カップラーメンは、太りやすいよね
なんて、聞いたことがあると思います。
もしくはそれを信じて、なるべく食べないようにしているかもしれません。
ですが実際には、そんなことはありませんってことを解説していますので、興味のある方は読み進めてみて下さい。
カップラーメンは炭水化物の塊だから太りやすい?
カップラーメンの栄養成分表示をみると分かりますが、炭水化物の量が多く表示されていると思います。
ですから、イメージ的には、太りそうな感じがしてしまいますよね。
ですが、そもそもの話し、炭水化物が多いかそうではないかで、太りやすい太りにくいという判断をするのは間違いです。
太りやすいと思ってしまうのは、ただのイメージですし、実際に太ってしまうのは、カロリー摂取が、カロリー消費を上回っているだけの話しなのです。
ですからカロリーには、炭水化物由来なのか、たんぱく質由来なのかなどは、全く関係がありません。
太りやすいのは、ただのカロリーの摂り過ぎ、食べ過ぎだったというだけの話しなんですね。
なぜなら
ココがポイント
食べなければ、絶対に太れませんので。
私も経験あるのですが、食うに困る状態が、1年ほど続いた時期がありました。
1日1食、食べられたらいいなんて日も多々あり、普通の体形だったのですが、みるみる頬はこけて、あばら骨とかも見えるような感じになったこともあります。
ですから、炭水化物がどうこうではなく、たくさん食べられる環境が、「太りやすい」を作り出しています。
それに余談ですが、太れるということは、それだけ食べ物にお金を使えるということですから、十分お金持ちともいえますよね。
お金がないと、まず太れません。(本当です)
家賃や光熱費、仕事で必要な物などを買っていくと、はじめに意外とお金を使います。
しかも歩合制だったりすると、なおさらで、食べ物にまわせるお金がないのですから、痩せることはあっても太ることはあり得ません。(経験済)
ですから、炭水化物をどうこう言う前に、食べ過ぎていないかどうかが、太ってしまうかそうではないかでは重要になります。
炭水化物ではなくカロリーをみることが大事
カップラーメンは、カロリー高そうですけど、意外とそうでもありません。
代表的な日清のカップヌードルですが、1食スープまで飲んでも351kcalです。
味噌味は385kcalですし、シーフードにいたっても340kcal、カップヌードルのカレーになると、ちょっと高めですが、それでも422kcalです。
他にも、たくさんのカップラーメンがあります。
ラ王(醤油412kcal)
チキンラーメン(どんぶり386kcal)
カップスター(醤油302kcal、豚骨361kcal)
まるちゃん正麺(味噌454kcal、しょうゆ395kcal)
クッタ(醤油345kcal、みそ378kcal)
スーパーカップ豚キムチ(465kcal、MAXとんこつ541kcal)
各メーカーでもいろいろな種類がありますが、意外と大したカロリーではありません。
これに、白ご飯やチャーハン、餃子、デザートなどを摂り入れていくと、総合的にカロリーが多くなってしまうのです。
カップラーメンが太りやすいと言うわけでは、決してありません。
とはいっても、カップラーメンが太るわけではないからといって、ラーメンばかり食べるのは、体にはよくないです。
バランスを考えて食べることが重要なのは当然ですが、ここでは、カップラーメンは太りやすいかどうかを解説しているので、その点には触れていません。
何をもってカロリーが低いといえるのか?
カップラーメンは、1食だいたい約300~500kcal(スープまで飲んで)になりますが、なぜカロリーがそこまで多くはないと言えるのかといいますと、1日の推定エネルギー必要量からみた場合、そこまで多くはありませんということです。
年齢別、活動レベル別で違ってはきますが、どれくらいのカロリーを1日摂ればいいのかという目安が、推定エネルギー必要量になっています。
ちなみにですが、12~49歳までの、身体活動量が低い男性で、推定エネルギー必要量は1日、約2300kcal~2500kcalになっています。
ですから、それをふまえると、カップラーメンを毎食食べたところで、大したカロリー摂取にはなりませんということです。
気をつけなければいけないのは、炭水化物の量ではなく、総カロリー摂取量です。
これが、1日の消費カロリーを超えてしまうと、余った分のエネルギーは、脂肪細胞として体に蓄えられることになります。
炭水化物を減らして食物繊維を摂ろうも嘘
炭水化物は、糖質と食物繊維に分かれます。
ですから、食物繊維が多い食べ物も、炭水化物が多くなるのです。
炭水化物を減らして、食物繊維をたくさん摂りましょうというのは、おかしな話なんですね。
正確には、糖質を減らして、食物繊維の多いものを摂ろうが正解です。
ですが、1日の消費カロリー内であれば、糖質をどれだけ摂ろうが、基本的に太ることはありません。
炭水化物をたんぱく質に置き換えても太ります
たんぱく質は太りにくいというイメージがありませんか?
ですがそれも、間違いです。
ココに注意
実はたんぱく質と炭水化物のエネルギー(カロリー)は、グラム当たり同じです。
どちらも1g当たり4kcalになっています。(ウィルバー・アトウォーターのカロリーメーターから算出)
ですから、炭水化物で摂っていたカロリー分を、たんぱく質に変えたとしても意味はありません。
もちろんですが、消費カロリーを上回ってカロリーを取る場合の話しですが。
ちなみに脂質は、1g当たり9kcalになりますので、脂質の少ない物が、カロリーとしては低くなります。
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まとめ
カップラーメンは、スープまで飲んでも、1食だいたい約300~500kcalです。
1日の推定エネルギー必要量は、目安として12~49歳までの、身体活動量が低い男性で、1日約2300kcal~2500kcalになっています。
そのことから考えても、そこまでカロリーが高いとは言えません。
問題なのは、カップラーメンよりも、炭水化物がどうのこうのよりも、総摂取カロリーを気をつけておけばいいという事になります。
ポイント
気をつけなければいけないのは、総カロリー摂取量
ですから、カップラーメンを毎食食べたとしても、大したカロリーにはなりませんということです。
健康上ではよくないので、その辺は注意が必要だと思いますが。
追記
あまり食べていないんだけど…というのは、その人にとっては、あまり食べていないということです。
食べる量の基準が人それぞれ違いますので、あまり食べていないのに太ると言う場合、食べている内容を一度書き出してみて、客観的に見て見た方がいいと思います。
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