自分で自分の世界を狭くしていない?
冗談でも使ってはいけない言葉ってありますけど、使うと一生、自分の世界を狭くしてしまう言葉ってあるんですよね。
使うと損する言葉といった方がいいでしょうか。
言葉には、自分はこうだ!みたいに、自分に言い聞かせてしまうような、自分自身で自分の能力の限界を決めつけてしまう力があります。
ですから、使う言葉は選んだ方がいいんですよね。
言うのは簡単なんですけど、何をいうかは難しいみたいな。
そんな自分の世界を狭めて、能力を下げてしまう言葉が、
「できない」です。
ついつい深く考えずに、こんな風に言っていたとしたら要注意です。↓
俺には(私には)、無理。(やってもいないのに)
それ、できないんだよね。(やってもいないのに)
できる気がしない。(やってもいないのに)
こういった言葉を、やりもしないで、深く考えもせずに、何気なく使ってしまっていたりするんですけど、「できない」と言ってしまうと、今後そのできないと結論付けた何かをやることはなくなってしまいます。
やってみたら意外と簡単だったとか、やってみたら楽しかった、やってみたら自信がついた、世界が広がったって経験が何かしらあると思うんですよね。(特に学生時代)
そんな、やればできることだったとしても、できないと簡単に切り捨ててしまうと、今後やることはなくなってしまうのです。
それがきっかけで、一生を左右するかもしれなかった出来事を、ふいにしてしまうことだって十分にありえます。
例えば、仕事で頼まれたことがあって、一度できないと断ってしまったがために、二度と声がかからなくなったりですね。
そういったことが、意外とごろごろと転がっているんですよね。
ただ、気づいていないだけで。気づけていないだけで。
ですから、ついつい「できない」と言ってしまったことは、よく考えてみた方がいいと思います。
それはなぜなのか。
考えてみる
⇒ なぜ、出来ないと思い込んでいるんだろう?
⇒ なぜ、できないと言ってしまったんだろう?
本当はできないではなく、面倒臭いって思っているだけかもしれません。
これは、仕事でも遊びでも同じです。
遊びなんて特にハマってしまって、一生楽しめる趣味になったりする例なんて、たくさんあると思います。
釣り、キャンプ、読書などなど
出来ないと簡単に切り捨てずに、やってさえいれば、退屈だと思っている日常が、簡単に変わることだってあります。
ですから、出来ないと何気なく言ってしまってきたことを、逆にやってみると、狭めた世界を広げることができます。
解決策
強制的に無理やりやってみる
自分の世界を狭くしてしまっていても、無理やり広げてみることも当然できます。
強制されたと思って、とりあえずやってみるんです。
学生の頃には、ほとんど強制されて勉強することになりますよね。
勉強したい!と考えて、学校にいくのではなく、学校に行かないといけないから、嫌でも勉強するみたいな。
そういうものだと、多分何も疑わずに子供の頃は、学校に入学していると思います。
ですが、学ぶことで狭かった自分の世界が、一気に広がることになります。
計算ができるようになったり、時計が読めるようになったり、運動や読書、習字、絵、図工などなど、できることがたくさん増えていきます。
ある意味、強制的な力のおかげでもありますよね。
ですから、誰かにやらされているでもなんでも、とりあえずやってみてから、結論付けた方がいいです。
とりあえずやってみたんだけど、自分には合わなかったと分かっても、全然問題ありません。
合わなかったことが分かったおかげで、逆に得意なことがハッキリと分かったり、今後の選択肢からも外せますし、経験として蓄積されることにもなります。
もちろん、その逆も大いにあり得ます。
苦手やできないと思っていたけど、意外と好きかもみたいな、のめり込むほどハマってしまうこともあるはずです。
ですから、強制されたと思って、何も考えずにやってみることは、得しかありません。
むしろ何もしない方が、損をすることになります。
ですから、強制的に無理やりやってみましょう。
自分に拒否権はないつもりで。
言葉を付け加える
自分の世界を狭くしないように、言葉を変えてしまいましょう。
何も考えずに、できないと言ってしまっていたら、こんな言葉を付け加えてみては、いかがでしょうか。
私にはできない → はずはない
私にはできない → いまは。だから機会があったらやってみよう
私にはできない → ような気もするけど、気がするだけでできるはず
ネガティブな発言も、ちょっと付け加えるだけで、ポジティブに変えることが出来ます。
自分で自分の世界を狭くしないために、使ってみて下さい。
そして、チャレンジです。
意外と、やってやれないことはありません。
それでも、腰が重い場合、遊びからはじめてみてはいかがでしょうか。
全力で、全部遊ぶみたいな。
そうやってやっていると、「できない」という言葉から、「やってみる」という言葉に、自然と変えていくことができるようになると思いますよ。
個人的にできるようになったこと
私は、漫画以外の読書はできないと思っていました。
夏休みの読書感想文のために、学校で強制的に借りさせられる、活字だけの本でさえも、読めたためしがありませんでした。
ですが、今では毎日読書しています。
それに料理もしないのに、お菓子作りなんて絶対無理と思っていましたけど、シフォンケーキ、誕生日用のホールケーキ、クッキーが焼けるようになりました。
しかも、アンパンマンの顔をしたパンまで焼けるように…。
このブログもそうですし、HPやLPもつくれるようになり、YouTubeの動画作成もできるようになりました。
基本的に外にでたくないと思っていますけど、キャンプにハマったりと、自分にはできないと言っていたことが、やってみたら、時間はかかってでもできるようになっています。
もちろん、できなかったと言いますか、できるようになるまで続けられなかったこともあります。
ですが、絶対できないと思っていたことに、ハマってしまうこともありますので、やってみて損はありません。
むしろ、なぜ出来ないと思い込んでいたんだろうって気付けると思います。
そうなってくると、とりあえずやってみる体質になってくるので、あとは自動ですね。
今では、やりたいことが多すぎて、時間が足りないなんて、贅沢な悩みになってしまっていますので、新しいことをするには、何かを犠牲にすることになっています。
できないではなく、できるけど今楽しいので、選択としてやらないって感じです。
ですから、自分の能力の限界を、自分で決めているなんてことにはなっていません。
できないと思っていたことを、とりあえずやってみることで、自分の世界が広がり、可能性が広がり、いいことづくめになったので、おすすめしています。
ただ、想像だけの口だけで言っているわけではないので、参考になれれば幸いです。