仕事をしている中で「本を読め」とか、「本は読んでおいた方がいいよ」なんて、何かと読書をすすめるような、そんなうるさい人が、会社や周りにいたりする場合があるかもしれません。
実は、そういう人が近くにいたら、ラッキーです。
何かと色々世話を焼き、教えてくれる人よりも、本を読むことを勧めてくれる人の方が、ありがたい存在だと気付いた方がいいかもですね。
確かに教えてもらった方が早いですし楽です。
それにその仕事に精通している人からでしたら、的確なアドバイスをもらえることもあるでしょう。
ですが、そんなありがたいアドバイスや解決法を教えてもらうよりも、本を読む習慣をつけていた方が役に立ちます。
教えてもらった内容が役に立たない
今までの経験から、こうなんじゃない?みたいな、本人もよく理解していない問題でも、頼られると、それっぽいアドバイスをしてしまう場合があります。
言った本人が、やったこともないことや、挑戦や経験したこともないことを、それっぽくアドバイスしたりですね。
例えば、やりたいことが見つかって、会社を辞めようと思っていることを相談すると、その業界はヤバいらしいよだとか、そんなにうまくいくわけがないとか、その人の知識の中だけで、なんだかんだと、アドバイスしている場合もあります。
もしくは、やる気になっている人の、脚をひっぱたりする場合もありますよね。(結果的にそうなる場合も)
それに、その会社に長く勤務していて、ベテランと呼ばれているような人でも、今までやってきたやり方を、なんの疑問も持たずに、ただこなしているだけって場合もあります。
そんなにうまくいっていないやり方や、うまくいく可能性の低いことでも、この会社ではこうやっているみたいに、教えている場合もあるのです。
勤めている会社で、その会社のやり方を身につけ、その習慣になれてしまうと、その行動に疑問を持たなくなってしまったりするんですよね。
しかも、教えてもらったことが役に立たなくても、それを疑問にすら思わなくなってしまっていたり。
そうなってしまうと、会社の仕事仲間からのアドバイスが、マイナスになってしまうこともあります。
なぜ本を読めといわれるとラッキーなのか?
本なんて、特にビジネス本や専門書に関しては、自分に何かしらの解決したい問題が起きない限り、いくら本を読めと言われたところで、読みません。
学校の教科書よりは、断然読みやすいと思うのですが、読まない人からすれば、教科書と同じに感じてしまいますからね。
それに、そもそも何か解決したいことがあっても、本を読んで解決なんていうことが、頭にない場合もあります。
私もそうだったのですが、何か解決したい問題があった時でも、ただどうしていいのか分からないままに、時間だけが過ぎていくなんてことがありました。
そんな時は、誰かに聞いて解決するのが定番かもしれませんが、誰も教えてくれない場合もあります。
もしくは、こちらから何も言わなくても、手取り足取り教えてくれて当然、みたいに考えている場合もあるんですよね。
この自分のかかえている問題が、解決できていないのは、うまくいっていないのは、自分のせいではなくて、誰かが教えてくれないからだみたいに。
そんな風に思っていた時期も、私はありました。
それに、歳を重ねていくと、今更聞けないなんてことも出てきてしまいます。
そんなときに、自分の問題を解決する方法を手に入れるなら、「本が役に立つ」ってことを教えてくれる人が、そばにいること自体、どれだけラッキーかって話です。
読書の重要性を教えてくれない場合もある
本を読んでいることを、言わない人もたくさんいると思います。
なぜなら、ビジネスでは、自分よりできない人がいた方が、楽だと思うこともあるからです。
まわりに無知な人がいれば、それだけ自分の重要性が高まります。
そしてそれ以上に、努力する必要性がなくなったりすることもありえるのです。
ですから、どんなに本を読んでいても、その価値を教えないって人もいるんですよね。
本を読んだ方がいいって教えてくれる人がいたら、頭の中に読書という選択肢を与えてくれる人がいるのなら、ラッキーだと思った方がいいです。
ビジネスでは、誰かに聞くより本を読む方がコスパがいい
学校で、学ぶことが身についていると、何か新しいことを学ぶには、どこかの教育機関や、セミナーなどに、学びにいかないといけないなんて考えてしまいがちですが、そんな必要そもそもありません。
ビジネス本を読むだけで、実際事足りてしまいます。
それに、忙しいビジネスパーソンには、そんな習いに行く時間すらも、もてない場合もありますよね。
そして、高額な料金設定だったりします。
問題解決の方法は、よほど特殊でない限り、ほぼすべて本に書いてあります。
ですからあとは、本を読んで問題解決できることを知っているのと、知らないのでは、大きく違ってくるということです。
それに、そもそも何かを専門機関で学んだからといって、うまくいくかどうかも分かりませんし、学んだことをいかさないなんてこともありますよね。
