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まじめに考えるのがアホらしく思える映画 クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝

 

クレヨンしんちゃんといえば、「くだらない」ってイメージです。

作品をバカにしているわけではなく、そのくだらなさが魅力的だったりするので、くだらないの意味を逆転させてしまっているアニメが、クレヨンしんちゃんです。

 

クレヨンしんちゃんの単行本も、集めたりしていた時もありますが、やっぱりクレヨンしんちゃんは、動いている方が魅力的ですね。

行動やしぐさ、表情に声がのってくると、さらに面白くなります。

 

そんなクレヨンしんちゃんですが、映画となると、くだらなさにプラスして、感動をさそってくるんですよね。

映画になると感動をさそってくるのは、ドラえもんと同じですが、違いは仲間+家族が絡んでくるタイプになっています。

 

特に、いつもふざけているしんのすけが(本人は真面目かもですが)、「とーちゃん、かーちゃん」って不安になった時、悲しげにいう声には、なんともいえない感情が沸き上がります。

悲しい感じとは全く無縁な、おバカなキャラクターだけに、その時のギャップが、とにかくすごいんですよね。

 

そんな普段のアニメでは見せてこない、映画で見せるしんちゃんのギャップ萌えてきな感じも、個人的にはたまりません。

 

映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝は、行き詰っている人ほど見るべきかも!?

 

もののけニンジャ珍風伝は、映画のタイトルの通り、ニンジャが出てくるお話ですが、しんちゃんは当然、忍術なんて使えません。

ですが、忍術?っぽく使う忍術には、妙に納得させられる奥深いものを感じてしまいます。

 

なにも考えず、なんとなく見ているだけにも関わらず、ちょっとハッとするといいますか、自然と心に響くといいますか、考えさせられてしまう部分もあったりするのです。

ただただ、普通のことを、忍術かのように言っているだけなのですが、いつもふざけまくっているしんちゃんが言うと、不思議と凄いことを言っているかのように聞こえるから、不思議です。

 

たとえば、「忍法、分からないことは人に聞く」です。笑

 

忍法「分からないことは人に聞く」

本当にその通りで、ただ忍法の2文字をつけただけの、ごく普通のことなのですが、「確かに…」って納得してしまうんですよね。

しんちゃんは、使ってはいけないときに使うので、面白いのですが、言葉の意味的には、分からないことは人に聞くなんて、当たり前すぎるんですけど、大人になってくると、その当たり前が出来なくなってしまっていたりするんですよね。

 

知らないことなんて山ほどあるのに、聞けばすぐにわかるにも関わらず、なぜか知らないことが恥ずかしくて聞けないみたいな。

なんのプライドか分かりませんけど、自然と人に聞くことをやめてしまったりしてしまいます。

 

なんでもかんでも人に聞くな!とか言われたりするからでしょうか。

もしくは、大人だったら知っていて当たり前と思われているからか。

 

ですが、前者のセリフをいう人は、実際には説明できない人も含まれていたりするんですよね。

いざ説明しようとすると、難しいみたいなことは多分にありますので。

 

ですから、なんでもかんでも人に聞くなとかいって、誤魔化しているパターンだったりもします。

後者は、ただの恥ずかしがり屋さんですが。

 

しんちゃんを見習って、分からないことは、素直に聞いた方がいいですよね。

親切に教えてくれる人も、たくさんいるんですから。

 

そして極めつけは、「忍法、人生なるようになる」です。

 

忍法「人生なるようになる」

しんのすけが、敵に追われて逃げている最中の、ピンチの時に使う忍法なのですが、そのセリフを聞くと、なんだかちょっと、ホッとしている自分がいたりします。

何かしら悩んでいることが誰しもあると思うんですけど、映画の中では面白い場面なのですが、前向きな気分にしてくれるといいますか、すごく心に響いてくるんです。

 

きっと、しんのすけというキャラクターが言うからいいんでしょうね。

口だけでなく、そういう行動を普段から取っているから。

 

誰か別な身近な人に言われても、まぁ、そうでしょうねくらいの、ただの言葉として聞いてしまうんでしょうけど、しんちゃんの場合は、本当にそうだと、体現してくれている感じがするので、ほっこりします。

ですから、まじめに考えるのが、アホらしく思えて気持ちが楽になるんですよね。

 

家族の想い、絆、気持ちとか、仲間との友情を感じられる、そんな映画でもあるのですが、どこか元気をくれる、そんな要素もあるクレヨンしんちゃんの映画になっています。

 

おすすめ

まじめで、ちょっと行き詰っている人ほど、おすすめできます。

見るつもりもないけど、まぁなんとなぁく見てみるか…。

みたいな、そんなちょっと店を覗いてみるか的な感じで、見てみるくらいでいいかと思います。

 

クレヨンしんちゃんは、くだらなさを楽しめるので、何も考えずに見ることができます。

なにをしても「あーなんかつまんないな」って日が、あったりもしますが、そんな時こそ、クレヨンしんちゃんですね。

 

いつの間にか、しんちゃんの世界にどっぷりつかってしまいますし、見た後は気持ちが楽になります。

それに、ジーンときてしまったりですね。

 

子供がみるアニメって感じですが、真面目な大人ほど見た方がいい気がします。

かといって、クレヨンしんちゃんは、子供に見せたいアニメかと言われると…、ちょっと疑問が残ってしまうのですが、映画の場合は全くの別物ですね。

 

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