

顧客のニーズや欲求の理解を深めるほど、顧客の要望に対処しやすくなります。

長期的な価値の提供により、顧客生涯価値を上げる結果をもたらすこともできるようになります。

メンバーシップについて考えないと言う事は、持続可能な利益をもたらす機会を、逃していると言うことです。

 

目次

 

本書の目次はこちら

 

まとめ

 

メンバーシップモデルを取り入れていかないと、収益が安定することはないのかもしれません。

それに、コミュニティを重視したサービスを作ることによって、顧客は企業に所属し、その中でニーズや要望を吸い上げ応えることによって、さらにサービスを改善していくことが出来ます。

収益安定化と、顧客の囲い込みが可能になるので、他のライバル企業よりも優位に立てることになるということです。

そういったビジネスモデルの構築をしたいなら、本書が役立ちます。

 

シリコンバレー発、会員制ビジネス起業術、詳しくはコチラ

 

追記

どんなビジネスモデルにしても、何を中心にして築き上げるのかが大事になってきます。

ビジネスの中心は、なんにしても、顧客中心で顧客の成功をもたらすことを使命とすることが大事です

製品やサービス中心であっては、いけないと言うことです。

顧客との関係性を一番にして、ビジネスの安定性を手に入れたいなら、オススメです。

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