それなら、自分の好きな時間に、好きな場所で学ぶことができ、なおかつ安価なビジネス本を使わない手はないってことを、読書をすすめる人は知っているのです。
相手に合わせるのではなく、自分に合わせて学べるのが本
当然ですが、自分の知ってる中でしか、物事を考えることができません。
知らない情報を考えるなんてことはできませんよね。仮に起業したいと考えても、何をすればいいのかなんて分かるはずもありません。
人に聞くにしても、周りに起業した人がいるのかってことにもなりますし、仮にいたとしても、教えてもらうことができないかもしれません。
それを解決してくれる、自分に知識を与えてくれるのが、本なんですよね。
しかも、いつでもです。
本は、どんな時でも、いつでも教えてくれます。
人の場合はこうもいきません。
相手に予定があったりする場合もありますし、体調が悪いかもしれません。
それに、教えてくれる人にも、自分の人生があります。
常にかまってあげられるわけでもありません。
ですから、手っ取り早く解決したいなら、本を利用した方がいいのです。
ビジネス本もネットの記事を読むのと同じ
読書をする場合、自分の欲しい情報を探さないといけないという面倒はありますが、ネットで欲しいものを探す時となんら変わりません。
その問題解決を知るための媒体が、本なのかネットなのか、はたまた音声なのかってことだけの違いでしかありません。
ですから、本を読むことは、全く難しくありません。
毎日どれだけの記事を、ネットで読んでいるでしょうか。
芸能人がどうだとか、好きな映画のあらすじとか、アニメを無料でみる方法とかですね。
ほとんどを、書いてある文字を読んで、情報を得ていると思います。
読書も同じです。
ネットサーチ=読書
結局、同じ文字ですからね。
どんな媒体で呼んでいるのかだけの差でしかありません。
ですから「本を読む」というキーワードを、頭の片隅にでもインプットしてくれる人が近くにいるなら、まさに僥倖だと思います。
「本を読む」は、ただの選択肢の一部
読書のよさを勧められても、きっとへーそうなんだって感じで、本気で本を読んでみようと考えることは、ほとんどないと思います。
はっきりいって面倒ですからね。
それよりも、ネットでゴシップ記事を見ていた方が、面白く楽しいかもしれません。
それに、何度も言われることで、反発してしまう場合もあるかもしれませんね。
本を読んでいるからなんなの?みたいな。
本を読んでる人が、そんなに偉いのかよみたいなですね。
確かに本は、読まなくても生きていけますからね。
今まで読まなくても、やってこれたし、何も問題はなかったりもします。
ですが、それはきっと自分の欲求にふたをして、諦めてしまった結果かもしれないのです。
解決したいことに、見て見ぬふりをして、どうせ…なんて考え、その場限りの楽しそうなことに逃げているだけかもしれません。
なぜ「本を読め」なのか、なぜそんなことを言ってくるのか?
それは、理由があるからなんですよね。
その人なりのただのお節介、アドバイスだったりするのです。
問題を解決してくれる、選択肢を広げてくれているだけの話しです。
大したことではないんです。
ただの一つの選択肢なんですから。
ですから、なぜ本を読んだ方がいいなんて言うのかというと、実際に読んでみないと分からないと思います。
ですが、読んでみさえすれば分かるんです。
もし自分のかかえている、答えの出なかった答えを導き出すことが、たった1冊でできるかもしれません。
問題解決を探していれば、近いうちに見つかると思います。
そうなった時にきっと、感動すら覚えると思いますよ。
今まで止まっていた時間が動き出す瞬間を、味わえるかもしれません。
それくらい、衝撃的な出会いがビジネス本にはあります。
ですから、本を読めとうるさい人が近くにいたらラッキーなんです。
大袈裟に聞こえるんですけど、読んだことがない人は、問題解決に本を使ってみて下さい。
きっと人生変わります。
一応、私のおすすめは、200万冊読み放題の電子書籍ですね。
サブスクなので、気楽に読めると思います。
それに、ハードカバーの1冊の本よりも安価で、何冊も読み放題なんですから、これを利用しない理由がないほどのサービスです。
まず損をすることはありません。
ちなみにですが、スマホで十分読むことができますので、安心して下さい。
もし、文字を読むのが苦手なら、聞いて学べるオーディオブックもおすすめですね。
オーディオブックか、Amazonのオーディブルの2つのサブスクがあります。
そして、本を読む時間がない人には、要約してくれるサービスをおすすめします。
1冊10分で読めるのは忙しい人には、嬉しいサービスです。
実際に本を買って、読むのも当然ですが、いいと思います。
書いてある内容は同じですが、電子書籍にはない、体験がありますので。
まずは、気楽に読んでみることをおすすめします。
自分の好きな時間に、気楽に読書。
1冊ぜんぶ読まなくても、読みたい部分だけ読んでみても、気付きや発見があると思いますよ。