映画キューブは、立方体の部屋に閉じ込められた、6人プラス1人の男女が、脱出するところから始まりました。
それからキューブ2、キューブ・ゼロと続きます。
このストーリーの面白いところは、単純にキューブからの脱出という内容だけではなく、キューブの謎も解き明かしたくなってくる、そんな映画になっています。
ですから、見事にハマりました。
キューブとは、立方体の各面に1つずつ、出入口が付いている部屋のことを、キューブといっています。
ようするに、何か分からないけど、そんな立方体の部屋に閉じ込められたから、脱出しようよっていう、単純明快なストーリーなのですが、それだけでは終わらない要素が、キューブにはあるのです。
映画キューブの感想
1997年制作の映画なので、24年たってようやく観ることができました。
ずっと気にはなってたんですよね。
- キューブとは?
- どんな謎がある?
- 脱出ゲームみたいなもの?
- 自分で挑むのか、閉じ込められたのか?
なんて思いながら、気になって仕方なかったんですけど、何故か気にしているだけで、見ていなかったんです。
古いし、今さらみるのもなぁなんてことで、ずるずるとしていたのですが、ようやくでした。
そこまで見たいと思っていながら、引き延ばし続けた映画って、期待度が上がりますが、それでも率直にいって、みて良かったと思える映画になっています。
そんな古い映画を今さら見て面白いの?
なんて思いますけど、ハッキリいって間違いなく面白いです。
立方体の部屋の中を、永遠移動するだけ。
と言ってしまえば、そうなのですが、ただの部屋ではなく、間違った部屋を選ぶと、高確率でこの世からお別れをすることになります。
どの部屋が安全なのか?
一体いくつ部屋があって、出口はあるのか?
誰がこんなものを作ったのか?
みたいな謎解きが楽しいんですよね。
それに、同じ立方体を永遠と移動するだけなので、時が経った今でも、映像が特段古臭く感じないんですよね。
撮影のやり方に、ちょっと時代を感じてしまう部分もありますけど、24年経っても違和感なく見れてしまう映画です。
さぁ、謎解き開始です!
って感じで、楽しく見ることができます。
グロい部分もありますけど、作り物感があるので、そこまでではないかもとは思いますが、そういうのが苦手な人にはきついかもですね。
キューブのストーリー
キューブに閉じ込められた人達は、立方体の部屋の中で目を覚まします。
いつ連れて来られたのか、どうやって連れて来られたのかも、何も分からないまま、立方体の部屋に入れられているんです。
部屋の各面の真ん中には、簡単に開けられる出入口が、それぞれ6つあるんですけど、それ以外は何もありません。
立方体なので、全部で六ヶ所の出入口から、どっちの部屋に進むかは、自分次第。
そして、その入口を選んで開けると、また同じような立方体の部屋って感じで、それが永遠に続いています。
ただの部屋ならいいのですが、命を奪う仕掛けがあって、基本的には当りの部屋に入らないと、生きて出られません。
罠のある部屋でも、罠をかわせるなら別ですけどね。
ですが、その進む部屋に、どんな罠があるのかも分からないので、生き残る確率は低いわけです。
そんなキューブの、ある一部屋に、5人の男女がたまたま集まってきて、本格的な脱出がスタートします。
はたして何人、生きてでられるのか?
キューブを脱出した先には、何が待っているのか。
そういった謎が好きな人には、おすすめです。(ハマります)
キューブに入れらた人たちの共通点
そんな訳の分からない部屋に、拉致監禁されるくらいなので、何か共通点がありそうですが、何もありません。(多分)
職業、年齢、性別、犯罪歴など、みんな違います。
ですから何もない?とは思うんですけど、そもそもの話、キューブの謎を解けるような、情報を持った人や、頭脳を持った人がいないと話になりませんよね。
ってことで、謎解きに関わる知識や情報を持っている人が、メンバーの中にいるので、選ばれたと言えば、そうなのかもしれません。
そのメンバーがいなかったら、脱出なんて不可能だったと思うので、それぞれ役割があって入れられたみたいな感じにはなっています。
ネタバレ:キューブの謎
キューブの中で出会う男女は、脱出に不可欠な知識や頭脳を持っています。
ですから、部屋に関するヒントを見つけて謎解きをするのですが…。
説明を聞いていても、さっぱり分かりませんでしたので、考えることを放棄しました…。
あー俺が入れられたら、完全にツム奴だってことしか分からないような、謎解きが始まります。
まず、部屋には数字がついています。(部屋番号みたいなものです)
各部屋には、数字が割り振られていて、その数字を読み解くことで、罠のある部屋なのか、安全な部屋なのか、どこの位置にあるのかを見抜くことができます。
見抜けたところで、出口に繋がっているのかは別なんですけどね。
キューブの部屋数
一体キューブは、どこまで続いているのかって、みんな思うと思います。
たくさん同じような部屋が、あるんだろうなくらいにしか思っていませんでしたけど、作中でそれに関してのちょっとした情報から、部屋数を割り出すことになるのですが、部屋数聞いたら、諦めるレベルですよ。
キューブは、巨大な立方体の中に、部屋サイズの立方体が、1万7576部屋集まって出来ているっていうのが分かります。
無理ゲーな話しですよね。
水も食料もないので、もって3日ほどです。
その間に、危険な部屋を回避しながら、脱出しなければいけないのですから。
タイムリミットもありますし、少しずつ謎が解けて物語が進むにつれ、結末が非常に気になってきます。
キューブに集められた人達がどうやって、脱出するのか。
そんな楽しみが、途切れない映画になっていますね。
- どうやってキューブに入ったのか?
- どうやって脱出するのか?
- 誰がキューブを作ったのか?
気になる部分が、たくさんあると思いますので、非常に楽しめます。
謎が謎をよんでくる展開になっていますよ。
映画あるあるはキューブでも
すげーカッコいいこと言ってた人が、真っ先にやられるなんてテンプレですよね。
笑いを取ろうとしているのか、何なのか分かりませんけど、そういうものなんですよね。
ですから、リアルでもカッコつけないようにした方が身のためです。
という教訓も学べます。笑
単純に立方体の部屋からの脱出ゲームなんですけど、謎解きも含めて、魅入ってしまいますよ。
キューブを見られるのは、下記の動画配信サイトです↓
気になったら、チェックしてみて下さい。
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追記
菅田将暉、杏、岡田将生、田代輝、斎藤工、吉田鋼太郎 出演で、日本版のキューブも今年始まります。
ようやくキューブを見た年に、日本版がでたので、びっくりしました。
原作キューブのヴィンチェンゾ・ナタリ監督も参加した、完全オリジナルストーリーになっているみたいです。
これも要チェックですね。
しかし、元祖サイコロステーキ先輩に、柄本時生さんが選ばれてます。
好きな俳優さんんなので、期待大です。
日本版をみたあとのさらに追記:サイコロステーキではなく、「ぷっちょ」でした。