片付けって楽しいものではないですよね。
片付け自体に注目してしまうと、そういった印象になってしまうかと思います。
ですが、片付けが苦でもなく、むしろ楽しいと思っている人も中にはいます。
その違いはなんでしょうか?
それは、「目的」の違いによるものです。
片付けを楽しくできる人や好きな人は、片付けというやること(作業)が目的ではなく、別に他の目的があるから、楽しくもしくは苦も無くすることができてしまうのです。
目的を変えるだけで、片付けは楽しくなる。
そもそも、なぜ片付けをするのでしょうか。
ただ片付けをしても、何も起きないのであれば、だれもしないと思います。
何かしらメリットがあるから、片付けをするんですよね。
例えば、家での移動が楽になるとかです。
今まで、物が邪魔で、よけたり飛び越えたりしていたけど、そんなことをしなくて済むようになったり、部屋を広く使えたりするようになります。
周りにある物に気を使って、くつろげなかったりしていた、物に使われていた場所を取り戻すこともできます。
それに、快適な部屋にすることもできますよね。
それだけではありません、探し物がすぐに見つかるようになります。
ごちゃごちゃした部屋ですと、物をなくしがちですし、どこに置いたかも分からなくなり、探し物で時間を使ってしまっていたりすることもあると思いますが、それもなくなります。
片付けることで、お金すら見つかる場合もあるんですよね。
そして、買ったことを忘れてしまい、また同じものを買ってしまうこともなくなります。
来客がきても、慌てることがなくなり、いつでも自信をもって、人を呼ぶこともできます。
こういった、片付けないことによるデメリットを回避でき、なおかつメリットが多くなるので、片付けをするんです。
ですから、ただ片付けをするではなく、その片付けられた先に、何があるのかを目的にすると、そんなに苦でもなくなります。
ココがポイント
片付けという作業を見るのではなく、その先を見ましょう。
ですから、片付けが好きな人は、目的が違うのです。
片付けが好きな人の目的とは?
⇒ きれいになった部屋を見るのが好き
⇒ 部屋がすっきりすると気分もすっきりするので、気持ちを変えるためにやっている
⇒ 片付けをしている間は、何も考えずに無心になれる
そういった、何かしら片付けにメリットを見出しているからこそ、片付けが好きになれるのです。
ですから、片付け自体ではなく、片付けすることによって得られるメリットを求めて、片付けをしていることが分かると思います。
そうやって、片付けは目的次第で、楽しくすることができるのです。
片付けないといけない…という片付けるということが目的の行動ですと、全く楽しくありませんが、自分の過ごす場所を、快適で自分の気持ちの上がる、素敵な空間にするという目的に変えるとどうでしょうか。
ちょっとわくわくしてくる人もいるはずです。
そして、この時点で、片付けるの意味が違ってくると思います。
これをあそこに戻して、これはこっち、落ちている物を拾って、これは洗濯、これは捨てる。
なんて作業自体を考えてしまうと、楽しくありません。
ですから、片付けることを目的とせず、快適な空間を作ることを目的にすれば、嫌な感じはなくなります。
インテリアが好きだったりするとなおさらですよね。
気持ちが変わる空間をつくたいとか、いつでも好きな子を呼べるような空間にするでもいいですよね。
自分が、とにかくゆったりと過ごせる、居心地のいい、一番くつろげる空間を作り出すとか。
そんな風に目的を変えてしまえば、片付けに、嫌な感じはなくなると思います。
力をもらいたいとか、癒されたいという目的で、パワースポットや温泉など、外に何かを求めたりもする場合もあるかと思いますが、家をそんな風に、力がみなぎったり、癒される空間にした方が、毎日がいいことづくめになります。
家が、一番落ち着く場所であるにこしたことはありません。
そんな家が、いつも片付けしなきゃ…なんて思うような、逃げたくなるような空間になっていると、帰宅するだけで、ストレスがたまってしまうと思うんです。
ですから、何か自分の気持ちの上がる目的をつくって、それから片付けをしてみると、片付けは楽しくなりますよ。