パーティーゲームといえば、トランプがド定番ですが、他にも人狼ゲームや、ナンジャモンジャといったカードゲームから、ボードゲームの人生ゲームだったり、switchといったTVゲーム、黒ひげ危機一髪などの、ドキドキさせるような、みんなで遊べる楽しいパーティーゲームがさまざまあります。
そんな中で、なんとなく買った『犯人は踊る』が楽しくて、ハマってしまいましたので、みんなでわいわいできるパーティーゲームを探していたら、おすすめします。
『犯人は踊る』の概要
見た感じ、言っては悪いですけど、面白くなさそう。
に見えるのですが、実際はすごく面白いので、そのギャップがまたいい感じです。
内容
人数 ⇒ 3~8人まで同時に遊べます。
対象年齢 ⇒ 8歳からもでも十分遊べますが、9歳からはもっと盛り上がれるようになります。
所要時間:10分(何人でゲームした場合の時間かは分かりませんが、時間を忘れて、何度でも繰り返し遊んでしまうと思います)
カードの枚数は34枚で、うち2枚は白紙カードです。
1人4枚のカードを使って、遊ぶことになります。
基本的なルール
「犯人カード」を持っている人を見つけるゲームです。↓
犯人を見つける(ゲームを終わらせる)ことができるのは、ほかの方法もありますが、基本的に「探偵カード」を持っている人だけです。↓
探偵カードを持っている人は、犯人のだいたいの目星をつけたら、探偵カードを場に出して「あなたが犯人ですね?」と聞きます。
そして、相手が犯人カードを持っていたら、犯人以外のみんなが勝ちとなります。
ですから、探偵カードを持っていない人は、ゲームを終わらせることはできません。
といっても、まれに手に入る「いぬカード」で、犯人カードを当てることでも可能ですが、結構難しいです。
犯人を見つけることが、犯人は踊るの基本的なルールなのですが、そんな単純なゲームではありません。
ココがポイント
犯人は変わることもありますし、ごまかせる場合もあります。
それに、犯人が有利だと思えば、犯人側になることだってできます。
『犯人は踊る』は面白い?
2013年に発売されてから、2度ほど改訂を経て、2023年に新パッケージとなったのですが、お店で見かけることがなかったりするので、どうにも面白くなさそうな感じがしてしまいます。
よくお店でみかける人狼ゲームは、必ずと言っていいほど、置いてあったりするので、それだけで人気があって、面白い感じがしてしまうのですが、それと比べてしまうと、『犯人は踊る』は、ほぼ見かけることがない分、人気がない、もしくは、あまり聞いたこともないゲームなので、面白そうには見えなかったりするんですよね。(実は店に置いてあっても、知らないだけに、目に入ってきていないだけかもしれませんが)
ですが、やってみると、めちゃくちゃ面白いゲームです。
特に、子供はハマりますし、喜んでくれます。
内容的には、たった1人いる犯人を見つけるゲームなので、人狼ゲームに似ているといえば似ているのですが、人狼ゲームと違って、犯人が変わっていきますし、犯人だったとしても、バレないようにすることも可能となっています。
はっきりいってしまえば、人気で知られまくっている人狼ゲームよりも、実際のところ面白いと思うんですよね。(個人的な感想)
ココがポイント
『犯人は踊る』のよさは、まず何といっても、少人数でも、しっかりと、楽しむことができてしまうことです。
少人数でも思いのほか遊べて楽しい
遊べる人数は、3人から遊べるようになっています。
ですから、3人でも楽しめて遊びやすいパーティーゲームは、意外と貴重です。
家族、友達で遊ぶことになるカードゲームでは、ゲームがしたくても、なかなか人数が集まらない場合もあったりするので、少人数でも楽しめるカードゲームは、重宝します。
たとえ3人以上の家族でも、やりたがらない人がいたり、時間が合わないなどあったりして、人数がいても、集まらなかったりする場合もありますので、そういったときでも、3人くらいなら、ハードルが下がりますので、いいですよね。
なぜ3人でも面白い?
さらに詳しく
3人の場合、犯人が一人ですから、3分の1の確率となり、すぐに終わって面白くなさそうですが、なぜ3人でも、十分楽しめるのか?といいますと、「アリバイカード」というものが存在するからです。
『犯人は踊る』では、犯人カードを持っていたとしても、アリバイカードを持っていると、探偵カードを使われて「あなたが犯人ですね?」と言われたとしても、「違います」とこたえることができ、ゲームが続行します。(持っていない場合は、嘘はつけません)
ですから、少人数であっても、すぐに終わることがなく、意外と楽しく遊べるのです。
犯人は踊るを遊べる人数は、3人からですが、個人的な体感でいいますと、4人からが一気に楽しくなるとは思っています。
『犯人は踊る』は、犯人がコロコロ変わる
『犯人は踊る』の面白いところは、犯人が変わることです。
自分の手札に、犯人カードが配られていたからといって、最後まで、犯人とは限りません。
犯人カードを取られる場合もありますし、犯人を押し付けたりすることだって可能です。
ですから犯人がころころと変わったりするので、少人数でも意外と遊べてしまうのです。
それに、『犯人は踊る』では、途中でカードがなくなったからといって、そこで終わりではありませんので、最後まで参加できます。
『犯人は踊る』では、ゲームが終わる最後まで参加できる
通常のカードゲームでは、手持ちのカードがなくなることで、勝ち上がったり、もしくは人狼のように途中で負けてしまうと、その時点でゲームの参加ができなくなります。
ですから、ゲームが終わるまで、見ておくしかなくなりますし、暇になってしまいますよね。
ですが、『犯人は踊る』では、カードを場に出し終わって、一時的に手元に、カードがなくなったとしても、さまざまな効果のあるカードがありますので、また手元にカードが戻ってくる場合もあるようになっているのです。
ゲームが終わる最後まで、楽しむことができるようになっています。
ココがポイント
カードを全部出して終わりではないということです。
しかも、勝ち負けに関しても、ゲームの終わる最後まで、自分が勝ったのかどうかは、分かりません。
ゲームの勝敗が、最後まで分からない
もちろんですが、運よく「犯人」が分かり、すぐにゲームが終わってしまう場合も当然あります。
ですが、すべてのカードを、場に出し切って終われても、それで勝ちとは限らないのも、犯人は踊るゲームの魅力です。
ですから、絶対に勝ったと思っていても、なぜか最終的に負けていた…なんてことも、十分にあるので、最後まで面白いんですよね。
例えば、こんなことがありました。
手元カードに、探偵カードと犯人カード、そして取引カードがあったので、これは絶対に勝ったと思いました。
まず、取引カードを使って、犯人カードを、誰でもいいので誰かに渡します。
そして、また次の自分のターンがきたら、その犯人カードを渡した相手に、探偵カードで「あなたが犯人ですね?」といえば、勝てると思っていたんです。
ですが、次の人が「うわさカード(全員、自分の右となりの人の手札から、こっそり一枚引く)」を出して、自分の手持ちの探偵カードを持っていかれてしまったり、はたまた、犯人が特定できて、自分のターンがきたときに探偵カードを使ってみると、犯人カードが別の人にわたっていたりですね。
そういったことが頻繁に起こるので、いい手札がきて、勝ったと思っていても、意外と思うようにはいきません。
それに、読み違いも、かなりの確率で起きます。
読み間違いになる要因の一つとして、犯人カードを持っている人が、アリバイカードを持っている場合です。
犯人だと思って、探偵カードを使って指摘しても、「違います」で逃げられます。
ですから、犯人ではないのか、アリバイカードで逃れただけなのか、分からなくなったりと、いつの間にかのめり込んでしまっています。
読みが外れていたことが、最後に分かったときなど、特に盛り上がれるんですよね。
勝利条件が多岐
⇒ 探偵カードで、犯人カードを持っている人を当てる
⇒ 犯人カードを持っている人が、犯人カードを出す(犯人カードは、手札が最後の1枚にならないと出せません)
⇒ たくらみカードを出して、犯人側に寝返っておき、犯人が勝つ
⇒ いぬカードで、犯人カードを当てる
このままいけば、犯人が勝つと思えば、「たくらみカード」を持っていた場合、カードを出して、犯人側になるのも一つの手です。
ポイント
途中で、自分の勝利条件を変えられるのも、探偵は踊るの魅力だったりします。
ですから、飽きずに盛り上がれるんですよね。
事件をでっちあげよう↓
犯人は踊るは、第一発見者のカードを持っている人から、はじまります。
このカードを場に出すときに、どんな事件が起こったのかを、自分の好きなように言えるので、第一発見者になりたくて、うずうずする場合もあるかもしれませんね。
お盆やクリスマス、お正月に、家族や親せきで盛り上がれるゲームがしたいなら、持っておいて損はありません。
価格的にも、非常にリーズナブルですし。